施工事例
[千葉市中央区 M様邸]カバー工法で耐久性アップ!耐久性とデザインを両立させたリフォーム
お客様のご要望
M様
屋根塗装を検討。 屋根塗装だと工事頻度が増えるかつ防水シートが古いため、カバー工法を選択いただきました。

BEFORE



AFTER
施工事例データ
エリア | 千葉市 |
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施工箇所 | 屋根 |
施工内容 | 屋根カバー |
費用 | 200万円〜300万円 |
工期 | 1週間 |
使用商材 | 屋根材:横暖ルーフαs縮み |
外壁・屋根の素材名 | 屋根:スレート |
施工中の様子 ①

まず初めに、既存の棟板金(むねばんきん)の撤去作業から取りかかります。棟板金とは屋根の頂上部分を覆っている金属製の部材で、風雨の侵入を防ぐ大切な役割を果たしています。
この部分を慎重に取り外していくことで、屋根の内部構造や下地の状態をしっかり確認し、次の工程である防水処理や新しい屋根材の施工がスムーズに進められるようにします。

既存の棟板金を撤去した後は、唐草板金(からくさばんきん)の新規設置を行います。
唐草板金は、屋根の端部に取り付ける部材で、雨水の侵入を防ぎつつ、屋根全体の美観を整える重要なパーツです。
この工程では、屋根の形状に合わせて唐草板金を丁寧に加工し、下地にしっかりと固定していきます。
施工中の様子 ②

唐草板金の設置が完了したら、次にルーフィング(防水シート)の新規設置を行います。
ルーフィングは屋根の下地に敷く防水層で、万が一屋根材の隙間から雨水が入り込んでも、建物内部への浸水を防ぐ重要な役割を果たします。

ルーフィングの施工が完了したら、いよいよ屋根材本体の新規設置に取りかかります。
今回はカバー工法のため、既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねて施工していきます。
屋根本体は、耐久性・防水性に優れた金属製の屋根材を使用し、下から上へと順に丁寧に取り付けていきます。
一枚ずつ、位置を確認しながらビスでしっかりと固定し、風によるめくれやズレを防止します。
施工中の様子 ③

屋根材の本体設置が完了した後は、雪止め金具の新規設置を行います。
雪止め金具は、積もった雪が一気に滑り落ちるのを防ぐための重要な部材で、特に人通りの多い場所や隣家との距離が近い住宅では、安全性の確保に欠かせません。

雪止め金具の設置が完了した後は、ケラバ板金の新規設置を行います。
ケラバ板金とは、屋根の端(妻側)に取り付ける板金部材で、風雨の吹き込みや屋根材のめくれを防ぎ、屋根全体の耐久性を高める重要な役割を果たします。
屋根の形状に合わせて板金材を現場で加工し、丁寧に取り付けていきます。
施工中の様子 ④

面戸シーラーは、屋根材と板金の隙間を埋めるための部材で、そこからの雨風や害虫の侵入を防ぐ重要な役割を担っています。
今回は、屋根の形状や隙間の大きさに応じて、シーラーをカット・成形しながら丁寧に設置していきます。しっかりと密着させることで、防水性・気密性が向上し、屋根全体の耐久性を高める効果が期待できます。

まずは下地に貫板(ぬきいた)を設置し、その上から棟板金を被せていきます。今回は耐久性の高いガルバリウム鋼板製の棟板金を使用し、ジョイント部分にはシーリング処理を施しながら、ビスでしっかりと固定していきます。
直線がきれいに通るよう位置を調整しつつ、屋根全体の見た目を引き締めるよう丁寧に施工していきます。
これで、屋根カバー工法による全工程が完了です。見た目も機能も一新された屋根で、安心してお過ごしいただけます。