「屋根リフォームに補助金は使えるの?」
「どんな工事が補助金の対象になるの?」
「申請の手順や注意点が知りたい」
こうした疑問を抱えて屋根リフォームの補助金を調べる方は少なくありません。
屋根リフォームで補助金が使えるかどうかは、工事の目的によって決まるという大前提があります。
本記事では、屋根リフォームで使える主な補助金制度の種類と対象条件、上限金額を解説します。
自治体ごとの違いや申請の注意点、補助金を正しく活用するための手順も順に紹介するので、これから屋根リフォームを検討している方はぜひ参考にしてください。
最後まで読めば、自宅の工事で補助金が使えるかどうかの判断軸がはっきりとわかるはずです。
また屋根リフォームの基礎的な知識についてはこちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事のポイント
- 屋根リフォームで補助金が出るかは「工事の目的」次第|耐震・省エネが対象、経年劣化修理は対象外が多い
- 国の主な制度は3種類(みらいエコ住宅2026事業・耐震改修補助・住宅省エネ2026キャンペーン)で、上限40〜100万円程度
- 自治体ごとに独自の補助金・助成金があり、市区町村単位で内容が大きく異なる
- 申請は工事着工前が原則|「補助金でほぼ無料」と謳う訪問営業には要注意

トベシンホームは、関東に16店舗を構える地域密着型の外壁・屋根・雨漏りの専門家です。
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屋根リフォームで補助金が使えるかは工事の目的次第
屋根リフォームの補助金は、工事の「目的」によって対象になるかどうかが決まります。
症状と必要な工事、補助金の判定を整理した一覧が以下の通りです。
| 症状 | 必要な工事 | 補助金の可否 |
|---|---|---|
| 屋根が重くて地震が心配 | 軽量屋根材への葺き替え | ◎ 出る可能性が高い |
| 夏に暑く冬に寒い | 断熱塗料・屋根裏断熱材施工 | ○ 可能性あり |
| 雨漏り・経年劣化の修理 | 部分補修・防水シート交換 | △ 多くは対象外 |
「補助金があるから工事しよう」ではなく「必要な工事が先に決まってから補助金を確認する」のが正しい順序になります。
屋根が重くて地震が心配 → 耐震補助金
築年数が古く重い和瓦が乗っている住宅では、倒壊への不安から軽量屋根材への葺き替えを検討する方が多くいます。
瓦からガルバリウム鋼板など軽量屋根材への葺き替えは、自治体の耐震改修補助金で対象になる可能性が高い工事です。
国土交通省の耐震改修促進法に基づき、自治体が最も力を入れている分野のため、積極的に活用を検討しましょう。
夏に暑く冬に寒い → 省エネ・断熱補助金
夏場のエアコン代が跳ね上がる・冬場に室内が冷えるという悩みは、屋根の断熱性能不足が原因の場合があります。
断熱塗料の使用や屋根裏断熱材の施工は、省エネ系の補助金で対象になる可能性があります。
ただし塗装単体は自治体によって対応が大きく分かれるため、事前に窓口で確認することが重要です。
雨漏り・経年劣化の修理 → 多くは補助金の対象外
経年劣化による雨漏りや屋根材のひび割れの修理は、国の省エネ・耐震系補助金では原則対象外です。
部分補修や防水シート交換は「性能向上」ではなく「現状維持」と位置付けられるため、補助金の趣旨と合致しません。
ただし、市区町村独自の住宅リフォーム振興系助成金が対象になるケースもあるため、自治体窓口で確認しましょう。
2026年 屋根リフォームで使える国の補助金制度一覧
2026年現在、国レベルで実施されている屋根リフォーム関連の補助金制度を一覧で整理しました。
各制度の詳細・最新情報は公式サイトでの確認をおすすめします。
| 制度名 | 補助上限額の目安 | 主な対象工事 |
|---|---|---|
| みらいエコ住宅2026事業 | 40〜60万円(条件により最大100万円) | 省エネ断熱改修 |
| 耐震改修補助金 | 工事費の10〜20%程度 | 軽量屋根材への葺き替え |
| 住宅省エネ2026キャンペーン | 制度により異なる | 屋根断熱改修など |
3つの制度の概要を順に解説していきましょう。
みらいエコ住宅2026事業
「みらいエコ住宅2026事業」は、国土交通省が実施する省エネ住宅リフォームへの支援制度です。
屋根関連では、屋根断熱改修や高断熱屋根材の設置が主な対象工事として位置付けられています。
上限金額は工事内容によって40〜60万円程度、特定の条件を満たす場合は最大100万円まで補助される枠もあります。
耐震改修補助金
耐震改修補助金は、自治体が国の補助を受けて運営する制度で、重い屋根材から軽量屋根材への葺き替えが対象になります。
補助率は工事費の10〜20%程度が一般的で、自治体によって上限金額や対象条件が異なります。
旧耐震基準(1981年5月末以前)の住宅を主な対象とする自治体も多いため、築年数とあわせて確認しましょう。
住宅省エネ2026キャンペーン
「住宅省エネ2026キャンペーン」は、複数の省エネ関連補助金を統合した国の支援パッケージです。
窓・断熱改修を主軸としつつ、屋根断熱改修が含まれる制度もあり、活用できるケースがあります。
ただし屋根塗装単体は原則対象外となるため、断熱性能向上を伴う工事内容かどうかが判定の鍵になります。
自治体の屋根リフォーム補助金・助成金は市区町村ごとに異なる
屋根リフォームの補助金は、都道府県単位ではなく市区町村単位で制度が異なるのが現状です。
同じ千葉県でも松戸市と千葉市で内容が違うように、お住まいの市区町村独自の制度を必ず確認することが重要です。
調べ方としては、各市区町村の公式サイトで「住宅リフォーム補助金」「住宅改修助成」などのキーワードで検索するのが効率的です。
もしくは、住宅リフォーム担当窓口に直接電話で問い合わせるのも確実な方法になります。
トベシンホーム対応エリア(東京・埼玉・千葉・茨城)にお住まいの方は、無料診断時に担当者に確認することも可能です。
補助金を使い損ねないために知っておくべき3つの注意点
屋根リフォームの補助金は、申請のタイミングや手順を間違えると活用できなくなるケースがあります。
ここでは契約前に必ず知っておきたい3つの注意点を解説します。
3つの注意点を押さえて、補助金を確実に活用できる準備を整えましょう。
工事前の申請が原則必須
補助金制度のほとんどは、工事着工前の申請が条件として定められています。
「工事後に補助金の存在を知った」というケースでは、すでに対象外となり活用できないことが大半です。
工事を検討し始めた早い段階で、自治体窓口や業者に補助金の有無を確認しておくことが大切です。
「補助金でほぼ無料」と謳う訪問営業
「補助金が出るのでほぼ無料で工事できる」と訪問営業で勧誘してくる業者には注意が必要です。
国民生活センターの調査によると、屋根工事の点検商法に関する相談件数は2018年の923件から2022年には2,885件と3倍以上に増加しています。
実態は補助金が出ても工事費の数%〜20%程度の補助にとどまるケースが多く、極端な営業トークは悪質商法のサインと考えましょう。
補助金の予算は上限があり先着順で終了することが多い
補助金制度は年度ごとに予算枠が決まっており、申請枠がなくなり次第終了となる先着順方式が一般的です。
人気の高い制度は、年度開始から数か月で予算枠が埋まることもあります。
工事時期を検討し始めたら、早めに自治体や業者に最新の予算状況を確認することが大切です。
屋根リフォームで補助金を正しく活用するための手順
補助金を確実に活用するには、正しい順序で準備を進めることが重要です。
「補助金が出るから工事する」のではなく「必要な工事が決まってから補助金を調べる」のが正しい流れになります。
具体的な手順は以下の3ステップです。
1つ目は、屋根の状態を専門業者に無料診断してもらい、必要な工事の内容を明確にします。
2つ目は、その工事内容に該当する補助金制度を、国・自治体それぞれで調べて適用可能性を確認しましょう。
3つ目は、補助金の申請窓口で必要書類と手続きを確認し、工事着工前に申請を完了させることが大切です。
この順序で進めることで、不要な工事を避けながら適切に補助金を活用できます。
屋根リフォーム補助金に関するよくある質問
ここでは、屋根リフォーム補助金に関するよくある質問をご紹介します。
- 屋根リフォームの補助金はいくらもらえますか?
-
工事の目的と利用する制度によって金額が大きく異なります。
耐震改修目的では工事費の10〜20%程度、省エネリフォームでは最大40〜100万円程度が目安です。
正確な金額は制度ごとの条件で変わるため、自治体や業者に最新情報を確認しましょう。
- 国と自治体の補助金は併用できますか?
-
制度の組み合わせによって併用可否が異なります。
国の制度と自治体独自制度を併用できるケースもあれば、同じ工事内容では併用不可の場合もあります。
詳細は補助金の公式サイトまたは自治体窓口で確認することが確実です。
- 補助金の申請はいつすればいいですか?
-
工事着工前が原則となっています。
ほとんどの制度では、契約締結や工事開始の前に申請を完了させる必要があります。
工事を検討し始めた早い段階で、申請手続きの準備を進めることが大切です。
- 工事後に補助金の存在を知りました。後から申請できますか?
-
工事後の申請は原則として認められていません。
ほぼすべての補助金制度で「工事着工前申請」が条件になっているため、工事完了後では対象外になります。
だからこそ、工事前の情報収集と確認が非常に重要になります。
- 補助金に対応している業者かどうかはどうやって確認しますか?
-
制度によっては、登録業者や認定業者による施工が条件になっている場合があります。
見積もり依頼時に「この補助金の対応業者ですか」と直接確認するのが確実な方法です。
トベシンホームでは補助金制度の活用にも対応しているため、無料診断時にお気軽にご相談ください。
まとめ
屋根リフォームの補助金は、工事の目的が「耐震性向上」「省エネ・断熱性向上」であれば対象になる可能性が高い一方、経年劣化の修理は対象外になるケースが多いのが現状です。
国の制度では「みらいエコ住宅2026事業」「耐震改修補助金」「住宅省エネ2026キャンペーン」が主な選択肢で、自治体独自の制度もあわせて確認することが重要です。
申請は工事着工前が原則となるため、屋根リフォームを検討し始めた段階で早めに情報収集を始めましょう。
トベシンホームでは、無料の現地調査で屋根の状態確認と補助金活用のご提案まで対応しています。屋根リフォームをご検討の方は、お気軽にご相談ください。
屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。

