施工事例
[流山市 M様邸]雨にも雪にも負けない!プロの技で仕上げた安心リフォーム
お客様のご要望
M様
屋根が割れて、屋根材が落ちてきた。20年近く放置してたがもうそろそろやらないといけないと思いトベシンに連絡。ご主人様が家の設計に関わっており、手入れはずっとしたかったとのこと。外壁は光触媒でかなり綺麗だったため、付帯部のみ追加で塗装。屋根も付帯部も綺麗になったため喜んでおられました。

BEFORE



AFTER
施工事例データ
エリア | 流山市 |
---|---|
施工箇所 | 屋根,付帯部 |
施工内容 | 屋根カバー,付帯部塗装 |
費用 | 200万円〜300万円 |
工期 | 20日 |
使用商材 | - |
外壁・屋根の素材名 | - |
施工中の様子 ①

屋根のカバー工法を進めるにあたり、まず初めに既存の棟板金(むねばんきん)を撤去していきます。
棟板金とは、屋根の最上部に取り付けられている金属製のカバーで、屋根材の接合部を保護し、雨水の侵入を防ぐ役割を担っています。
劣化や浮きが見られることも多いため、カバー工法を行う際にはこの部分から丁寧に取り外していきます。

次に防水シート(ルーフィング)を新たに設置していきます。
この防水シートは、屋根材の下に敷くことで、万が一屋根材の隙間から雨水が入り込んでも、建物内部への浸水を防ぐ重要な役割を果たします。
既存の屋根の上から丁寧に重ね貼りし、屋根全体をしっかりと覆っていきます。
施工中の様子 ②

続いて雪止め金具を新たに取り付けていきます。
雪止め金具は、屋根に積もった雪が一気に滑り落ちるのを防ぐための重要な部材です。
特に人通りの多い場所や隣家が近い場合には、安全対策として欠かせません。

雪止め金具の取り付けが完了したら、いよいよ屋根本体の新規設置に入ります。
今回使用する屋根材は、既存の屋根の上に重ねて施工するカバー工法に適した製品で、耐久性・防水性ともに優れた仕様です。
屋根の勾配や形状に合わせて1枚ずつ丁寧に配置し、しっかりと固定していきます。
施工中の様子 ③

屋根本体の施工が完了した後は、棟板金の下地となる「貫板(ぬきいた)」の新規設置を行います。
貫板は、屋根の頂上部分に取り付ける棟板金をしっかりと固定するために必要な下地材で、屋根の耐久性を左右する重要な部材です。

貫板の設置が完了したら、仕上げとして棟板金(むねばんきん)の新規取り付けを行います。
棟板金は屋根の最も高い部分に取り付ける金属製のカバーで、屋根材の継ぎ目からの雨水の侵入を防ぐ役割があります。
新しく設置した貫板の上から、棟板金を被せ、専用のビスでしっかりと固定していきます。
施工中の様子 ④

棟板金の取り付けが完了した後は、仕上げとして端部のシーリング処理を行います。
屋根材や棟板金の継ぎ目、ビス穴などから雨水が浸入しないよう、防水性を高めるための重要な工程です。
耐久性・耐候性に優れたシーリング材を使用し、端部や接合部をすき間なく丁寧に充填していきます。

すべての工程が無事に完了し、屋根のカバー工法による施工が終了しました。
新しい屋根材と棟板金が美しく仕上がり、見た目にもスタイリッシュで耐久性に優れた屋根へと生まれ変わりました。
防水シートや雪止め金具、貫板、シーリング処理に至るまで、細部にまでこだわった丁寧な施工を心がけました。