外壁の色あせやひび割れが気になり始め、
「そろそろ塗装が必要かもしれない」
と感じている方も多いのではないでしょうか?
ただ、いざ見積もりを取ってみると
「この金額って高いの?」
「他の人はいくらくらいで塗装しているの?」
と、価格の妥当性に迷う方も少なくありません。
特に、初めて外壁塗装を行う方や、前回から10年以上経っている方にとっては、相場感がつかみにくいものです。業者の説明を受けても、根拠がよく分からなかったり、本当にこの価格で適正なのかと不安を抱えてしまうケースもあるのではないでしょうか。
本記事では、2025年6月時点の小売物価統計調査などのデータをもとに、外壁塗装の全国平均価格を具体的にご紹介します。また、見積もりの判断に使える平均価格の活かし方や、価格の裏付けとなる根拠の見つけ方についても分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
なお、外壁塗装の価格については、こちらで網羅的に解説しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント
- 最新データにもとづいた全国の外壁塗装の平均価格
- 自分の見積もりが「高い or 安い」かを判断する基準
- 塗装費用に差が出る主な理由と内訳の見方
- 平均価格を根拠にした見積もり交渉の進め方

トベシンホームは、関東に16店舗を構える地域密着型の外壁・屋根・雨漏りの専門家です。
専属職人による確かな施工や1,000件以上の施工実績からくる技術で、お客様のご要望に応じた施工をお約束します。
まずはお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装の平均価格とは?
外壁塗装の見積もりを取ったとき、
「この金額、高すぎない?」
「他の人はいくらくらい払っているんだろう」
と不安になったことはありませんか?
塗装工事は数十万円から百万円を超えることもあるため、相場を知らずに契約するのは少し勇気がいるものです。適正価格なのか分からないまま契約して、後で後悔したくないと感じている方も多いのではないでしょうか。
そんなとき、ひとつの判断材料になるのが平均価格です。とはいえ、似たような言葉に、相場もあり、違いが分かりにくいと感じる方もいるかもしれません。
ここでは、まず相場と平均価格の違いを整理しながら、平均価格の見方や注意点について分かりやすく解説していきます。
相場と平均価格の違い
外壁塗装における相場とは、地域や業者、塗料の種類などによって変わる価格の幅のことです。このあたりでは30坪でだいたい100万〜130万円くらいなどと、ざっくり示されるものを指します。
一方で、平均価格は、実際の施工データをもとにして計算された数字です。たとえば、100件の工事実績を集めて、その合計金額を割ったものが平均価格になります。
つまり、相場はあくまで目安の範囲であり、平均価格は実際の統計に基づく数値です。
この違いを知っておくことで、見積もりを見たときに自分の金額はどの位置にあるのかを冷静に判断しやすくなるでしょう。
平均価格の算出方法と注意点
平均価格は、国や自治体、業界団体などが集計した統計データをもとにして公表されています。
たとえば、2025年6月に発表された小売物価統計調査によると、全国の外壁塗装の平均単価は1㎡あたり8,234円とされています。
30坪(約100㎡)の戸建て住宅の場合、外壁の塗装面積はおおよそ120㎡程度になることが多いため、単価をかけ合わせると平均費用の目安は約99万円となります。
ただし、この金額はあくまで全国の平均値です。地域や施工条件、選ぶ塗料によって実際の費用は変わってきます。
そのため、全国平均だからこの金額が正しいと思い込まず、あくまで参考値のひとつとして見ることが大切です。
お住いの地域の平均価格が気になる方は、トベシンホームへお問い合わせください。
最新データで見る!外壁塗装の全国平均価格【2025年版】
「平均価格って、実際いくらくらいなんだろう?」
と気になっている方も多いかもしれません。
ここでは、2025年6月時点の公的データをもとに、全国の平均施工費用を具体的に見ていきます。さらに、地域や家の広さによって価格にどれくらい差があるのかもご紹介します。
施工費用の平均価格は約100万円前後
2025年6月の小売物価統計調査によると、外壁塗装の全国平均単価は1㎡あたり8,234円とされています。
一般的な戸建て住宅(延べ床面積30坪=約100㎡)の場合、塗装が必要な外壁面積はおおよそ120㎡前後です。この数値に単価をかけると、施工費用の目安は約99万円となります。
つまり、全国平均としては30坪の戸建て住宅で約100万円前後がひとつの基準と言えるでしょう。
この金額は、極端に安い・高い業者を含めた統計の平均値であり、相場の真ん中にあたるイメージです。明確な数字として把握しておくことで、今後の比較や判断に活かしやすくなります。
地域や面積による価格差の傾向
全国平均があるとはいえ、実際の費用は地域や建物の大きさによって大きく変わる傾向があります。
たとえば、都市部や地価の高いエリアでは、人件費や材料費が上がるため、単価が全国平均より高くなることが多くなります。一方で、地方や競争が激しい地域では、同じ内容でも比較的安く抑えられるケースもあります。
また、塗装面積が広い家ほど、㎡単価がやや割安になる傾向があります。これは、足場代や現場管理費などの固定費が全体に分散されるためです。
つまり、同じ30坪の家でも地域が違ったり、外壁の形状が複雑などの条件によって、見積もり金額に違いが出てくるのは自然なことといえます。
こうした傾向を知っておくと、
「他の人より高いのでは?」
と焦ることなく、自分の条件に合った価格を冷静に見極めることができるようになります。
外壁塗装の平均価格はなぜ差が出る?
見積もりを比べていると、
「どうしてこんなに金額に差があるの?」
と疑問に感じる場面はないでしょうか。
同じ30坪の戸建てでも、業者によって10万円以上の違いがあることも珍しくありません。これは、外壁塗装の費用がいくつかの要素によって構成されているからです。
ここでは、価格に差が出やすい代表的なポイントを3つに分けて見ていきましょう。
使用する塗料の種類と単価の違い
外壁塗装の費用に大きく影響するのが、使用する塗料の種類です。塗料にはそれぞれ特徴や耐用年数があり、単価も大きく異なります。
たとえば、トベシンホームでは以下のような塗料別価格が設定されています。
塗料の種類 | 価格(税込) |
---|---|
無機塗装 | 65.8万円 |
フッ素塗装 | 59.8万円 |
ラジカル塗装 | 39.8万円 |
シリコン塗装 | 29.8万円 |
価格が高い塗料ほど、耐久性が高く塗り替えサイクルが長くなる傾向があります。短期的にはコストがかかっても、長い目で見れば再塗装の回数を減らせる可能性もあります。
予算だけで選ぶのではなく、
- 今後どのくらい家を維持したいか
- メンテナンスの手間を減らしたいか
なども踏まえて選ぶことが大切です。
工事項目と工程ごとの費用差
外壁塗装と一口に言っても、実際の作業は複数の工程に分かれています。足場の設置、高圧洗浄、養生、下塗り・中塗り・上塗り、付帯部の塗装などがその例です。
見積書にはそれぞれの項目ごとの費用が記載されていますが、この内訳によって総額に差が出るケースがあります。付帯部が含まれていなかったり、補修工事が別途必要といった内容の違いも、見積もり金額に影響します。
また、塗料を3回塗るか2回塗るかなど、工程の省略がある場合も見積額が下がる一因となります。ただし、必要な工程が省かれていると、仕上がりや耐久性に影響が出る可能性があるため注意が必要です。
金額だけを見るのではなく、どの作業が含まれているかをしっかり確認しておくと安心です。
業者の規模や地域による違い
同じ工事内容でも、依頼する業者によって価格が異なるのはよくあることです。
たとえば、大手のリフォーム会社は広告費や人件費が多くかかる分、価格が高くなる傾向があります。一方で、地元の施工店は経費を抑えている分、同じ内容でも価格が抑えられることがあります。
また、地域によっても単価は変わります。都市部では職人の人件費や材料費が高くなりやすく、地方では比較的安価に抑えられるケースもあります。
同じ坪数・同じ塗料なのに金額が違うという場合は、こうした背景が影響していることもあるため、地域や業者の特徴を踏まえて判断することがポイントです。
平均価格をどう使う?見積もり比較と判断のコツ
ここまでで、外壁塗装の全国平均価格は30坪で約100万円前後ということが分かってきました。
では、実際に見積もりをもらったとき、
「この価格は高いのか安いのか」
をどう判断すればよいのでしょうか?
ここからは、平均価格を活用して見積もりを冷静に読み解くためのチェックポイントと、交渉時の考え方について解説します。
平均より高い・安い場合のチェックポイント
平均価格よりも見積もり金額が高かった場合、まずはその理由を確認してみることが大切です。
たとえば、以下のような点に注目してみましょう。
- 高品質な塗料が使われている(無機塗料やフッ素塗料など)
- 外壁以外に屋根や付帯部などの追加工事が含まれている
- 足場代や保証費用があらかじめ含まれている
- 補修工事や防水処理がプラスされている
一方、見積もりが平均より極端に安い場合には、以下のような可能性も考えられます。
- 工程が省かれている
- 塗料のグレードが低い
- アフターサービスや保証内容が十分でない
価格だけで判断するのではなく、どのような工事が、どの範囲で含まれているかを確認して、内容に納得できるかどうかを見極めることが重要です。
平均価格を根拠にした価格交渉の仕方
見積もりを見て、少し高いかもと感じたときは、平均価格を根拠に業者と交渉することも可能です。
たとえば、以下のように伝えると、納得のいく対話が進めやすくなります。
- 全国平均で30坪だと100万円前後と聞いたのですが、この金額との差は何に由来しますか?
- 他社さんと比べると少し高めに感じたのですが、何か追加工事や保証が含まれていますか?
このように丁寧に質問することで、単なる値引き交渉ではなく、内容のすり合わせができるきっかけになります。価格だけでなく、工事の内容や保証の違いに目を向けることが、失敗しない業者選びにつながるでしょう。
外壁塗装平均価格を自宅に当てはめると?
平均価格を見ても、自分の家の場合はどうなのかが気になる方も多いかもしれません。
ここでは、トベシンホームが実際に行った施工事例をもとに、条件別の費用感を見てみましょう。
施工エリア | 建物条件 | 工事内容 | 費用の目安(税込) |
---|---|---|---|
千葉県野田市 | 築18年・30坪 | 外壁+屋根塗装(セット施工) | 100〜150万円 |
流山市 | 築31年・戸建て | 外壁・屋根・付帯部の塗装 | 100〜150万円 |
野田市 | 築18年・戸建て | 外壁+屋根塗装(規模小) | 50〜100万円 |
このように、建物の大きさだけでなく築年数や塗装範囲によっても費用に差が出ることがわかります。
自宅の条件に近い事例を参考にしておくと、見積もり金額に納得しやすくなり、業者との話し合いもスムーズに進めやすくなります。
外壁塗装ならトベシンホームにおまかせください

項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | FCR株式会社(トベシンホーム) |
本社所在地 | 〒271-0064 千葉県松戸市上本郷2868-8 Googleマップ |
電話番号 | 0120-685-126 |
営業時間 | 8:00〜20:00 年中無休 |
ここまで外壁塗装の平均価格や判断のポイントを見てきて、
「そろそろ業者に相談してみようかな」
と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方には、地域密着で安心の施工を行っているトベシンホームがおすすめです。
トベシンホームは、関東一円で5,500件以上の施工実績を持つ外壁塗装の専門店です。価格設定も明朗で、たとえば以下のような塗装プランを用意しています。
塗料の種類 | 価格(税込) |
---|---|
シリコン塗装 | 29.8万円 |
ラジカル塗装 | 39.8万円 |
フッ素塗装 | 59.8万円 |
無機塗装 | 65.8万円 |
「できるだけコストを抑えたい」
「長持ちする塗料で安心したい」
など、希望やご予算に合わせた提案が可能です。
すべての工事は自社施工で対応しており、現地調査から見積もりまで無料です。築年数や劣化状況がわからないという場合も、専門スタッフが分かりやすくご案内いたします。
見積もりを見てからじっくり考えたいという方も、まずはお気軽にご相談ください。
外壁塗装の平均価格についてよくある質問
外壁塗装を検討している方から、よくいただくご質問をまとめました。
「まだ工事は先かな」
「費用の負担が心配」
と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 外壁塗装はいつするのがベスト?
-
築10年を過ぎたら、一度は診断を受けるのがおすすめです。
目立った劣化がなくても、紫外線や雨風の影響は少しずつ蓄積しています。色あせ・チョーキング・ひび割れなどが見られる場合は、塗り替えのサインです。
- 外壁塗装の費用は分割払いできる?
-
はい、業者によっては分割払いやローン対応が可能です。
トベシンホームでも分割相談が可能で、自治体の補助金制度が活用できるケースもあります。契約前に支払い方法や助成制度を確認しておくと安心です。
- 外壁塗装の価格が高すぎるときは?
-
相見積もりの取得と、プランの見直しがおすすめです。
屋根や付帯部を分けて検討したり、塗料のグレードを調整することで費用を抑えられる場合があります。まずは見積もりの内訳を丁寧にチェックしましょう。
まとめ
外壁塗装の見積もりが、高いのか安いのか分からないと感じたとき、全国の平均価格を知っておくと、判断に役立ちます。
2025年時点の平均単価は1㎡あたり8,234円、30坪の戸建て住宅では約100万円前後が目安です。ただし、塗料の種類や工事範囲、地域によって金額に差が出ることもあるため、見積もりは内容までしっかり確認することが大切です。
トベシンホームでは、明朗な価格と豊富な実績をもとに、安心して相談できる環境を整えています。見積もりの段階から丁寧にご説明しますので、納得してから契約したいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。

屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。