屋根葺き替えの時期は築20〜30年が目安!5つの劣化サインと適した季節

屋根葺き替え時期

築20年を超えた家にお住まいの人のなかには「屋根の葺き替えはいつすればいい?」という疑問を抱えている人もいるでしょう。「うちの屋根はまだもつ?」「先延ばしにするとどうなる?」など、多くの不安があるはずです。

屋根葺き替えの時期は、築20〜30年が目安です。屋根材の下に敷かれた防水シート(ルーフィング)の寿命がこの年数にあたるためで、屋根材の種類や劣化状況によって前後します。

時期を逃すと下地の腐食が進み、修繕費用が膨らむことから、劣化サインの早期確認が不可欠です。

この記事では、住まいの葺き替え時期と、今すぐ対応が必要な5つのサインをわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。

なお、屋根の葺き替えについてはこちらの記事で網羅的に解説していますのでぜひご覧ください。

この記事のポイント

  • 葺き替え時期は築年数・劣化サイン・季節の3軸で判断する
  • 屋根材ごとの耐用年数はスレート20〜30年、ガルバリウム30〜40年、和瓦50年以上
  • 葺き替えを先延ばしにすると修繕費用が数倍に膨らむリスクがある
  • 雨漏りや広範囲のひび割れは築年数に関わらず即対応が必要なサインである
  • 工事に適した季節は春(3〜5月)と秋(9〜11月)が最もおすすめである
  • 葺き替え時期に迷ったらまずは専門業者による無料点検で現状確認をすべきである

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【結論】屋根葺き替えの時期は築20〜30年が目安

屋根葺き替えの目安となる築年数は、一般的に20〜30年です。

理由は、屋根材の下で雨水の浸入を防いでいる防水シート(ルーフィング)の寿命が20〜30年であるためです。瓦のように本体が50年以上もつ屋根材でも、屋根としての寿命は下地の防水シートで決まります。

ただし、これはあくまで目安であり、屋根材の種類や設置環境によって前後します。同じ築年数でも、沿岸部や寒冷地では劣化が早まるケースも少なくありません。

そのため、築年数だけで判断せず、屋根材別の耐用年数と劣化サイン、工事に適した季節を組み合わせて計画することが大切です。

【屋根材別】屋根葺き替え時期と耐用年数の早見表

屋根材ごとの葺き替え時期の目安を、次の早見表にまとめました。

屋根材葺き替え時期・耐用年数の目安
スレート20〜30年
ガルバリウム鋼板30〜40年
トタン10〜15年
アスファルトシングル15〜30年
和瓦・洋瓦(粘土瓦)瓦本体は50年以上(屋根としては下地の20〜30年で判断)
セメント瓦20〜40年

表の年数は、あくまで屋根材本体の目安です。とくに、瓦は本体が長持ちする一方、下地の防水シートが20〜30年で寿命を迎えるため、瓦がきれいでも築20〜30年を過ぎたら点検が必要です。

また、同じ屋根材でも環境によって寿命は前後します。沿岸部の塩害地域では金属屋根の腐食が早まり、積雪や凍結の多い地域ではひび割れが進みやすいなど、立地条件も踏まえた判断が欠かせません。

今すぐ屋根葺き替えを検討すべき5つの劣化サイン

築年数にかかわらず、次の5つのサインが見られたら葺き替えの検討をおすすめします。

【緊急】雨漏り・天井のシミが発生している

雨漏りの形跡

室内に雨漏りが確認された場合、屋根材だけでなく防水シートや下地の野地板まで劣化が進んでいる可能性が高い状態です。

天井のシミや室内のかび臭さも、雨水がすでに建物内部へ浸入しているサインです。外から見て屋根に異常がなくても、内部では劣化が進んでいることがあります。

雨のたびにシミが少しずつ広がっている場合は、浸入が続いている証拠です。放置すると木材の腐食やシロアリ被害につながり、建物全体の耐久性を損なうリスクがあります。

この状態になったら、部分補修では根本解決にならないケースがほとんどのため、速やかに専門業者へ相談することが重要です。

【緊急】屋根材が広範囲にひび割れ・めくれ・浮きを起こしている

欠けている屋根

屋根材に広範囲のひび割れやめくれ・浮きが見られる場合は、葺き替えを検討すべきサインです。留め具の緩みによる浮きは台風時に屋根材が飛散する危険性もあり、近隣への被害につながることもあります。

地上から確認する場合は、双眼鏡やスマートフォンのズームを使うと屋根に登らず安全です。台風や強風の翌日はとくに念入りな確認が必要です。

部分的な損傷であれば補修で対応できるケースもありますが、複数箇所に及んでいる場合は全面的な対応が必要です。1枚の割れを直しても周囲の屋根材が同じように傷んでおり、結果として全面工事に至ったケースが少なくありません。

【要注意】屋根材が柔らかくなり反りが出ている

スレートなどの屋根材が水分を吸って柔らかくなったり、端が反り上がったりしている状態は、素材自体の劣化が進んだサインです。

反りが出た屋根材は踏むと割れやすく、塗装をしても元の強度には戻りません。塗膜で保護できるのは素材が健全なうちだけで、変形が始まった屋根材には塗装の効果が長続きしないためです。

また、反りの隙間から雨水が入り込み、下地の劣化を早めることもあります。日差しと雨の影響を受けやすい軒先や屋根の端は、反りが最初に現れやすい場所です。

地上から屋根の輪郭が波打って見えるなど、広範囲に反りが確認できる場合は、葺き替えを含めた検討が必要です。

【要注意】コケ・藻が根付いている

苔の生えたスレート屋根

屋根材の防水性が低下すると、湿気を含み続けた表面にコケや藻が繁殖しはじめます。

見た目の問題にとどまらず、コケが根付くと屋根材の内部から劣化が進行し、強度が著しく低下します。北側の屋根面や日当たりの悪い立地では進行が早い傾向にあるため、緑色の付着や黒ずみが目立ってきたら点検のタイミングです。

この状態では、塗装やカバー工法では対応しきれないことも多く、全面葺き替えが必要になるケースが少なくありません。

なお、高圧洗浄機でのDIY除去はおすすめできません。弱った屋根材の表面を傷め、かえって劣化を早めるおそれがあります。

【経過観察】色あせ・チョーキングが出ている

色褪せているスレート屋根

屋根材の色あせや、触ると白い粉が付くチョーキング現象は、塗膜の劣化を示すサインです。

この段階では、まず塗装によるメンテナンスで対応できる場合がほとんどです。ただ、放置すると防水性が落ち、ひび割れやコケの発生につながります。

ただし、耐用年数を超えている場合や他の劣化症状と重なっている場合は、葺き替えを視野に入れた専門家への相談をおすすめします。

チョーキングは、手の届く範囲なら表面を指でなぞって白い粉が付くかどうかで確かめられます。屋根には直接触れられないため、色ムラやツヤの消え方を地上から観察するのが現実的な確認方法です。

屋根の状態は、地上から見上げるだけでは正確に判断できません。屋根に登っての自己確認は転落の危険があるため避けましょう。

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屋根葺き替えの費用相場は95〜250万円が目安

30坪前後の一般的な戸建ての場合、屋根葺き替えの費用相場は総額95〜250万円が目安です。スレートなら95〜170万円、ガルバリウム鋼板なら100〜200万円、和瓦・洋瓦なら120〜250万円と、選ぶ屋根材によって幅があります。

この金額には、足場の設置費や既存屋根材の撤去・処分費も含まれます。また、下地の野地板が傷んでいると補修費が加わるなど、屋根の状態によっても総額は変動します。

正確な金額は屋根を見ないと判断できないため、最終的には現地診断と見積もりで確かめることが必要です。坪数別の費用早見表と損しない業者の選び方は、次の記事で解説しています。

屋根葺き替えを先延ばしにすると修繕費用が膨らむ

葺き替えの時期を先延ばしにすると、次の2つのリスクによって出費がかえって増える可能性があります。

雨漏り発生後は野地板・室内の補修費が上乗せされる

劣化の初期段階で葺き替えを行えば、屋根材の交換と防水シートの施工のみで済むケースがほとんどです。

一方、雨漏りが発生してからでは、腐食した野地板の交換や天井・壁の内装補修が加わり、工事費が数十万円単位で上乗せされるケースもあります。さらに放置が長引くと、シロアリの駆除や構造材の補強まで必要になることもあるのです。

結果、劣化の初期なら屋根工事のみで収まったはずの費用が、大きく膨らんでしまいます。早い段階での決断が、最も出費を抑える選択につながります。

劣化が進むとカバー工法を選べず選択肢が狭まる

屋根リフォームには、既存屋根の上に新しい屋根材を重ねるカバー工法という選択肢もあります。葺き替えより費用と工期を抑えやすい工法ですが、下地が健全であることが前提です。

劣化を放置して雨漏りや下地の腐食が始まると、カバー工法は選べなくなり、費用のかかる葺き替えしか選択肢が残りません。実際の現場でも「もう少し早ければカバー工法をご提案できたのに」というケースは少なくありません。

どちらの工法を選べる状態かは下地の点検ではじめて判断できます。早めに動くほど工法の選択肢が多く残り、結果として総費用を抑えやすくなります。

屋根葺き替えに適した季節は春と秋

屋根葺き替えは1年を通して施工できますが、工事のしやすさには季節差があります。ポイントは次の2つです。

春(3〜5月)と秋(9〜11月)は天候が安定し工期どおり進みやすい

春は気温・湿度ともに安定しており、屋根工事に最も適した季節のひとつです。梅雨が始まる前に工事を完了できるため、雨で工期が延びるリスクを抑えられます。

台風シーズンが落ち着く9月下旬以降から11月初旬にかけても、工事に向いた時期です。冬本番の前に屋根を新しくしておけば、寒冷期の雨漏りリスクも抑えられます。

なお、春と秋は屋根工事の繁忙期にあたり、希望日程が埋まりやすい時期でもあります。

工事希望月の2〜3か月前をめどに点検と見積もりを済ませておくと、希望どおりの時期に着工しやすくなります。秋の工事を考えているなら、夏のうちの相談が安心です。

梅雨・台風期・真冬は工期が延びやすい

梅雨は雨天が続き工期が延びやすく、真夏は職人の熱中症リスクや高温による施工精度への影響が懸念されます。

8〜9月の台風期は、強風で作業を中断する日が増えるうえ、足場や養生シートの管理にも注意が必要な時期です。真冬は気温低下により防水シートの接着が安定しにくくなることもあります。

真夏(7〜8月)も施工自体は可能ですが、職人の熱中症対策で作業時間を調整する場合があり、工期には数日の余裕を見込んでおくと安心です。ただし、雨漏りなどの緊急サインが出ている場合は、季節を待たずに工事するほうが被害を抑えられます。

屋根葺き替え工事の期間は足場設置から12〜20日が目安

屋根葺き替えの工事期間の目安と流れは、次のとおりです。

工事の流れは足場設置から撤去まで7工程

30坪前後の一般的な戸建ての場合、屋根の上での実働は7〜10日程度、足場設置から撤去までのトータルでは12〜20日程度が目安です。工事は次の7工程で進みます。

  • 足場の設置
  • 既存屋根材・防水シートの撤去
  • 野地板の補修・増し張り
  • 防水シート(ルーフィング)の敷設
  • 新しい屋根材の取り付け
  • 棟板金の取り付け・完了確認
  • 足場の解体

工程のなかで最も重要なのは、防水シートの敷設です。屋根の防水性能はこのシートの施工品質で決まるため、天候の安定した日を選び、撤去と同日に一気に仕上げるのが基本です。

工程ごとの日数の目安や工期を短くするコツは、次の記事で解説しています。

天候や下地の劣化状況によって工期は延びる

工期が延びる主な要因は、雨天による中断と下地補修の追加です。防水シートの敷設中に雨が降ると屋根の内部に水が入るため、雨の日は作業を止めるのが原則です。

また、既存の屋根材をはがした際に野地板の腐食が見つかると、補修や増し張りの追加で数日延びることがあります。野地板の状態は屋根材をはがすまで正確にわかりません。

見積もりを取る段階で、下地補修が必要になった場合の追加費用を確認しておくと、想定外の出費を避けやすくなります。梅雨や台風期は中断が重なりやすいことから、日程には余裕を持たせておくことが大切です。

工事中も住みながら生活できる

屋根葺き替えは、住みながら工事できるのが基本です。仮住まいや引っ越しの必要はありません。

ただし、既存屋根材の撤去工程は騒音とほこりのピークにあたるため、在宅ワークや小さな子どもの昼寝には配慮が必要です。騒音がとくに大きいのは既存屋根材の撤去日を中心とした2〜3日程度で、工事期間中ずっと続くわけではありません。

また、足場設置時は車の駐車場所の移動をお願いする場合があり、工事中は外に洗濯物を干せないこともあります。

事前に業者と工程表を共有し、生活への影響が大きい日を把握しておくと、当日になって慌てずに済みます。

屋根葺き替え時期に迷ったらまずは無料点検がおすすめ

項目詳細
屋号トベシンホーム
会社名FCR株式会社
本社所在地〒271-0064
千葉県松戸市上本郷2868-8
Googleマップ
電話番号0120-685-126
営業時間8:00〜20:00 (年中無休)

葺き替えが必要かどうかの判断は、専門家による点検なしには正確に行えません。屋根の劣化は外から見えにくい部分で進むことが多く、素人判断では見落としが生じやすいためです。

トベシンホームでは無料での現地調査に対応しており、最短即日での訪問も可能です。点検時には屋根の状態を写真・動画でご確認いただけるため、工事の必要性を客観的に判断できます。

葺き替え時期に迷っている方は、まず現状把握から始めることをおすすめします。費用が発生するのは工事を依頼した場合のみですので、お気軽にご相談ください。

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口コミ・評判

施工に関する説明がとても良かったです。質問事項にも的確に答えが返ってきて安心感がありました。今回、屋根と外壁をお願いさせて頂きましたが、職人さんの迅速かつ丁寧な仕事ぶりに感謝しています。施工期間も非常に短期間で、仕上がりにも大変満足しています。

引用元:Google

施工内容のご説明にご安心いただけたとのこと、大変うれしく思います。

お客様に納得いただいたうえで工事を進められるよう、丁寧で分かりやすい説明を心がけております。また、現場では迅速かつ丁寧な作業を徹底し、短期間で高品質な仕上がりを実現できたことを職人一同誇りに感じております。

今後も安心と満足をお届けできるよう努めてまいります。

屋根の老朽化が気になっていましたが、トベシンホームにお願いして正解でした。丁寧な現地調査と提案に安心感を覚え、施工も期待以上のクオリティでした。信頼できる業者に出会えて良かったです。

引用元:Google

数ある業者の中からトベシンホームをお選びいただき、心より感謝申し上げます。

お客様に安心してお任せいただけるよう、現地調査から施工まで丁寧な対応と確実な仕上がりを心がけております。仕上がりにご満足いただけたことが、私たち職人にとって何よりの励みです。

今後もお願いして良かったと思っていただけるよう、ひとつひとつの現場に真摯に向き合ってまいります。

施工実績

この事例では、所有アパートで発生した雨漏りの修繕をできるだけ費用を抑えて行いたいとのご要望を受け、コストパフォーマンスに優れた屋根カバー工法をご提案。

工事費用は約150〜200万円で、全面葺き替えに比べて大幅なコスト削減を実現。ガルバリウム鋼板を使用することで、費用を抑えながらも高い防水性と耐久性を確保しました。

結果として雨漏りは完全に解消され、見た目も美しく仕上がり、お客様にも『費用以上の満足感が得られた』と大変ご好評をいただきました。

続いて、こちらの事例では、雨樋の色褪せが気になったお客様からご相談を受け、点検の結果、屋根の劣化やひび割れを確認。

全面改修ではなく、コストを抑えながら耐久性と美観を回復できる屋根塗装工事をご提案しました。

工事費用は約100~150万円と、品質と費用のバランスを重視した内容です。

施工では高圧洗浄で汚れを落とし、下塗り・中塗り・上塗りの3工程を丁寧に実施。さらに軒天井の塗装も行い、屋根全体が明るく清潔感のある印象に。

耐久性の高い塗料により防水性と長寿命化を実現し、費用以上の満足感を得られる仕上がりとなりました。

屋根葺き替え工事についてよくある質問

ここでは、屋根葺き替え工事についてよくある質問をご紹介します。

屋根葺き替えと外壁塗装は同時にやるべきですか?

同時施工をおすすめします。足場の設置費用は1回あたり15〜25万円程度かかるため、屋根と外壁をまとめて行うことでコストを節約できるでしょう。

築年数や外壁の劣化状況が近い場合は、専門業者に現状を確認してもらったうえで、まとめて対応するのが合理的な選択です。屋根と外壁は紫外線や雨風を受ける条件が近く、劣化のタイミングも重なりやすい部位です。

別々に工事すると足場代が2回かかるうえ、近隣への挨拶や在宅対応の負担も2度になります。同時施工なら、こうした手間をひとまとめにできます。外壁と屋根の同時施工のメリットは、次の記事で解説しています。

屋根葺き替えに火災保険は使えますか?

台風や強風、雹などの自然災害が原因で損傷した場合、火災保険が適用されるケースがあります。経年劣化による損傷は対象外となりますが、自然災害が原因と認められれば補償を受けられる可能性があるでしょう。

保険適用の可否は加入内容によって異なるため、まずは保険会社への確認と専門業者による被害状況の調査が必要です。なお、申請には被害箇所の写真や修理見積書が求められるのが一般的です。

経年劣化か災害かの判断は個人では難しいことから、写真付きの調査報告を出せる業者に依頼すると安心です。雨漏り被害で火災保険を使える条件と申請方法は、次の記事で解説しています。

葺き替えとカバー工法どちらがいいですか?

下地や防水シートに劣化がなく、雨漏りも発生していない場合はカバー工法で対応できるケースがあります。
一方、雨漏りが発生していたり下地の腐食が進んでいたりする場合は、葺き替えでなければ根本的な解決になりません。

スレートなど平板で軽い屋根材に限りカバー工法が選択できるため、まずは専門家による状態確認が判断の前提となります。費用はカバー工法のほうが抑えやすいものの、下地の劣化を見落としたまま重ねると、後から雨漏りした際の修理が大がかりになります。

安さだけで選ばず、状態に合う工法を選ぶことが大切です。カバー工法で人気の屋根材は、次の記事で紹介しています。

築年数が浅くても葺き替えが必要になるケースは?

台風や飛来物で屋根が広範囲に破損した場合や、施工不良で雨漏りが起きている場合は、築年数が浅くても葺き替えが必要になることがあります。

雨漏りの原因が施工不良と疑われるケースでは、施工した業者の保証や住宅のかし保険で対応できる場合もあるため、まずは保証書や契約書など施工時の書類を手元で確かめることが先決です。

また、海沿いの塩害地域では金属屋根の腐食が早く進むなど、環境によって劣化の速度は変わります。築10年前後でも雨漏りなどの緊急サインが出ているなら、年数を問わず早めに専門業者へ相談することが大切です。

まとめ

屋根葺き替えの時期は、築20〜30年が目安です。屋根の寿命は屋根材本体ではなく、下に敷かれた防水シートの耐用年数で決まります。

築年数が目安に近づいてきたら、雨漏りやひび割れなど5つの劣化サインで自宅の状態を確認し、天候の安定した春か秋を目標に、工期も踏まえて計画を立てることが大切です。先延ばしにするほど補修範囲が広がり、費用は膨らみやすくなります。

葺き替えは決して安い工事ではありませんが、時期を見極めて計画すれば費用も工期もコントロールしやすくなります。本記事の劣化サインを、年に1度の点検代わりに見直してみてください。

「うちはいつ葺き替えるべき?」と迷ったら、ドローン無料診断でまずはお気軽にご相談ください。屋根に登らない安全な診断で、お住まいに合った時期と工法をご提案します。

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この記事の監修者
増山親方
増山親方

屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。

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