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屋根材のコスパを徹底比較!屋根材の選び方や特徴・コスパ評価まで

屋根材コスパのアイキャッチ画像

「屋根のリフォームを考えているけど、どの屋根材が一番コスパいいの?」
「安い材料を選んだら、すぐにダメになってしまうんじゃないだろうか」
「初期費用だけでなく、長い目で見たときの費用も知りたい」

屋根材選びに悩んでいる方は少なくないでしょう。

屋根のリフォームは家の寿命や資産価値に直結する重要な決断です。単に初期費用の安さだけで選ぶと、メンテナンス費用がかさんだり、耐久性に問題が生じたりすることもあります。

しかし、適切な知識を持って判断すれば、長期的な視点でコストパフォーマンスの高い選択が可能です。地域の気候や建物の構造との相性、メンテナンス頻度なども考慮に入れることが大切なのです。

この記事では、屋根材の真のコストパフォーマンスを判断するための基準から、主要な5種類の屋根材の特徴、選び方のポイントまで徹底解説します。

初期費用だけでなく、耐用年数やメンテナンス費用も含めた総合的な比較を行い、あなたの家に最適な屋根材選びをサポートします。

この記事のポイント

  • 初期費用だけでなく総合的コスパで選ぶ
  • 屋根材は住宅構造と気候条件で選ぶ
  • 将来のメンテナンス費用も考慮する
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目次

屋根材選びで考えるべき「真のコスパ」とは

屋根材のコストパフォーマンスを考える際には、単に初期費用だけでなく長期的な視点が重要です。真のコスパとは初期費用、耐用年数、メンテナンス費用を総合的に評価したものと言えるでしょう。

適切な屋根材選びは家の資産価値を保ち、将来的な出費を抑える鍵となります。

初期費用だけで判断してはいけない理由

屋根材を初期費用だけで選ぶことは、長い目で見ると高くつくことがあります。

例えば、安価なトタン屋根は初期費用が抑えられますが、耐用年数が短くメンテナンス頻度が高いため、結果的にコストがかさむ傾向があります。

また、耐用年数の短い屋根材は葺き替え工事を何度も行うことになり、その度に足場設置費用や撤去費用が発生するでしょう。こうした追加費用は決して安くありません。

さらに、断熱性能の低い屋根材を選ぶと、夏の冷房費や冬の暖房費がかさみ、毎月の光熱費として家計に影響を与え続けます。長期的な視点を持つことがコスパの良い選択の秘訣です。

総合的なコストパフォーマンスの計算方法

真のコストパフォーマンスを計算するには、「年間コスト」の考え方が有効です。これは「(初期費用+メンテナンス総額)÷耐用年数」で求められます。

例えば、初期費用100万円で耐用年数が30年、その間のメンテナンス費用が20万円の場合、年間コストは4万円となります。

一方、初期費用70万円でも耐用年数が15年、メンテナンス費用が30万円なら、年間コストは6.7万円です。

この計算方法を使えば、一見高価に思える屋根材が長期的には経済的である場合も少なくありません。断熱性による光熱費削減効果や、台風などによる被害リスクの低減なども考慮すると、さらに正確な評価が可能となるでしょう。

主要な屋根材5種類の特徴とコスパ

屋根材には様々な種類があり、それぞれに特徴やコストパフォーマンスが異なります。ここでは代表的な5種類の屋根材について、特性や費用対効果を解説します。

それぞれの屋根材の特性を理解し、ご自宅に最適な選択をしましょう。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、鉄板の表面をアルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%の特殊合金でコーティングした屋根材です。1㎡あたり約5kgという軽量性が最大の特徴で、耐震性の向上に貢献します。

耐用年数は30~40年と長く、トタン屋根と比較して約3~6倍の耐久性を持ちます。初期費用は1㎡あたり6,000~9,000円程度で、一般住宅で約100~160万円が相場です。

断熱材一体型の製品も多く、夏場の室温を3~4℃低下させる効果があり、光熱費の削減にも繋がります。デザイン性も高く、モダンな印象からクラシカルな雰囲気まで様々なスタイルに対応可能です。

ガルバリウム鋼板の費用やメリット・デメリットについて、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

スレート屋根

スレート屋根は、セメントを主原料とした薄い板状の屋根材です。「コロニアル」や「カラーベスト」という名称でも親しまれています。1㎡あたり約20kgと比較的軽量で、耐震性にも優れた特徴を持ちます。

初期費用は1㎡あたり4,000~8,000円と比較的安価で、30坪程度の住宅で70~120万円ほどが相場です。耐用年数は20~30年程度となっています。

カラーやデザインが豊富で、和風・洋風を問わず多様な建築様式に対応できる点が魅力です。ただし、約10年周期での塗装メンテナンスが必要なため、維持費用も含めた長期的な視点での検討が大切となります。

スレート屋根の特徴やにリフォーム費用ついて、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

瓦屋根

瓦屋根は日本の伝統的な屋根材で、粘土を高温で焼成して作られます。耐久性が非常に高く、適切なメンテナンスを行えば50年以上の使用が可能です。特に釉薬瓦は塗り替えが不要なため、長期的なコスト削減に繋がります。

1㎡あたり45~60kgと重量があるため、建物への負担は大きくなりますが、台風などの強風に強いという利点もあります。初期費用は1㎡あたり8,000~15,000円で、30坪の住宅で150~250万円程度となるでしょう。

瓦と瓦の間に空気層ができる構造により、優れた断熱性と防音性を備えています。これにより夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を実現できる点も大きな魅力です。

瓦屋根の種類や特徴について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

アスファルトシングル

アスファルトシングルは、ガラス繊維にアスファルトを染み込ませ、表面に石粒を付着させた屋根材です。北米では住宅の約80%に採用されている一般的な素材となっています。

重量は1㎡あたり約10kgと瓦の約5分の1と軽量で、建物への負担が少なく耐震性に優れています。初期費用は1㎡あたり3,500~12,000円で、30坪の住宅で90~180万円程度が相場です。

柔軟性があり曲面にも対応可能なため、複雑な形状の屋根にも施工できる点が特徴的です。表面の石粒が色や質感の多様性を生み出し、特に洋風住宅との相性が良いとされています。耐用年数は20~30年程度となっています。

アスファルトシングルの種類や費用について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

トタン屋根

トタン屋根は亜鉛メッキ鋼板を使用した屋根材で、以前は広く普及していましたが、現在は主にガルバリウム鋼板に取って代わられています。最大の特徴は初期費用の安さで、1㎡あたり5,000~6,000円、30坪の住宅で約50~80万円程度と経済的です。

重量は1㎡あたり約5kgと非常に軽量で、建物への負担が少なく耐震性に優れています。しかし、耐用年数は10~20年と短く、錆びやすいため5~10年周期での塗装メンテナンスが必要となります。

断熱性や防音性にも劣るため、夏は暑く冬は寒くなりやすく、雨音も響きやすい欠点があります。予算を最優先する場合や、数年後に建て替えを予定している場合などの一時的な対策として検討される屋根材と言えるでしょう。

屋根材の選びで重要な3つのポイント

屋根材を選ぶ際には、初期費用だけでなく様々な要素を考慮することが大切です。長期的に満足できる選択をするための3つの重要なポイントを解説します。

これらのポイントを押さえることで、後悔のない屋根材選びが可能となります。

ポイント1:住宅の構造と地域の気候条件から選ぶ

住宅の構造強度は屋根材選びに大きく影響します。特に古い木造住宅の場合、瓦屋根のような重量のある材料(1㎡あたり約45~60kg)は建物に負担をかけるため、軽量なガルバリウム鋼板(約5kg/㎡)やアスファルトシングル(約10kg/㎡)が適しています。

地域の気候条件も重要な要素です。積雪の多い地域では、雪の重みに耐えられる強度と適切な勾配が必要となるでしょう。台風が多い地域では、強風に強い瓦屋根や金属瓦が有利です。

海岸近くの塩害地域では、ガルバリウム鋼板でも耐用年数が短くなる可能性があるため、耐塩害仕様の製品選択や定期的なメンテナンスが不可欠となります。

こうした地域特性を考慮した選択が、長期的な満足につながるのです。

ポイント2:メンテナンス頻度と費用から選ぶ

各屋根材はメンテナンス頻度と費用が大きく異なります。この点を理解しておくことで、将来の出費を予測し、総合的なコスト計算が可能になります。

釉薬を施した粘土瓦は塗装メンテナンスが不要で、棟の漆喰補修のみ15~20年周期で必要となります。

対照的に、スレート屋根は10年周期での塗装が必要で、30坪の住宅で30~50万円程度の費用がかかるでしょう。

ガルバリウム鋼板は15~20年程度で塗装が必要となり、トタン屋根に至っては5~10年と頻繁なメンテナンスが求められます。

自身のライフスタイルや住宅の将来計画に合わせて、こうしたメンテナンス負担を考慮した選択が賢明です。

定期的なメンテナンスを怠ると屋根材の寿命が短くなるだけでなく、雨漏りなどの深刻な問題を引き起こす恐れもあります。

ポイント3:予算とライフプランから選ぶ

屋根材選びでは、現在の予算と将来のライフプランを考慮することが重要です。長期間住み続ける予定なら、初期費用が高くても耐久性の高い粘土瓦やガルバリウム鋼板が経済的と言えます。

一方、10年以内に住み替えを検討しているなら、初期費用の安いスレートやトタン屋根も選択肢となるでしょう。ただし、資産価値の維持を考えるなら、次の所有者にとっても魅力的な屋根材を選ぶことがポイントです。

災害リスクも検討材料になります。地震の多い日本では、軽量な屋根材が建物全体の耐震性向上に寄与します。

家族構成の変化や老後の生活なども視野に入れ、将来のリフォーム頻度や費用負担も含めた長期的な視点での判断が欠かせないのです。

トベシンホームは最適な屋根材・工法を提案します

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地域ごとの気候条件を熟知したプロフェッショナルが、お客様の住まいに最適な屋根材選びをサポートいたします。屋根材の特性を活かした施工技術と適正価格の両立にこだわり、調査から施工、アフターケアまで一貫した体制で対応。

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まとめ

屋根材選びでは、初期費用だけでなく耐用年数やメンテナンス頻度も含めた「真のコスパ」を考慮することが重要です。

ガルバリウム鋼板は軽量で耐久性に優れ、スレートは初期費用が抑えられ、瓦は長寿命で断熱性に優れています。

住宅の構造や地域の気候条件、将来のメンテナンス計画、そして長期的なライフプランを踏まえて選択することで、後悔のない屋根リフォームが実現できるでしょう。

適切な屋根材選びは家の資産価値を守り、快適な住環境を長く維持するための重要な決断となります。

この記事の監修者
増山親方
増山親方

屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。

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