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外壁塗装の価格相場はいくら?坪数・塗料別の目安と見積もり判断ガイド

「外壁塗装って、いったい相場はいくらなの?」

多くの方が抱えるこの疑問。いざ見積もりを取っても、提示された金額が高いのか安いのか、判断に迷うのが正直なところではないでしょうか。特に30〜70代の戸建て所有者や家族のために調べている方にとって、適正価格を知ることは安心の第一歩です。

この記事では、全国の平均価格や坪数・塗料別の具体的な費用目安、なぜ価格に差が出るのかという理由まで、分かりやすく解説ていきます。

トベシンホームが提供する透明性の高い価格情報も交えつつ、ご自宅にとっての“納得できる価格”を見極めるお手伝いをいたします。

なお、外壁塗装の価格については、こちらで網羅的に解説しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント

  • 塗料・足場などの費用内訳と、価格に影響する要素
  • 助成金や相見積もりを活用して費用を適正化する方法
外壁塗装・屋根工事・雨漏りならトベシンホームにおまかせください!

トベシンホームは、関東に16店舗を構える地域密着型の外壁・屋根・雨漏りの専門家です。

専属職人による確かな施工や1,000件以上の施工実績からくる技術で、お客様のご要望に応じた施工をお約束します。

まずはお気軽にお問い合わせください。

目次

外壁塗装の価格相場の基準を知ろう

「外壁塗装って、いくらかかるの?」

そう疑問に思う方は多いかもしれません。費用は家の広さや塗料の種類、業者の施工体制によって大きく異なると言われています。だからこそ、相場感を知っておけば、高すぎたり安すぎたりする見積もりを見ても落ち着いて判断しやすくなります。

この章では、まず全国的な価格の目安を紹介したうえで、見積額が高くなったり安くなったりする主な理由を解説します。相場の基準を知ることで、これからの比較検討がしやすくなるはずです。

全国平均から見る価格帯の目安

外壁塗装の価格は、30坪の戸建て住宅で80〜110万円前後が目安とされています。これは足場や高圧洗浄、下地処理、塗装作業など、一般的な工程を含んだ合計費用です。

ただし、これはあくまで平均的な水準であり、建物の形状や劣化の程度、選ぶ塗料によって費用は上下すると考えられます。たとえば、耐久性の高い塗料を選べば単価は上がりますが、長期的なメンテナンスコストを抑えやすくなる可能性もあります。

また、坪単価や㎡単価で案内されている場合もありますが、実際には足場や付帯工事などが別途加算されるケースもあるため、合計額で比較する視点が大切です。

相場が上下する理由とは?

「なぜ同じ広さでも見積額が違うのか」

そう感じる背景には、外壁塗装の費用が複数の要素で構成されている点があります。家の形や階数、施工のしやすさなど、条件が異なれば必要な工数も変わってきます。

塗料の種類も費用に影響します。一般的にグレードが高くなるほど、価格も上がりやすくなりますが、その分耐用年数も長くなる傾向があります。短期的なコストだけでなく、ライフサイクル全体で考える視点も持っておきたいところです。

加えて、施工を依頼する地域によって人件費が異なる場合もあり、同じ内容でも金額に差が出ることがあります。繁忙期には価格が上がりやすく、閑散期には割引されるケースもあるため、時期の見極めも重要なポイントと言えるでしょう。

坪数別に見る価格相場

「自分の家だと、いくらぐらいかかるのか知りたい」

そう考える方も多いのではないでしょうか。外壁塗装の費用は、坪数や建物の形状によって大きく変わるとされています。とはいえ、おおよその目安を知っておけば、見積もり金額を照らし合わせる際の判断材料になります。

ここでは、代表的な20坪・30坪・45坪のケースを取り上げ、それぞれの価格帯と費用が変動しやすい理由を整理します。あくまで一般的な相場として参考にしていただければと思います。

20坪のケース

20坪の住宅は、平屋やコンパクトな2階建てに多く見られる規模です。建物全体が小さめであるため、塗装面積も少なく、価格は比較的抑えやすい傾向にあります。

坪数おおよその費用目安(税込)
20坪約60万〜80万円

ただし、塗料の種類や足場の必要性、建物の高さなどによって費用は前後します。特に足場は面積にかかわらず一定の費用がかかるため、小規模な住宅でも見積額が大きく下がるとは限りません。

価格を抑えたい場合は、グレードを調整したり、屋根との同時施工による足場費の共有なども検討材料になりそうです。

30坪のケース

30坪は、全国的に最も多い住宅規模のひとつとされています。外壁塗装の相場でも、この坪数が基準となることが多く、業者の価格表でも例として取り上げられやすい傾向があります。

坪数おおよその費用目安(税込)
30坪約80万〜110万円

塗装面積が増える分、塗料や作業の手間も増加しやすくなります。また、外壁の凹凸が多い家や、窓や付帯部が多い場合は、それに応じた塗装工程が必要となるため、追加費用が発生することもあります。

この価格帯で見積もりを受け取った場合は、塗料の種類や施工範囲をよく確認することが、納得のいく判断につながります。

45坪のケース

45坪以上になると、一般的な2階建てに加えて、大型住宅や二世帯住宅といったケースも含まれるようになります。施工面積が広がる分、材料費と人件費が大きくなる傾向があります。

坪数おおよその費用目安(税込)
45坪約100万〜140万円

また、足場の設置範囲も広がり、作業日数も増える可能性があるため、全体としての金額は高めになる傾向が見られます。

この規模になると、複数社から相見積もりを取って、施工内容や内訳の比較を行うことが、より納得感ある選定につながりやすいと考えられます。

価格相場の内訳を理解する

「見積書に書かれている金額、何にいくらかかっているのか分かりにくい」

そう感じたことはありませんか?外壁塗装の費用は、ただ塗るだけの金額ではありません。実際には、塗料だけでなく、足場の設置や高圧洗浄、下地処理といった工程が積み重なって、総額が決まります。

この章では、見積書の主な内訳項目である塗料費と付帯工事費の目安を紹介し、どの部分にどのくらいのコストがかかっているかを分かりやすく整理します。

塗料費の目安

塗料費は外壁塗装の中でも最も金額の差が出やすい項目です。塗料の種類によって価格や耐用年数が大きく異なるため、選ぶ製品によって10万円以上の差が生まれることもあります。

塗料の種類単価目安(1㎡あたり)耐用年数の目安
アクリル約1,000〜1,500円約5〜7年
ウレタン約1,500〜2,000円約7〜10年
シリコン約2,000〜3,000円約10〜13年
ラジカル約2,500〜3,500円約12〜15年
フッ素約3,500〜5,000円約15〜20年
無機約4,000〜6,000円約20〜25年
※あくまで目安。製品の性能やメーカーによって異なる場合があります。

グレードが高い塗料ほど単価は上がりますが、その分耐久性にも優れるとされており、塗り替えの頻度を抑えたい方にとっては長期的なコスト削減につながるケースもあります。

足場・高圧洗浄などの付帯工事費

外壁塗装の費用には、塗料費だけでなく、塗るための準備にかかる費用も含まれています。中でも大きな割合を占めるのが、足場と高圧洗浄、そして下地処理や養生などの付帯工事です。

項目費用目安備考
足場設置約600〜1,000円/㎡高所作業の安全確保に必要
高圧洗浄約150〜300円/㎡汚れやカビの除去に使用
養生・飛散防止約300〜500円/㎡周囲への配慮と塗料の保護
下地補修約500〜1,500円/㎡劣化やひび割れの処理など

足場は安全に作業を行ううえで不可欠な設備であり、建物の高さや形状によって費用が変動します。また、洗浄や下地処理を適切に行うことで、仕上がりの美しさや塗膜の耐久性が大きく左右されると言われています。

見積もりを受け取った際は、このような準備工程が省かれていないかも、重要な確認ポイントのひとつになります。

相場より高い・安いと感じたときの判断基準

「思っていたよりも高い…」
「こんなに安くて大丈夫なの?」

見積書を見た瞬間、そう感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。外壁塗装は数十万円以上かかる高額な工事であり、金額が相場とかけ離れていると不安になりやすいものです。

しかし、価格の高低にはそれぞれ理由があるとされています。見積もりの金額だけで判断するのではなく、「中身」を見て根拠を確かめることが、納得のいく判断につながります。

ここでは、相場より高いとき・安いとき、それぞれに確認したいポイントを整理します。

高いと感じたときに見るポイント

見積額が相場より高く感じた場合、まずはその費用が何に使われているかを確認することが大切です。見た目の金額だけで判断してしまうと、必要な工程が正しく含まれている場合でも「高い」と誤解する可能性があります。

以下は、高めの見積もりに正当性があるケースでよく見られる要素です。

チェック項目確認のポイント
塗料のグレード耐久性の高い塗料を使用しているか
下地補修の内容クラック処理・シーリング打ち替えの有無
付帯部の範囲軒天・雨戸・破風板など含まれているか
保証やアフター対応長期保証や定期点検があるか
自社施工か外注か仲介業者を介さず直接施工かどうか

これらが含まれている場合は、価格だけでなく内容に対しての費用対効果で判断することが重要です。将来的なメンテナンス費用を抑えたい方にとっては、初期費用が高くても結果的に安心につながる場合があります。

安すぎる場合のリスクと確認項目

一方で、相場よりも明らかに安い見積もりを受け取った場合、

「本当に大丈夫か?」

という不安を感じる方も多いはずです。実際に、過度に安い価格の裏には必要な工程が省かれているリスクもあるとされています。

特に注意して確認したいのは、次のような項目です。

チェック項目見落とされがちなリスク
足場・高圧洗浄の省略安全面や塗膜密着に影響する可能性がある
下地補修の未記載数年で再劣化するおそれがある
保証・アフター対応工事後のトラブル対応が不明瞭
極端に短い工期工程を省いている可能性がある
使用塗料の不明確さ安価な塗料や薄めすぎの懸念がある

見積書にこれらの要素が抜けていないかをしっかり確認することで、安く見えるけど実はリスクがある事態を防ぐ手助けになります。気になる場合は、内容を業者に確認したり、セカンドオピニオンを取って比較するのも一つの手段です。

外壁塗装費用を適正化する方法

「なるべく費用を抑えたいけれど、手抜き工事はされたくない」

そんな方にとって重要なのが、費用を削ることではなく、納得できる価格に近づけるための工夫です。外壁塗装は工事内容が見えにくいぶん、価格の妥当性を見極めるには、いくつかの手段を組み合わせて判断することが有効とされています。

この章では、適正価格で施工を受けるために役立つ3つの方法を紹介します。どれもすぐに実践できる内容ですので、検討中の方はぜひ取り入れてみてください。

相見積もりの活用法

複数の業者から見積もりを取る相見積もりは、費用の適正化を図るうえで非常に有効な方法とされています。同じ条件で比較することで、相場から外れた金額や、内訳の不明瞭な項目を見抜きやすくなります。

比較項目確認のポイント
総額の差極端に高い/安い業者に注意
塗料の種類耐用年数や単価が明示されているか
工程の明確さ高圧洗浄・下地処理など記載があるか
保証・対応内容工事後のサポート体制を含むか

大切なのは、金額だけでなく内容と対応の質も含めて比較することです。条件を揃えたうえで見積もりを依頼すれば、違いが明確になりやすく、判断材料として活用しやすくなります。

値引き交渉の実践ポイント

見積もりを受け取った後に、少しでも費用を抑えたいと感じたら、値引きの相談も選択肢のひとつになります。とはいえ、いきなり安くしてほしいと伝えるよりも、いくつかのポイントを意識することで、現実的な調整がしやすくなると考えられます。

交渉のコツ解説
工事時期をずらす閑散期(夏・冬)を狙うと柔軟性がある
不要な付帯工事を省く軒天や雨戸など、優先順位を整理する
複数施工をまとめる屋根塗装や防水と同時依頼で足場費を節約
他社見積があると伝える適正価格への意識を促す

ただし、あまりに強引な値引き交渉は、品質低下や関係悪化を招く可能性もあります。信頼関係を前提とした、丁寧な相談を心がけることが望ましいと言えるでしょう。

助成金・保険の活用で実質負担を軽減

外壁塗装の費用を抑える方法として、助成金や保険制度の活用も見逃せません。自治体によっては、省エネ塗装や景観維持を目的とした補助制度が設けられている場合があります。

また、自然災害による外壁の損傷があった場合、火災保険を使って一部費用を補填できることもあります。制度の対象になるかはケースごとに異なるため、事前に確認しておくことが重要です。

制度の種類活用のポイント
助成金(自治体)条件や受付時期、対象工事を事前に確認する
火災保険風災・雪害・落雷などが対象になる場合あり
補助金(省エネ)遮熱塗料などが対象になる可能性がある

制度の存在を知らずに費用全額を自己負担してしまうケースもあるため、施工前に一度、地域の窓口や業者に相談してみることをおすすめします。

外壁塗装ならトベシンホームへおまかせください

項目詳細
会社名FCR株式会社(トベシンホーム)
本社所在地〒271-0064
千葉県松戸市上本郷2868-8
Googleマップ
電話番号0120-685-126
営業時間8:00〜20:00 年中無休

「相場を知ったうえで、納得のいく業者にお願いしたい」

そう感じた方には、関東エリアで豊富な実績を持つトベシンホームに外壁塗装をおまかせください。

トベシンホームは、FCR株式会社が運営する戸建住宅専門のリフォーム会社です。外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理を中心に、2017年の創業以来、累計5,500件以上の施工実績を積み重ねてきました。

特長は、自社施工による対応力と、塗料別に明示された価格設定です。施工品質の高さや、丁寧な説明対応に対する評価も多く寄せられており、安心して相談できる体制が整っています。

初めての塗装工事で不安を感じている方、複数の見積もりを比較中の方は、ぜひ一度トベシンホームの相場診断サービスをご活用ください。内容と価格の両面から、ご自宅に最適なプランをご提案いたします。

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外壁塗装の価格相場についてよくある質問

外壁塗装を検討する中で、多くの方が共通して抱く疑問があります。見積もりの見方や価格の判断基準、地域差の影響など、誰に聞けばいいのか分からないまま進めてしまいがちなポイントも少なくありません。

この章では、特に質問が多い3つのテーマを取り上げ、外壁塗装の費用にまつわる不安をできるだけ解消できるよう、わかりやすく解説します。

坪単価と㎡単価、どっちが信頼できる?

見積もりやウェブサイトを見ていると、『坪単価で◯万円』『㎡あたり◯円』といった表記を目にすることがあります。では、どちらの表記が正確なのでしょうか。

結論から言えば、どちらも参考にはなりますが、本当に見るべきは見積書の内訳です。坪単価は建物の延床面積を基準にすることが多く、実際の塗装面積とはズレが生じる可能性があります。

一方、㎡単価は塗る面積を基準にするため、実際の工事内容により近い数値を反映しやすいとされています。ただし、足場や下地補修などは㎡単価に含まれない場合もあるため、単価の根拠が何かを確認することが重要です。

地域によって相場は変わる?

はい、外壁塗装の価格は地域によって異なる傾向があります。主な理由は、人件費・輸送コスト・業者の競争状況などが地域ごとに違うためです。

たとえば、都市部では人件費や広告費が高くなる分、価格が高めに設定される傾向があります。一方、地方では競合が少なく、価格が安定している地域もあるようです。

また、寒冷地や沿岸部などでは、塗料の選定や施工時期に制限が出る場合もあるため、地域特有の事情が価格に影響することも考えられます。見積もりを比較する際は、同一エリア内で相見積もりを取ると、適正価格の把握に役立ちます。

相場より高かったらどうしたらいい?

見積もりを見て、相場よりも高い気がすると感じたときは、すぐに断るのではなく、まずはその金額の理由を確認することが大切です。

たとえば、耐用年数の長い高性能塗料を使用していたり、付帯工事の範囲が広かったりする場合、金額は高めになりやすくなります。保証内容やアフターサービスが充実している業者では、価格に安心感が含まれているとも言えるでしょう。

それでも不安が残る場合は、別の業者にセカンドオピニオンを依頼するのも有効です。同条件で見積もりを取り直すことで、

「本当に高いのか」
「他社ではどうなのか」

が見えてくるはずです。

まとめ

外壁塗装の価格は、住宅の広さ・塗料の種類・施工内容などによって大きく変わるものです。そのため、「相場を知る」ことは費用の妥当性を判断するための大きな手がかりになります。

この記事では、全国平均から坪数別の目安、内訳ごとの費用感、そして見積もりの読み解き方まで、判断の軸となる情報を整理してきました。

もし見積額が高い・安いと感じた場合は、金額の理由を確かめたうえで、内容と比較する視点を持つことが大切です。相見積もりや時期の工夫、助成金制度の確認など、費用を適正化する手段も多く存在します。

納得できる外壁塗装を実現するために、まずは自宅の条件に合った相場診断からはじめてみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者
増山親方
増山親方

屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。

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