「外装劣化診断士と外壁診断士って何が違うの?」
「業者のホームページで見かけるけど、どっちの資格を持つ業者を選べばいいんだろう」
「そもそもこの資格ってどれくらい重要なの?」
外壁塗装や屋根工事の業者を選ぶ際に、このような疑問を抱える方は少なくありません。
外装劣化診断士と外壁診断士は、どちらも外壁や屋根の劣化を診断できる専門資格ですが、対象範囲や専門分野に明確な違いがあります。
外装劣化診断士は既存住宅の劣化診断に特化しているのに対し、外壁診断士は新築と既存住宅の両方に対応できるのです。
この違いを理解することで、自分の状況に適した資格を持つ業者を選ぶことができるでしょう。
この記事では、外装劣化診断士と外壁診断士の3つの違いから、それぞれの仕事内容、適しているケースまで詳しく解説します。業者選びの判断基準として役立てていただけるはずです。
なお、外壁塗装の業者については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント
- 外装劣化診断士は既存住宅診断に特化
- 外壁診断士は新築と既存の両方に対応
- 状況に応じて適した資格を選ぶべき

トベシンホームは、関東に16店舗を構える地域密着型の外壁・屋根・雨漏りの専門家です。
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外装劣化診断士と外壁診断士の3つの違い
外装劣化診断士と外壁診断士には、対象範囲や専門分野に明確な違いがあります。
これらの違いを理解することで、自分の状況に適した資格を持つ業者を選べるでしょう。
違い①:対象範囲の違い
外装劣化診断士は既存住宅に対するスペシャリストであるのに対し、外壁診断士は新築及び既存住宅の両方に対応できます。
外装劣化診断士は中古住宅を徹底的に調査・判断し、劣化部分を直すための最良の方法を提示できるのが特徴です。一方で外壁診断士は、新築物件の工事ミスや突発的な事故にも対処できる幅広い対応力を持っています。
すでに建っている住宅のリフォームを検討している場合は、外装劣化診断士の専門性が活きるでしょう。
違い②:専門分野の違い
外装劣化診断士は建物の劣化を判断するスペシャリストです。
どんな場所に劣化が発生していて、補修方法にはどれだけの選択肢があるのかを提示できるのがこの資格の強みとなります。外壁診断士は建物の屋根や外壁に関する公正なアドバイスができる存在です。
環境に合った外壁を選ぶコツやトラブル解決方法など、まんべんなく提案できる点が外壁診断士の特徴といえるでしょう。
違い③:アプローチ方法の違い
外装劣化診断士は、外装の劣化から今後発生し得るトラブルを未然に防ぐアプローチをとります。
すでにあるトラブルが今後どんな発展を見せるかを予期して、どんな対策を講じるべきかを判断するのです。外壁診断士は、すべての建物をベストな状態に導くアドバイスを得意としています。
より良い補修結果につなげるための総合的なアドバイスができるのが、外壁診断士のアプローチ方法です。
外装劣化診断士とは
外装劣化診断士は、建物の劣化状況を確認し補修方法を提案するスペシャリストです。
資格取得のために得た知識が、実際の現場で十分な成果に導く役に立ちます。
一般社団法人住宅保全推進協会が認定する民間資格
外装劣化診断士は、一般社団法人住宅保全推進協会が認定する民間資格です。
年に数回行われる外装劣化診断士試験に合格することで資格を取得できます。試験は四肢択一方式で100問出題され、70点以上が合格基準となっています。
合格率は約50%といわれており、適切な知識がなければ取得は難しい資格といえるでしょう。
既存住宅の劣化診断に特化したスペシャリスト
外装劣化診断士は、既存の建物にある劣化状況を正しく判断し、適切な修復・補修方法を提示することができます。
依頼者の不安を取り除きながら最高のプランを提供するために、建物の劣化レベルを判断できる有資格者なのです。塗装状況や破損状況を正しく判断するには、資格取得のために得た知識が重要となります。
経験だけで対応する工務店と比べて、明確な根拠に基づいたアドバイスができるのが強みです。
受験資格は実務経験3年以上または建築士・宅建士資格が必要
外装劣化診断士試験の受験資格には、いくつかの条件が定められています。
日本国籍または永住権を有する方で、建築業や不動産業での実務経験が3年以上ある方が対象です。建築士や宅地建物取引主任者の資格を所得している方も受験できます。
基本的には誰でも受験することが可能ですが、実務経験や専門資格が求められることから資格の信頼性が高いといえるでしょう。
外装劣化診断士の4つの仕事内容
外装劣化診断士の仕事内容は、診断から報告、提案まで幅広く含まれます。
これらの業務を通じて、依頼者にとって最適な工事を実現することができます。
目視調査で建物全体の劣化状況を確認する
外装の劣化は、現場で実際に物件を確認しなければ正確な診断ができません。
画像からでは適切な提案はできないため、現地に赴いて診断士の目で実際に確認することで本当に必要な工事が見つけられるのです。見た目では分からない外壁の本当の姿を把握できます。
建築構造や建築材料の材質を総合的に考慮し、屋根や外壁の劣化状況を的確に判別できるのが外装劣化診断士の強みです。
寸法測定で正確なリフォームプランを作成する
すべての建物が既製品をそのまま使っているとは限りません。
寸法が合わない場合は、設置できるサイズにスケールダウンして使用したり、オーダーメイドで部材を準備したりします。実寸法を計測することは、今の建物にマッチさせるために重要な工程です。
これにより、修繕作業がスムーズに進み、無駄のない材料発注と適切な施工計画が可能となるでしょう。
診断書作成で劣化状況をわかりやすく報告する
建物を診断した結果を依頼者にわかりやすく伝えるための診断書を作成します。
従来の工務店などでは、口頭での説明で概算を伝えるだけで終わることもありました。診断書を作成することで、依頼者にわかりやすく明確な状況を伝え、どんな工事が必要なのかを理解してもらえるのです。
工事後に思いもよらない金額を提示されるというトラブルも予防できるでしょう。
修繕プラン提案で予算に応じた複数の選択肢を提示する
診断書を基に、複数の修繕プランを依頼者に提示します。
1つしか修繕プランを提示できなかったなら、依頼者には選択肢ができません。いくつかのプランを提示することで、依頼者の状況に合わせた方法で工事を進められるのです。
10年近くノーメンテナンスでも耐えられる工事から、5年程度の耐久性でコストを抑えたプランまで、予算に応じた最適な選択肢を用意できます。
外壁診断士とは
外壁診断士は、屋根や外壁のさまざまな性質や課題に対応できる知識を有するスペシャリストです。
新築やリフォームの際、外壁や屋根に関するアドバイスを的確に行うことができます。
新築と既存住宅の両方に対応できる資格
外壁診断士は、新築及び既存住宅の外壁や屋根に対するスペシャリストです。
新築の屋根や外壁を扱えることが、外装劣化診断士との唯一の違いとなります。新築物件でも、稀に工事ミスや突発的な事故により問題が発生する可能性があるのです。
それらの対処に最適なプランを提示できるのが、外壁診断士の強みといえるでしょう。
外壁や屋根に関する公正なアドバイスができる
外壁診断士は、建物の屋根や外壁に関する公正なアドバイスができる存在です。
環境に適していて予算内で最も長持ちする塗料の種類や、汚れに強い塗装方法など、具体的な相談に対して的確な答えを出してくれます。日の当たらない外壁面だけコケの繁殖が目立つといった問題にも、適切な解決策を提案できるのです。
外壁や屋根の劣化症状を正確に診断できるプロの資格として信頼性があります。
建物をベストな状態に導くスペシャリスト
外壁診断士は、すべての建物をベストな状態に導くアドバイスを得意としています。
劣化診断や補修アドバイスだけでなく、新築時の外壁材選びや環境に合った塗料選定など、幅広い相談に対応できるのです。トラブル解決方法をまんべんなく提案できる点が特徴となります。
建物の長期的な価値維持を考えた包括的なプランを提供できるのが、外壁診断士の役割です。
雨漏り鑑定士との違い
外装劣化診断士と雨漏り鑑定士は、アプローチ方法に違いがあります。
それぞれの専門分野を理解することで、状況に応じて使い分けることができます。
外装劣化診断士は将来的なトラブルを未然に防ぐ
外装劣化診断士は、外装の劣化から今後発生し得るトラブルを未然に防ぐアプローチをとります。
すでにあるトラブルが今後どんな発展を見せるかを予期して、どんな対策を講じるべきかを判断するのです。将来的な問題発生リスクを減らすための方法を見つけ出すことが、最も重要な役割といえます。
予防的な観点から建物を守るためのアドバイスができるのが特徴です。
雨漏り鑑定士は既に発生した雨漏りを解決する
雨漏り鑑定士は、雨漏りのスペシャリストとして今ある雨漏りを解決、根絶する方法を提示します。
原因がある上で解決方法を提示するため、雨漏り鑑定士のアプローチは問題ありきであるということです。雨漏りの発生原因や被害状況の把握、解決方法に関する専門知識を持っています。
雨漏りを止めるために外装劣化診断士や外壁診断士と同レベルの知識を身につけているのが雨漏り鑑定士の強みでしょう。
それぞれの資格が適しているケース
状況に応じて、適した資格を持つ業者を選ぶことが重要です。
それぞれの資格の特性を理解して、最適な業者を選びましょう。
外装劣化診断士が適しているケース
外装劣化診断士は、既存住宅のリフォームや修繕を検討している場合に適しています。
築10年以上の住宅で外壁や屋根の劣化が気になる方、劣化部分の補修方法を知りたい方におすすめです。的確な補修内容を相手に伝えるという手間を正しく行える専門家として、信頼性が高いといえます。
中古住宅を徹底的に調査・判断できるスペシャリストとして、最良の補修方法を提示してもらえるでしょう。
外壁診断士が適しているケース
外壁診断士は、新築時の外壁材選びや新築物件の施工不良チェックに適しています。
新築やリフォームの際に外壁や屋根に関するアドバイスを的確に受けたい方、環境に合った外壁を選ぶコツを知りたい方におすすめです。新築物件でも稀に工事ミスや突発的な事故が発生する可能性があります。
それらの対処に最適なプランを提示できるのが、外壁診断士の強みといえるでしょう。
雨漏り鑑定士が適しているケース
雨漏り鑑定士は、既に雨漏りが発生している場合に適しています。
雨漏りの原因特定は非常に難しく、点検方法や状況把握に関して詳しい知識が求められるのです。天井や壁から水が染み出してきた、雨の日に室内が湿っぽくなるといった症状がある場合は雨漏り鑑定士に相談すべきでしょう。
既に発生してしまった雨漏りをどうやって解決すべきかに特化した資格として、頼りになる存在です。
外壁塗装・屋根工事のご相談はトベシンホームまで

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 屋号 | トベシンホーム |
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調査から施工、アフターフォローまでを自社スタッフが一貫して担当する体制により、高品質な施工と適正価格を実現しているのが特徴です。
建物の劣化状況を詳しく調査し、本当に必要な工事だけを提案することで、無駄な費用を抑えながら満足度の高いリフォームを実現しています。
外壁や屋根の劣化が気になる方は、ぜひトベシンホームまでご相談ください。
まとめ
外装劣化診断士と外壁診断士には、対象範囲、専門分野、アプローチ方法の3つの違いがあります。外装劣化診断士は既存住宅の劣化診断に特化したスペシャリストであり、外壁診断士は新築と既存住宅の両方に対応できる資格です。
外装劣化診断士は一般社団法人住宅保全推進協会が認定する民間資格で、受験には実務経験3年以上または建築士・宅建士資格が必要となります。
仕事内容には、目視調査、寸法測定、診断書作成、修繕プラン提案の4つがあり、それぞれが建物を長持ちさせるために重要な役割を果たしているのです。
雨漏り鑑定士は既に発生した雨漏りを解決することに特化しており、外装劣化診断士とはアプローチ方法が異なります。
既存住宅のリフォームには外装劣化診断士、新築時の外壁選びには外壁診断士、雨漏りトラブルには雨漏り鑑定士が適しているでしょう。業者選びの際は、これらの資格の違いを理解したうえで、自分の状況に適した専門家を選ぶことをおすすめします。

