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外壁塗装の訪問販売でよくある営業トークとは?手口・断り方を解説

近所で工事している者ですが、お宅の外壁が心配で…
今なら足場代無料で塗装できますよ

インターホンから聞こえるこんな営業トークに、心当たりはありませんか?一度断ったはずなのに、手を変え品を変え、執拗に訪問してくる外壁塗装業者に悩まされている方も少なくないでしょう。

外壁塗装の訪問販売では、巧妙な話術で不安を煽り、その場で契約を迫る悪質業者が存在します。今すぐ工事しないと大変なことになると危機感を植え付けたり、本日限定の特別価格だと焦らせたり。

冷静な判断をさせないまま、高額な契約書にサインさせようとする手口が横行しています。

でも、ご安心ください。悪質業者の手口と正しい対処法を知れば、どんなにしつこい営業も撃退できます。万が一契約してしまっても、クーリングオフ制度を使えば8日以内なら無条件で解約可能です。

この記事では、なぜ外壁塗装の訪問販売でトラブルが絶えないのか、その構造的な問題から、悪質業者が使う4つの典型的手口、営業トーク別の断り方、そして本当に信頼できる業者の見極め方まで、実践的な対策まで解説します。

大切な住まいを守るために、ぜひ最後までお読みください。

なお、外壁塗装の詐欺については以下の記事で詳しく解説しているので、合わせてご確認ください。

この記事のポイント

  • 外壁塗装の訪問販売トラブルが多いのは完全歩合制の営業体系と高額な工事単価が原因
  • 悪質業者は「劣化を大げさに指摘」「今だけ割引」「近所や公的機関を装う」「無料点検」などの手口を使う
  • 効果的な断り方はインターホン越しで「必要ありません」と明確に伝え、質問には一切答えないこと
  • 契約してしまっても8日以内ならクーリングオフで無条件解約可能、消費生活センターに相談を
  • 信頼できる業者選びは施工実績・資格・保証内容・評判を確認し、必ず複数社から見積もりを取る
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専属職人による確かな施工や1,000件以上の施工実績からくる技術で、お客様のご要望に応じた施工をお約束します。

まずはお気軽にお問い合わせください。

目次

外壁塗装の訪問販売とトラブルが多い理由

外壁塗装の訪問販売は、全国で消費者トラブルが相次いでいます。飛び込み営業による強引な契約から、高額請求や手抜き工事まで、被害の形態はさまざま。

ここでは、訪問販売で外壁塗装を依頼する際のリスクと、悪質業者がなぜなくならないのかを詳しく解説します。

トラブルに巻き込まれないためにも、その背景を理解しておきましょう。

訪問販売で外壁塗装を依頼するリスク

外壁塗装の飛び込み営業で契約すると、トラブルに発展しやすいのが現実です。実際に、不要な工事をでっち上げて工事代金を吊り上げたり、相場を大きく超える高額な費用を請求したりするケースがあります。中には、手抜き工事を行う業者も。

悪質な場合、施工ミスがあっても放置されることもあります。最悪のケースでは、業者と連絡が取れなくなることもあるでしょう。

訪問業者は専門知識に疎い顧客心理につけ込み、半ば強引に契約を進めようとします。その場で契約してしまうと、相場以上の金額を払わされたり不要な工事をさせられる恐れがあります。

外壁塗装は高額な費用がかかるため、一度契約してしまうと被害も深刻になりがち。訪問販売で勧誘されても即答で契約しないよう、慎重に対応することが大切です。

失敗できない外壁塗装の業者選び。外壁塗装工事をするか迷っている段階でも構いませんので、外壁塗装について疑問をお持ちの方やお見積りを取りたい方は、トベシンホームの無料相談をぜひご利用ください。

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外壁塗装の悪質業者がなくならない理由

悪徳な訪問販売業者が後を絶たない背景には、外壁塗装営業の「儲けやすさ」と「営業手法」に原因があります。訪問営業のセールスマンは多くが完全歩合給で、契約を取れないと収入をほとんど得られません。

そのため、営業マンは契約が取れるまで、必死に戸別訪問を繰り返すでしょう。

外壁塗装は工事単価が高いため、悪質業者にとって一軒契約するだけでも大きな利益となります。そこで、知識のない家を見つけたら即日契約を迫ろうとするため、こうした無理な営業が横行しやすいのです。

外壁塗装の訪問販売は社会的にも悪いイメージが定着しています。それでも、契約が取れるかもと考える一匹狼的な営業マンが後を絶ちません。

高い歩合給による強引なノルマと、一件あたりの利益の大きさが相まって、悪質な訪問販売業者がなかなか無くならない要因となっています。

訪問販売の悪質業者が使う営業トークと手口

外壁塗装の訪問販売では、巧妙な話術で契約を迫る悪質業者が存在します。彼らは不安を煽り、お得感を演出し、信頼を装うさまざまな手口を使います。

ここでは、劣化の指摘から割引トーク、身分偽装、無料点検まで、代表的な4つの手口とその対処法を詳しく解説します。

これらの手口を知っておけば、いざ訪問を受けたときも冷静に対応できるでしょう。

手口1:劣化を大げさに指摘する

悪質な訪問営業は、小さなヒビやコケなどを過剰に取り上げます。

「このままだと雨漏りしますよ」
「早く直さないと家が腐ります」

と、軽微な劣化でも大惨事になるかのように危機感を植え付たり、不安を煽ったりするのが常套手段です。

今すぐ工事しないと大変だと思い込ませますが、実際にはそれほど緊急性がない場合がほとんど。築10年程度の家なら、多少の劣化があっても通常はすぐに大きな問題にはなりません。

こうした手口に対しては、実際に本当に深刻な状態か疑い、安易に信じないことが大切です。不安を感じたら、複数の業者に見てもらってから判断しても遅くありません。

手口2:「今だけ割引」で急がせる

大幅値引きで即決を迫るのも典型的な手口です。悪質業者は「本日限り」「今だけ」と強調し、冷静な判断力を奪おうとします。

しかし、塗装工事は材料費や人件費などコストがかかるため、50%オフや足場代無料など極端な値引きは、本来現実的ではありません。

実際には、最初から不自然に高い金額を提示し、割引トークを出すケースもあります。見せかけの値引きで焦らせていることもあるでしょう。

本当に良い業者なら、お客様に考える時間を与えてくれるはず。外壁塗装は大きな買い物になるため、落ち着いて他社の相場も含め検討することが重要です。

手口3:ご近所や公的機関を装う

近くで工事している業者や市の委託業者であると身分を偽り、信頼を得ようとする手口もあります。近くで工事中だと訪問してくるケースもありますが、一見ただの挨拶に見せかけて、実は営業目的です。

中には本当に近所で工事している家がないのに、このトークを使う業者も少なくありません。市役所からの依頼で点検に回っていると公的機関を名乗る場合もありますが、行政が個別の住宅に無償で訪問して塗装を勧めることは通常ありません。

こうした場合、会社名や具体的な工事場所を明かさずに、いきなり玄関先に誘導しようとするのも特徴です。本当に近隣挨拶なら、工事住所や日程を書いた資料を持参するはずです。

そのような資料が無かったり詳細をはぐらかす場合は営業目的と考え、取り合わないようにしましょう。

手口4:無料点検を口実に契約を持ちかける

無料で点検すると親切そうに持ちかけ、家に上がり込んで点検を始める手口もあります。

一度屋根や外壁の点検を許すと、業者は素人には確認しにくい部分の写真を撮ります。そして、

「今すぐ修理しないと雨漏りします」
「瓦が割れて危険です」

などと、事実と異なる深刻な不具合を指摘してくるでしょう。

中には他の家で撮った破損箇所の写真を見せたり、点検中にわざと小さな破損を作って不安を煽る悪質なケースもあります。

無料といわれると断りにくい心理につけ込んだ手口です。しかし、その場で契約を迫られても決して即答せず、一旦追い返すことが大切でしょう。

本当に点検が必要なら、信頼できる第三者に改めて依頼してください。正規の業者なら、無料点検だけで終わることもきちんと受け入れてくれます。

トベシンホームでは、無料のドローン点検をご提供しています。無理な勧誘は一切行いませんので、お気軽にご相談ください。

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外壁塗装の訪問販売の断り方

訪問販売で外壁塗装を勧められたとき、どう断ればよいか迷う方も多いでしょう。ここでは、効果的な断り方の基本ポイントから、営業トーク別の対処法、それでもしつこい場合の対応、そして万が一契約してしまった場合のクーリングオフまで詳しく解説します。

適切な断り方を身につければ、強引な営業にも冷静に対処できるようになります。

外壁塗装の訪問販売を断るポイント

訪問業者が来た際は、まず直接対面せずインターホン越しで対応するのが鉄則です。

玄関ドアを開けてしまうと相手のペースに乗せられやすくなります。ドアは開けずにインターホンだけで応対すれば、営業マンに主導権を握られるリスクを減らせるでしょう。

断る際は必要ない旨を明確に意思表示することが重要です。曖昧な返事をすると「可能性あり」と見なされ、再訪問されかねません。

質問をされても応じず、

「結構です」
「必要ありません」

とだけ伝えましょう。

はっきり断ることで、再勧誘の帽子にもつながります。相手がどんなに親切そうに見えても、必要のないものは必要ないと伝える勇気を持ってください。

【営業トーク別】訪問販売の断り方

訪問販売のセールストークに応じた上手な断り方を知っておくと、落ち着いて対処できます。

近所は皆工事しているといわれた場合は、

「そうですか。しかし、うちはうちのタイミングで自分で探した業者に依頼しますので必要ありません」

ときっぱり伝えると効果的です。

契約を急かす割引トークには、

「そういうセールスはすべてお断りしていますので失礼します」

とサッと切り上げるのがよいでしょう。

ポイントは相手のセリフに引きずられず、自分の方針をはっきり示すことが大切です。どんな営業トークでも、他者とも比較して検討することや今は契約を考えていないと明確に伝え、即答を避けてください。

丁重かつ断固とした姿勢で断りましょう。

それでもしつこい場合はどうすればよい?

明確に断っても営業マンが居座るようなら、毅然と警察に相談すると告げましょう。特定商取引法では、断られたのに執拗に勧誘すること自体が違法となる可能性があります。

居直られたり身の危険を感じる場合は、ためらわず110番通報して構いません。しつこい訪問販売員を家に上げるメリットは一切ありません。

最終的には法的措置も辞さない態度で臨むことが、自分と家族を守ることに繋がります。相手が帰らないときは、遠慮なく警察の力を借りてください。

契約してしまったら?クーリングオフの検討を

万一強引な訪問販売で契約書にサインしてしまった場合でも、あきらめる必要はありません。訪問販売で交わした契約は、書面を受け取った日を含め8日以内であれば無条件で契約解除できます。これが「クーリングオフ制度」です。

たとえ工事がもう始まってしまっていても、契約後8日以内ならクーリングオフが可能。その場合、業者は工事前の原状に建物を戻す義務があります。

手続きの方法がわからなければ、自分だけで悩まずに早めに第三者機関に相談しましょう。各地の消費生活センターや住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住まいるダイヤル」などでは相談に乗ってくれます。

契約を取り消せる期間は限られています。落ち着いて速やかに対応しましょう。

不安な点があれば専門機関にアドバイスを仰ぎ、適切にクーリングオフ手続きを進めることが大切です。

信頼できる外壁塗装業者を選ぶ5つのポイント

外壁塗装を成功させるには、信頼できる業者選びが何より重要です。訪問販売ではなく、自分で納得のいく業者を見つけるためのポイントを押さえておきましょう。

ここでは施工実績の確認から、保証内容、口コミ、見積もりの見方、そして複数社比較まで、失敗しない業者選びの5つのポイントを詳しく解説します。

施工実績や資格を確認する

まずは、その業者に十分な施工実績があるかを確認します。経験豊富な会社であれば安心して工事を任せられるでしょう。公式サイトに施工事例の写真や動画が多数公開されているような業者は、信頼性も高いといえます。

職人が資格を持っているかも判断材料になります。外壁塗装には国家資格の「塗装技能士」があり、一級取得には7年以上の実務経験が必要です。社内に1級塗装技能士など有資格者が在籍している業者なら、長い経験と高度な技術を持つ職人がいる証明になるでしょう。

資格がすべてではありませんが、豊富な実績と専門資格の有無は信頼できる業者選びの重要なチェックポイントです。

保証やアフターサービスを確認する

外壁塗装は施工後のアフターフォローも含めて初めて安心できます。優良な業者ほど、施工後何かあった場合の保証内容が充実しています。

口頭の約束だけでなく、保証範囲や期間を明記した書面(保証書)を発行してくれるかを確認しましょう。「塗膜◯年保証」といった形で明文化されていれば、万一のときも安心です。

さらに、定期点検などのアフターサービスがある会社だとより安心感が増します。適切な時期に無料点検をしてもらえる制度が整っていれば、長期にわたって我が家の外壁を任せられるでしょう。

工事が終わってからが本当のお付き合いともいえます。保証とアフター対応が手厚い会社を選ぶことが大切です。施工後のトラブルに迅速に対応してくれるかどうかも、事前に確認しておくとよいでしょう。

地元での評判や口コミを確認する

業者選びでは、実際に利用した人の口コミや評判も大いに参考になります。その会社の公式サイトを見るだけではわからない対応品質や問題点などが、口コミを見ることで見えてくるからです。

Googleマップのレビューや専門サイトの口コミで評価が高い業者は、一応信頼度が高いと考えられます。逆に悪い評判が多い業者は避けた方が無難でしょう。

ただし口コミはあくまで個人の感想であるため、中には行き違いによる低評価もあります。鵜呑みにしすぎず参考程度に留めつつ、見積もり時の対応や提案内容も含め総合的に判断することが大切です。

また、近隣の評判やクチコミ紹介など、地域での評判もチェックしてみましょう。実際に施工した近所の方に話を聞けると、より確実な情報が得られます。

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見積もり内容や対応を確認する

信頼できる塗装業者ほど、見積もりが明瞭で説明も丁寧です。提出される見積書に塗料の製品名や使用缶数、各工程の単価などが詳細に記載されているか確認しましょう。金額の根拠がわかりやすいかもポイントです。

金額だけポンと書かれた見積もりより、内訳がはっきりしている方が誠実な業者といえます。不明な項目があれば遠慮なく質問してみてください。

担当者の対応も重要なチェックポイントです。こちらの話を親身に聞き、難しい専門用語ばかり並べずわかりやすく説明してくれるかを見極めましょう。

契約を急かす営業トークをする担当者であれば要注意です。そうした場合、安くする代わりに手抜き工事をされる可能性もあります。

打ち合わせ時の雰囲気や対応に少しでも不信感を覚えたら、その業者との契約は見送った方が無難です。

複数社から見積もりを取る

外壁塗装を安心して任せられる業者を選ぶには、必ず複数の会社から見積もりを取って比較検討することが大切です。国や自治体も、高額な工事を勧められたらすぐに契約せず、必ず複数社から見積もりをとって総合的に判断するよう注意喚起しています。

相見積もりをすることで各社の価格や提案内容、対応の違いが見えてきます。適正価格やサービスの良し悪しを判断しやすくなるでしょう。

1社だけの話で決めてしまうと、相場とかけ離れた高額契約を結んでしまうリスクがあります。面倒でも最低2~3社の見積もりは取りましょう。

複数社を比較する中で信用できそう業者が見つかれば、安心して工事を任せられます。価格だけでなく、提案内容や対応の質も含めて総合的に判断することが成功への近道です。

トベシンホームなら安心して外壁塗装を依頼できます

項目詳細
会社名FCR株式会社(トベシンホーム)
本社所在地〒271-0064
千葉県松戸市上本郷2868-8
Googleマップ
電話番号0120-685-126
営業時間8:00〜20:00 年中無休

悪質な外壁塗装の訪問販売を受けて、

「強引な営業で不信感を持ってしまったが、本当に外壁塗装が必要なのか知りたい」
「訪問販売の見積もりが高額すぎる気がするので、適正価格を確認したい」
「信頼できる業者にじっくり相談してから工事を検討したい」

とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

トベシンホームは、関東一円で5500件を超える施工実績を持つ住宅リフォーム専門会社です。屋根や外壁、床下、設備に至るまで、点検・工事の相談を受け付けており、見積もりや点検のみの相談でも丁寧に対応します。

無理に契約を勧めるような営業は行っておらず、工事の必要性や費用の妥当性をお客様と一緒に検討する姿勢を大切にしていますので、安心しておまかせいただけます。

訪問販売とは違う誠実な対応で、外壁塗装の本当の必要性を判断したい方は、トベシンホームにお気軽にご相談ください。

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外壁塗装についてよくある質問

訪問販売でやってはいけないことは?

外壁塗装の訪問販売を受けた際、絶対にやってはいけないのはその場で契約を決めてしまうことです。強引な業者に契約を急かされても、即決でハンコを押すのは厳禁です。

「検討します」や「また今度お願いします」といった曖昧な返事をするのも避けましょう。それでは断ったことにならず、後日また勧誘される口実を与えてしまいます。

訪問販売では相手ペースに乗らないよう、やり取り自体を早めに切り上げるのが鉄則です。家に上げない、個人情報を書かない・渡さない、即答しない、この3つを守り、契約は必ず持ち帰って冷静に検討するようにしましょう。

信頼できる外壁塗装業者を見極める方法は?

信頼できる業者を見極めるにはいくつかのポイントがあります。施工実績が豊富かどうか、有資格の職人が在籍しているか、そして会社として適切な建設業の許可を持っているかは基本的な確認事項です。

口コミ評価が高いかも参考になります。また、初回問い合わせや見積もり時の担当者の対応が誠実で、説明がわかりやすいかどうかも重要です。保証内容がしっかりしている会社は施工後も安心できるでしょう。

以上の点を総合的にチェックし、複数社を比較検討することで信頼できる外壁塗装業者を見極められます。

訪問販売でも良い外壁塗装業者である可能性はある?

訪問販売=すべて悪徳業者とは限りません。飛び込み営業自体は営業手法の一つであり、中には誠実な業者が混ざっている可能性もあります。高品質な施工を行う信頼できる会社が訪問営業をしているケースもゼロではありません。

しかし現実問題として、訪問販売には悪質な業者が多いのも事実です。訪問販売で来た業者がたとえ一見まともでも、他社と相見積もりを取る、資格や実績を確認する、契約を急がないなど、慎重に見極める必要があります。

他の業者以上に注意深く信頼性をチェックしてから依頼すべきでしょう。

外壁塗装の相場は?

外壁塗装の費用は建物の大きさや塗料によって幅がありますが、一般的な戸建住宅(延床30坪前後)なら外壁のみで約60~100万円、外壁と屋根を両方塗装する場合で80~120万円程度が目安です。外壁延べ坪数が40坪程度の家では、相場として80~130万円前後になることが多いです。

これより極端に高額な見積もりや、逆に安すぎる金額を提示された場合は注意が必要でしょう。相場を大きく逸脱する高額見積もりはボッタクリの恐れがありますし、安すぎる場合も手抜き工事など品質面の不安があります。

複数社の見積もりを取り、一般的な相場範囲かどうか確認しながら判断するとよいでしょう。

まとめ

外壁塗装の訪問販売トラブルは、完全歩合制の営業ノルマと高額な工事単価が組み合わさることで、悪質業者が後を絶たない構造的な問題を抱えています。

本記事では、悪質業者が使う4つの典型的手口として、劣化を大げさに指摘する、今だけ割引で急がせる、ご近所や公的機関を装う、無料点検を口実にする手法を解説しました。これらに対しては、インターホン越しで必要ないと明確に断ることが最も効果的です。

万が一契約してしまっても、8日以内ならクーリングオフで無条件解約が可能です。困った時は消費生活センターなどの相談窓口を活用しましょう。

信頼できる業者を選ぶには、施工実績や資格の確認、保証内容の充実度、地元での評判、見積もりの透明性、そして必ず複数社から相見積もりを取ることが重要です。

外壁塗装は高額な工事だからこそ、訪問販売での即決は避け、じっくりと信頼できる業者を選ぶことが、安心・安全な住まいづくりへの第一歩となります。

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