施工実績

外壁塗装を始める前に、まずは高圧洗浄で外壁の汚れをしっかり落としていきます。長年の風雨で付着したホコリやカビ、コケなどを丁寧に洗い流すことで、下地がきれいな状態に整い、この後の塗装が長持ちしやすくなります。高圧の水流で一気に汚れが落ちていく様子はとても爽快で、外壁本来の色合いが少しずつ見えてきます。

高圧洗浄で外壁をきれいにした後は、クラック（ひび割れ）の補修作業を行います。ひび割れをそのままにしておくと、雨水が浸入して建物内部を傷める原因になるため、補修はとても大切な工程です。専用の補修材をひびに丁寧に充填し、表面をなじませることで、仕上がりも自然に整います。下地をしっかり直すことで、この後の塗装の耐久性も大きく向上します。

下地補修を終えたあとは、仕上げとなる外壁の上塗り作業に入ります。上塗りでは、選んでいただいた塗料を丁寧に塗り重ねることで、美しい仕上がりとともに強い保護膜を作り出します。ローラーや刷毛を使って細部までムラなく塗り広げ、外壁全体に均一な艶と色合いが生まれていきます。建物の印象が一気に明るくなり、新築のような美しさがよみがえる瞬間です。

外壁の上塗りが仕上がった後は、雨戸のケレン作業に取り掛かります。ケレンとは、表面に残っている古い塗膜やサビ、汚れを削り落とし、滑らかに整える下地処理のことです。専用の工具を使って丁寧に磨き上げることで、塗料の密着性が高まり、仕上がりの美しさと耐久性がぐんと向上します。見えない工程ですが、長持ちする塗装には欠かせない大切な作業です。

ケレンで表面をきれいに整えたあとは、雨戸に錆止めを塗布していきます。錆止めは金属部分を錆から守るための大切な下塗りで、細部までしっかり塗り込むことで、後の仕上げ塗装が長持ちします。刷毛やローラーを使い分けながら均一に塗布していくと、雨戸全体が保護膜に包まれたように落ち着いた色合いに変わり、これで安心して次の工程へと進める状態が整います。

錆止めの乾燥を確認した後、雨戸の上塗り1回目を行います。仕上げ塗料を均一に塗り広げることで、表面にしっとりとした艶が現れ、雨戸の印象が一気に変わっていきます。ローラーや刷毛を使い分けながら細部まで丁寧に仕上げることで、塗料の密着性も高まり、次の塗り重ねに備えた強固な下地が完成します。