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【場面別】点検商法の断り方!場所・営業トーク別の断り方まで解説

突然の訪問で、

「屋根が危険な状態です」
「今だけ割引で修理できます」

と言われたら、あなたはその場で断れる自信がありますか?

点検商法の被害は、相手が強引だったからというより、

「どう断っていいか分からなかった」
「断ってもしつこくて怖かった」

という理由で発生するケースが非常に多く見られます。特に高齢者や一人暮らしの方にとって、丁寧そうに見える営業トークを否定するのは難しいものです。

この記事では、点検商法に対する正しい断り方を、場面別・営業トーク別に整理し、実際に使えるフレーズと対応例を紹介します。断る自信がない方や、ご家族に伝えたい方は、ぜひ参考にしてください。

なお、点検商法の全体像や代表的な手口について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

この記事のポイント

  • 点検商法の訪問を断る際に必要な「考え方」と「態度の基本」
  • 場面別・営業トーク別に整理された具体的な断り文句と対応例
  • しつこい勧誘やトラブルにつながる状況への最終対応法
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目次

点検商法を断る基本の考え方

点検商法の営業は、言葉巧みに不安をあおりながら契約を迫るのが特徴です。

そのため、

  • 感じが悪くならないように
  • とりあえず話だけでも

といった対応をしてしまうと、逆に相手を勢いづかせてしまいます。

重要なのは、曖昧な返事を避け、必要ないものははっきりと断るという基本姿勢です。また、自分だけで判断しないと伝えることで、業者側に強引に押せない相手と思わせることも有効です。

ここでは、断る際に知っておきたい3つの基本的な考え方を紹介します。押しに弱いと感じている方も、ぜひこの内容を参考にしてください。

曖昧な返事をしない

「ちょっと考えておきます」
「家の人がいないので分かりません」

といった曖昧な返事は、相手に押せばいけると思わせてしまいます。実際、こうした返事をしたことで、後日また訪問されたり、しつこく勧誘されるケースが多く報告されています。

断るときは遠回しな言い方ではなく、今回は結構ですと短く伝えるほうが、相手に余計な期待を与えずに済みます。断る勇気が持てないときほど、曖昧さを避ける意識が重要です。

必要ないと明言する

必要ありませんという一言は、点検商法の営業を断るうえで最も効果的なフレーズです。強く言わなくても、この言葉をハッキリ伝えることで、こちらの意思が明確に伝わります。

「考えておきます」
「家族に聞いてから」

などの言い回しは、相手にとってはチャンスに聞こえます。本当に必要でないと感じた場合は、必要としていませんと言い切ることが、最もトラブルを防ぐ手段になります。

家族や他社に相談すると伝える

断るときに家族に相談しますであったり、他の業者にも見てもらっていますと伝えるのも有効な方法です。点検商法の営業は、相手が一人で判断しようとしている場合に強引に押し切る傾向があります。

判断するのは自分一人ではないと明確に伝えることで、業者はその場で契約を取るのが難しいと感じ、退く可能性が高くなります。家族や他社とい『第三者の存在』を示すだけで、心理的な防御線を築くことができます。

点検商法にあったら、『第三者の存在』として、トベシンホームの無料お見積りをぜひご活用ください。

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シチュエーション別の断り方

点検商法の訪問は、いきなりインターホンを鳴らされたり、電話がかかってきたりと、準備のないタイミングでやってくることがほとんどです。そのため、対応する側が慌ててしまい、うまく断れずに話を長引かせてしまうケースも多く見られます。

ここでは、3つの場面ごとに、効果的な断り方を紹介します。場面に合わせた一言を知っておくだけで、冷静に対応できるようになるでしょう。

インターホン越しの対応

インターホン越しの訪問は、相手と直接顔を合わせずに断るチャンスです。この段階でしっかり断ることができれば、玄関先でのやりとりを避けることができます。

基本は、必要ありませんと短く明確に伝えるだけでOKです。

インターホンには録音機能が付いている機種もあるため、相手の発言が残ることも安心材料になります。無理に丁寧に対応しようとせず、早めに通話を終えることがポイントです。

玄関先での対応

玄関先での対面は、インターホン越しよりも断りにくくなる傾向があります。しかしここでも、態度を柔らかくしながらも、言葉でははっきりと断ることが大切です。

「今は検討していません」
「必要ないので失礼します」

と伝え、そのまま玄関を閉める勇気を持ちましょう。ドアを開けたまま会話を続けてしまうと、相手が踏み込んでくるリスクもあります。

また、身の危険を感じた場合は、防犯上、応対はしていませんといった表現も有効です。インターフォンで一度断った後にドアを開ける必要はありません。

電話での勧誘

電話勧誘は、相手の顔が見えない分、心理的に強く出られる場面でもあります。まずは名乗らせ、どこの会社なのか、この電話はどういった目的なのかと冷静に尋ねるようにしましょう。

その上で、不要ですので、失礼しますと伝えたら、長く話を続けずに電話を切ることが大切です。相手のペースに乗らず、自分の意思を最優先してください。

電話勧誘を断ったのに再度かけてくる場合は、これ以上続くようなら通報しますとはっきり告げても問題ありません。必要に応じて番号を着信拒否設定するのも有効な対策です。

営業トーク別の断り方

点検商法の訪問営業では、一定のパターンに基づいたトークが使われることが多くあります。相手の話がどんなに丁寧でも、トークの型を知っておくだけで、これはよくある手口だと気づけるようになります。

ここでは、代表的な3つの営業トークに対して、使える断り文句とその理由を紹介します。その場で冷静に言葉を返せるよう、ぜひ事前に準備しておきましょう。

近所で工事してますへの断り方

業者

近所で屋根工事をしていて、お宅の屋根が気になりまして

このような、『近所で工事しているから』という切り口は、点検商法で最もよく使われる入り方です。親しみや善意を装って近づいてくるため、警戒心がゆるみやすいトークです。

使える断り文句としては、次の2つがおすすめです。

  • 自宅のことは自分で管理していますので、大丈夫です
  • ご近所のことと、うちの屋根は関係ありませんので結構です

近所というあいまいなつながりを理由に介入してくること自体が不自然です。相手の立場に共感せず、あくまで“自分の管理権限”で断るのがポイントです。

今だけ割引ですへの断り方

業者

本日中に決めていただければ、足場代は無料にします

今だけ・今日限定というトークは、冷静な判断をさせないための常套手段です。人は損をしたくないという心理から、即決しがちになります。

使える断り文句としては、次の2つがおすすめです。

  • その場で決めることはしませんので、必要ならこちらから連絡します
  • 急いで決める工事は、後悔の元ですので結構です

即決でしか出せない価格であれば、そもそも信頼できる提案とは言えません。即決はしない方針と最初から明言しておくことが効果的です。

危険です、早急に工事をへの断り方

業者

このままだと雨漏りが起きるかもしれません。早めに対処すべきです

不安を煽るトークも、点検商法では非常によく使われます。写真を見せられたり、放置すると大変なことにと言われると、動揺してしまう方も多いです。

使える断り文句としては、次の2つがおすすめです。

  • 必要だと感じたら、自分で信頼できる業者に依頼しますので結構です
  • 不安な説明ばかりされると、逆に信用できません

危機感を煽る話ほど、一歩引いて聞く姿勢が重要です。その場では契約せず、第三者の専門家に相談する余裕を持ちましょう。

しつこい業者への最終対応

点検商法の中には、こちらが断っても引き下がらず、居座ったり、何度も訪問してくるなど、強引な営業に出るケースもあります。さらに、一度契約してしまった後でやっぱりおかしいかもと不安になる方も少なくありません。

ここでは、断っても帰らない相手への対処法、すでに契約してしまった場合の対応、そして頼れる相談先について解説します。

「もう無理だ…」

と思う前に、できることはたくさんあります。

居座る場合の対処

業者が断ってもその場にとどまり、

とにかく話だけでも
今だけの案内です

と食い下がってくるケースは、すでに営業の範囲を逸脱しています。このようなときは、無理に会話を続けず、すぐにお引き取りくださいと伝えましょう。

それでも帰らない場合は、警察に通報しますとはっきり伝えることで、ほとんどの業者は退散します。実際に警察を呼ぶことになっても問題ありません。

不退去や押し売りは、法的にも違法行為にあたる可能性があります。

契約してしまった場合

その場の流れで契約してしまった場合でも、焦らずクーリングオフ制度が使えるかを確認しましょう。訪問販売の場合、契約書を受け取った日を含めて8日以内であれば、書面一つで契約を無効にできます。

もう遅いかもとあきらめる前に、まずは契約書面を確認し、速やかに手続きを進めることが大切です。また、クーリングオフ期間を過ぎていても、強引な勧誘や重要事項の説明不足があった場合は、契約の取り消しが認められるケースもあります。

不安なときの相談先

判断に迷ったり、相手とのやり取りに不安を感じた場合は、一人で悩まず、早めに第三者へ相談しましょう。
もっとも身近で頼れるのが消費者ホットライン(188)です。最寄りの消費生活センターにつながり、具体的なアドバイスが受けられます。

警察や市区町村の消費者相談窓口も、訪問販売に関する相談や通報を受け付けています。

迷ったらまず相談する。これが、点検商法に巻き込まれないための最良の行動です。

外壁・屋根・雨漏りならトベシンホームにお任せください

項目詳細
会社名FCR株式会社(トベシンホーム)
本社所在地〒271-0064
千葉県松戸市上本郷2868-8
Googleマップ
電話番号0120-685-126
営業時間8:00〜20:00 年中無休

「断り方は分かったけれど、それでも不安」
「自分で業者を選ぶ自信がない」

という方へ。

そうしたときこそ、信頼できる実績ある業者に、まずは相談することが大切です。

トベシンホームは、関東一円で5500件以上の施工実績を誇る住宅リフォーム専門会社です。屋根・外壁・雨漏りといった点検商法で狙われやすい工事分野を中心に、点検・見積もり・相談を受け付けています。

『無料点検=怪しい』と不安になる方も多いですが、当社では事前に診断内容を明示し、契約の強要や即決営業は一切行いません。不安を感じたとき、相談先があるという安心感は何よりも心強いはずです。

断ることに疲れたら、『最初から相談先を決めておく』ことも、一つの選択肢です。

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点検商法についてよくある質問

断ってもしつこい場合はどうすればいい?

それ以上の対応は不要です。これ以上は警察に連絡しますと伝えましょう。
実際に通報しても問題ありません。不退去や押し売りは法的に違法です。

高齢の親が断れないときは?

訪問販売が来ても絶対に契約しないと事前にルールを決めておくことが効果的です。
できれば断り方マニュアルを紙で渡しておくと安心です。

無料点検だけなら応じてもいい?

基本的には応じない方が安全です。
点検を口実に不安を煽り、高額な契約を迫るケースが多いため、自分で業者を選ぶことが重要です。

強く断ってトラブルにならない?

トラブルにはなりません。
むしろ、曖昧に対応すると相手が引き下がらず、余計に長引くリスクがあります。毅然と断ることが安全につながります。

まとめ

点検商法の営業は、突然の訪問と不安を煽るトークで、冷静な判断力を奪ってきます。しかし、正しい断り方を知っていれば、強引な勧誘に対しても迷わず対応することができます。

この記事では、

  • 曖昧にしない
  • 毅然と対応する
  • 自分で選ぶ

という3つの基本を軸に、場面別・営業トーク別に断り方を整理しました。断ることに自信が持てれば、そもそも被害に遭うリスクも格段に下がります。

まずは知ること、そして備えておくことが、あなたと家族の安心につながります。

この記事の監修者
増山親方
増山親方

屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。

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