「外壁劣化診断士ってどんな資格なんだろう」
「この資格を持っている業者に頼むべきなのかな」
「診断がないとどんなリスクがあるんだろう」
外壁塗装や屋根工事の業者選びで、このような疑問を抱える方は少なくありません。
業者のホームページで「外壁劣化診断士在籍」という表示を見かけることがありますが、この資格がどれほど重要なのか判断するのは難しいものです。
実際、外壁劣化診断士は建物の劣化状況を正確に診断し、適切な修繕方法を提案できる専門家として、業者選びの重要な判断基準となります。
この記事では、外壁劣化診断士の具体的な仕事内容から、診断がない場合のリスク、診断の流れまで詳しく解説します。資格の重要性を理解することで、信頼できる業者を見極め、満足度の高いリフォームを実現できるでしょう。
なお、外壁塗装の業者については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント
- 外壁劣化診断士は建物診断の専門資格
- 診断がないと施工不良のリスクが高まる
- 業者選びの重要な判断基準となる

トベシンホームは、関東に16店舗を構える地域密着型の外壁・屋根・雨漏りの専門家です。
専属職人による確かな施工や1,000件以上の施工実績からくる技術で、お客様のご要望に応じた施工をお約束します。
まずはお気軽にお問い合わせください。
外壁劣化診断士とは
外壁劣化診断士は、建物の劣化状況を正確に診断し、適切な修繕方法を提案する専門家です。
この資格を持つ専門家がいることで、適正な診断と工事が可能となるでしょう。
一般社団法人住宅保全推進協会が認定する民間資格
外壁劣化診断士は、一般社団法人住宅保全推進協会によって2012年に創設された民間資格です。
国家資格ではありませんが、建物の劣化診断に関する専門知識と技能を証明する信頼性の高い資格として位置づけられています。2022年までに74回の試験が実施され、2000人以上が受験し、合格率は約50~75%程度となっています。
この数字からも、一定の専門性が求められる資格であることがわかるでしょう。
建物の劣化状況を診断し適切な修繕方法を提案する役割を持つ
外壁劣化診断士の主な役割は、建物の各部位の劣化状況と雨水の侵入や漏水のリスクについて診断することです。
診断結果に基づいて、建物の維持管理について適切な対処の方針を提示します。単に劣化箇所を指摘するだけでなく、依頼者の予算や状況に合わせた複数の修繕プランを提案できることが特徴です。
将来的な問題発生リスクを減らすための方法を見つけ出すことが、最も重要な役割といえます。
受験資格は実務経験3年以上または建築士・宅建士資格が必要
外壁劣化診断士の受験は誰でも可能ですが、一定の条件を満たした方が対象として想定されています。
建築業または不動産業での実務経験が3年以上ある方、あるいは建築士や宅建士などの有資格者が主な対象です。試験は4択式で100問が出題され、合格基準は70点以上となっています。
実務経験や国家資格が条件となっていることから、資格自体のレベルの高さが伺えるでしょう。
外壁劣化診断士の4つの具体的な仕事内容
外壁劣化診断士の業務には、診断から報告、提案まで幅広い内容が含まれます。
これらの業務を通じて、依頼者にとって最適な工事を実現することができます。
仕事内容①:目視調査で建物全体の劣化状況を確認する
外装の劣化は、現場で実際に建物を確認しなければ正確な診断ができません。
外壁劣化診断士は現地に赴き、自分の目で実際に確認することで、本当に必要な工事を見つけ出します。画像からでは適切な提案はできないため、目視調査は診断の基本となる重要な工程です。
屋根の診断ではドローンを使用して、人が簡単に行けない場所や死角も詳細にチェックすることが可能となっています。
仕事内容②:寸法測定で正確なリフォームプランを作成する
すべての建物が既製品をそのまま使っているとは限りません。
寸法が合わない場合は、設置できるサイズにスケールダウンして使用したり、オーダーメイドで用意したりすることもあります。実寸法を計測することは、今の建物にマッチさせるために重要な工程です。
正確な寸法測定によって、無駄のない材料発注と適切な施工計画が可能となるでしょう。
仕事内容③:診断書作成で劣化状況をわかりやすく報告する
建物を診断した結果を依頼者に提示することは非常に重要です。
従来の工務店などでは、口頭での説明で概算を伝えるだけで終わることもありました。外壁劣化診断士は診断書を作成して、依頼者にわかりやすく明確な状況を伝えることで、どんな工事が必要なのかを理解してもらえます。
診断書には写真や映像といった視覚的要素も添付され、より正確な情報提供が行われるのです。
仕事内容④:修繕プラン提案で予算に応じた複数の選択肢を提示する
診断書によって、必要な工事内容が初めて依頼者に提示できます。
この時、1つしか修繕プランを提示できなかったなら、依頼者には選択肢ができません。いくつかのプランを提示することで、依頼者の状況に合わせた方法で工事を進められるのです。
たとえば、10年近くノーメンテナンスで耐えられる高品質な工事から、5年程度の耐久性でコストを抑えたプランまで、予算に応じた最適な選択肢を用意できます。
外壁劣化診断士がいる業者を選ぶ3つのメリット
外壁劣化診断士が在籍する業者には、一般的な業者にはない大きな利点があります。
これらのメリットを理解することで、業者選びの重要な判断基準となるでしょう。
メリット①:建物の劣化状況を正確に診断できる
外壁劣化診断士は、国土交通省のガイドに沿ったチェック内容に基づいた診断を行います。
職人の感覚や勘で調査するわけではなく、根拠のある診断のため客観的な判断が可能です。屋根や外壁だけでなく、屋根裏やベランダの防水層まで、一般の方では気づけない劣化症状も見逃しません。
ドローンや赤外線サーモグラフィといった最新機器を使用した診断により、より精度の高い調査結果が得られます。
メリット②:適切な修繕方法と費用相場を提示してもらえる
劣化状況を正確に診断できることで、本当に必要な工事だけを提案してもらえます。
経験則だけで対応する業者では、過剰な工事を提案されたり、逆に必要な工事が見落とされたりする可能性があるでしょう。外壁劣化診断士は建物の状態に応じた最適な修繕方法を複数提示し、それぞれの費用相場も明確に説明してくれます。
依頼者は予算と必要性を照らし合わせながら、納得のいく選択ができるのです。
メリット③:専門用語をわかりやすく説明してもらえる
塗装業界では「クラック」「シーリング」「ラジカル」といった専門用語が飛び交うことが多くあります。
こうした専門用語になじみがない方がほとんどでしょう。外壁劣化診断士は、これらの専門用語もわかりやすく嚙み砕いて説明することができます。
診断結果や修繕プランを理解しやすい言葉で伝えてくれるため、依頼者は安心して工事を任せることが可能となります。
外壁劣化診断士の診断がない場合のリスク
適切な診断がないまま工事を進めると、さまざまな問題が発生する可能性があります。
これらのリスクを理解することで、診断の重要性を認識できるでしょう。
リスク①:劣化状況を正確に把握できず不適切な工事になる可能性がある
専門的な診断がないと、建物の劣化状況を正確に把握することが困難です。
表面的な劣化しか確認できず、見えないところで進行している劣化を見落としてしまう可能性があります。その結果、必要な箇所の補修が行われないまま塗装だけを実施してしまい、数年後に大きなトラブルにつながることもあるでしょう。
適切な対策が取れないことで、建物全体にも影響が及んでしまう危険性があります。
リスク②:必要以上の工事を提案される可能性がある
逆に、劣化していない箇所まで補修と塗装を提案される可能性もあります。
客観的な診断基準がない業者では、利益を優先してムダに高額な塗料を提案したり、不要な工事を追加したりするケースも見られるでしょう。外壁劣化診断士による適切な診断があれば、本当に必要な工事だけを選択できます。
過剰な工事による費用の無駄を防ぐことができるのです。
リスク③:施工後にはがれやひび割れなどのトラブルが発生しやすい
適切な診断なしに施工を進めると、施工不良のリスクが高まります。
下地の状態を正確に把握せずに塗装を行うと、塗膜のはがれやふくれといったトラブルが早期に発生する可能性があるでしょう。想定されていた耐用年数10年の塗料が、3年程度ではがれてしまうといった事例も少なくありません。
専門的な診断に基づいた施工であれば、こうしたトラブルを未然に防ぐことができます。
外壁劣化診断士による診断の流れ
外壁劣化診断士の診断は、計画的な手順で進められます。
診断手順を把握しておくことで、安心して診断を見守ることができるでしょう。
建築図面で建物の基本情報を確認する
診断の最初のステップとして、建築図面などで建物の基本的な情報を確認します。
各部位の建材の種類を特定し、建物の構造や使用されている材料を把握することで、適切な診断方法を選択できます。建物の築年数や過去のメンテナンス履歴なども確認し、劣化の進行度合いを予測するための基礎情報を収集するのです。
この事前確認によって、現地調査をより効率的に進めることが可能となります。
目視や機器を使用して各部位の劣化状況を調査する
建物の基本情報を確認した後、実際に現地で劣化状況を調査します。
目視による確認はもちろん、ドローンや赤外線サーモグラフィといった適切な機器を使用して、詳細な診断を実施するのです。漏水のリスクがあれば雨水の侵入や漏水の可能性の有無も確認します。
診断時間は2時間以上かけて隅から隅まで調査する方針を取る業者も多く、徹底した調査が行われるでしょう。
診断結果を報告書にまとめてわかりやすく説明する
全体の診断を終えたら、現状と適切な維持管理方針や方法を報告書にまとめます。
報告書には写真や映像といった視覚的要素も添付され、専門知識のない依頼者でも理解しやすい内容となっています。この報告書に基づいて、わかりやすい言葉で説明を行い、依頼者が正しい判断ができるようサポートするのです。
報告書は依頼者の大切な資産の行く末を左右する重要な資料となります。
外壁塗装・屋根工事はトベシンホームにご相談ください

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 屋号 | トベシンホーム |
| 会社名 | FCR株式会社 |
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| 営業時間 | 8:00〜20:00 (年中無休) |
トベシンホームは、関東圏で豊富な外壁塗装・屋根工事の実績を持つ外装リフォーム専門店です。千葉県・埼玉県・茨城県を中心に、各地域の気候条件や建築様式を熟知した専門スタッフが、お客様の建物に最適な工事プランをご提案しています。
調査から施工、アフターフォローまでを自社スタッフが一貫して担当する体制により、高品質な施工と適正価格を実現しているのが特徴です。建物の劣化状況を詳しく調査し、本当に必要な工事だけを提案することで、お客様の満足度向上に努めています。
外壁や屋根のリフォームでお悩みの際は、ぜひトベシンホームにご相談ください。
まとめ
外壁劣化診断士は、建物の劣化状況を正確に診断し、適切な修繕方法を提案できる専門家です。一般社団法人住宅保全推進協会が認定する民間資格であり、受験には実務経験3年以上または建築士・宅建士資格が必要となっています。
診断業務には、目視調査、寸法測定、診断書作成、修繕プラン提案の4つがあり、それぞれが建物を長持ちさせるために重要な役割を果たしているのです。
外壁劣化診断士がいる業者を選ぶことで、正確な診断、適切な修繕方法の提示、わかりやすい説明といったメリットが得られるでしょう。
逆に、適切な診断がないまま工事を進めると、不適切な工事や過剰な提案、施工後のトラブルといったリスクが高まります。業者選びの際は、外壁劣化診断士の在籍を重要な判断基準として検討することをおすすめします。

