「外壁塗装に火災保険は使えるのかな」
「経年劣化でも保険が適用されるって本当?」
「少しでも費用を抑える方法はないだろうか」
外壁塗装の費用負担について、このような疑問を抱える方は少なくありません。
外壁塗装には一般的に90万円前後の費用がかかるため、火災保険が使えるなら活用したいと考えるのは自然なことです。しかし、結論からいえば、経年劣化による外壁塗装は火災保険の対象外となります。
一方で、台風や豪雨などの自然災害による損傷であれば、条件を満たせば保険が適用される可能性があるのです。
この記事では、火災保険が適用される具体的な条件から、保険以外で費用を抑える方法、悪徳業者の手口まで詳しく解説します。正しい知識を身につけることで、適切な判断のもと満足度の高い外壁塗装を実現できるでしょう。
なお、はじめの外壁塗装で不安を感じている方は、こちらをぜひ参考にしてください。

この記事のポイント
- 経年劣化の外壁塗装は火災保険対象外
- 自然災害による損傷なら適用の可能性
- 助成金や相見積もりで費用を抑えられる

トベシンホームは、関東に16店舗を構える地域密着型の外壁・屋根・雨漏りの専門家です。
専属職人による確かな施工や1,000件以上の施工実績からくる技術で、お客様のご要望に応じた施工をお約束します。
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経年劣化による外壁塗装は火災保険の対象外
経年劣化による外壁塗装は、火災保険の補償対象にはなりません。
火災保険の本来の目的を理解することで、適用範囲を正しく把握できるでしょう。
火災保険は偶発的な事故による損害を補償する保険
火災保険は、火災や自然災害などの偶発的な事故によって生じた損害を補償するための保険です。
台風による強風で飛来物が外壁に衝突した場合や、落雷によって外壁が損傷した場合など、予測できない突発的な事故が対象となります。保険会社が補償するのは、こうした急な被害によって必要となる修繕費用です。
日々の紫外線や雨風の影響による劣化は、偶発的な事故には該当しないため対象外となっています。
経年劣化は時間の経過による自然な劣化のため対象外
経年劣化とは、時間の経過とともに自然に進行する劣化のことを指します。
外壁塗装の色褪せ、チョーキング現象、塗膜の剥がれ、コーキング材のひび割れなどは、すべて経年劣化とみなされるでしょう。これらは建物を所有している以上避けられない現象であり、定期的なメンテナンスで対処すべきものです。
そのため、経年劣化による修繕は原則として自己負担となり、保険金は支払われないケースがほとんどとなっています。
火災保険が適用される4つの条件
外壁塗装に火災保険を使うには、4つの条件をすべて満たす必要があります。
これらの条件をすべてクリアした場合に、初めて補償の対象となる可能性があります。
条件①:偶発的な事故による損害であること
火災保険が適用されるには、偶発的な事故による損害である必要があります。
具体的には、台風による強風で外壁が破損した場合、ひょうが降って外壁にへこみやキズができた場合、雪の重みで外壁がひび割れた場合などが該当するでしょう。これらは予測できない突発的な自然災害による被害です。
なお、地震や噴火、津波による損害は火災保険の対象外となるため、これらの被害に備えるには地震保険への加入が必要となります。
条件②:加入している火災保険の補償範囲であること
火災保険にはいくつか種類があり、それぞれ補償される災害の内容が異なります。
住宅火災保険は火災、風災、雹災、雪災、爆発、落雷などが対象ですが、水害は補償範囲外です。一方、住宅総合保険は住宅火災保険の範囲に加えて、飛来物の衝突や水害なども補償されます。
豪雨や川の氾濫により外壁に損害が出た場合、住宅火災保険では補償を受けられない可能性があるため、事前に契約内容を確認しておくことが重要です。
条件③:損害が発生してから3年以内であること
火災保険は、損害が発生してから原則3年以内に請求する必要があります。
時間の経過とともに損傷部分が変化し、自然災害による損害だと証明しづらくなるためです。自然災害による損害が発生した際には、できるだけ早めに保険会社へ相談することをおすすめします。
すでに外壁塗装を行っている場合でも、施工前後の写真や施工業者の見積書などがあれば、さかのぼって保険金を請求できる可能性があるでしょう。
条件④:補修費用が火災保険の免責金額を上回ること
火災保険には、契約者が一定額を自己負担する「免責金額」があらかじめ設定されています。
これは小さな損害を保険の対象外とするための仕組みで、補修費用が免責金額を上回らない場合は保険の対象外です。たとえば、免責金額が10万円に設定されている場合、補修費用が7万円なら火災保険は適用されません。
補修費用が30万円であれば、免責金額を差し引いた20万円が保険金として支払われることになります。
火災保険が適用される災害による外壁の損傷
火災保険が適用される自然災害には、主に3つの種類があります。
それぞれの災害による具体的な被害例を理解しておくことが大切です。
台風・竜巻による強風被害
台風や竜巻、強風により外壁にひびや傷がついた場合、火災保険の対象となります。
竜巻により屋根や雨戸が吹き飛んだ場合、台風による強風で飛んできた物が当たって外壁が傷ついた場合などが該当するでしょう。強風による被害は、外壁だけでなく屋根や付帯部分にも及ぶことが多くあります。
このような風災による被害は、ほとんどの火災保険で補償範囲に含まれているため、台風シーズン後には保険会社への相談を検討することをおすすめします。
豪雨・浸水・土砂崩れによる水災被害
暴風雨やゲリラ豪雨などが原因で洪水や高潮、土砂崩れなどの被害にあった時も対象となります。
床上浸水により外壁が破損した場合、土砂崩れにより外壁が破損して家屋が半壊した場合などが補償の対象です。ただし、契約内容によっては被害が一定割合以上に達するものと定められ、損害額が全額補償されない場合もあります。
水災は住宅火災保険では対象外となるケースが多いため、河川の近くに住んでいる方は補償内容の確認が必要でしょう。
落雷・ひょう・雪による被害
落雷、ひょう、豪雪による外壁の被害も火災保険の補償対象です。
落雷によって外壁が損傷した場合、ひょうが降って屋根や外壁、雨樋が破損した場合、大雪により雨どいや外壁が破損した場合などが該当します。特に豪雪地帯では、雪の重みによる外壁や家屋の損傷が発生しやすくなっています。
これらの被害についても、契約内容によっては被害が一定割合以上に達した場合にのみ補償される場合があるため注意が必要です。
火災保険の種類と補償範囲の違い
一般住宅の火災保険には主に3つの種類があり、補償される内容が異なります。
自分が加入している保険の種類を把握することで、補償範囲を正しく理解できます。
住宅火災保険は基本的な自然災害が対象
住宅火災保険は、基本的な自然災害が補償対象となる最もスタンダードな保険です。
火災、風災、雹災、雪災、爆発、落雷などが補償範囲に含まれています。ただし、水害は対象外となるため注意が必要です。
河川の氾濫や豪雨による浸水被害では補償を受けられないため、水害リスクの高い地域に住んでいる方は、別の保険タイプの検討をおすすめします。
住宅総合保険は盗難や破損も補償される
住宅総合保険は、住宅火災保険の補償範囲に加えて、より幅広い損害に対応しています。
盗難やいたずら、不注意による破損なども補償対象となるのが特徴です。水災も補償範囲に含まれるため、豪雨や洪水による外壁の損傷にも対応できます。
住宅火災保険よりも保険料は高くなりますが、補償範囲が広いため、安心して生活したい方に適した保険といえるでしょう。
オールリスクタイプは幅広い損害に対応
オールリスクタイプは、住宅火災保険や住宅総合保険に加えて、さらに広範囲の損害をカバーします。
暴行などによる破壊や損壊も補償対象となり、工事費用に関わらず保険金が支払われるケースもあります。保険会社によって名称や補償範囲は異なりますが、最も手厚い補償を受けられる保険です。
保険料は他のタイプよりも高額になりますが、あらゆるリスクに備えたい方には最適な選択肢となるでしょう。
火災保険以外で外壁塗装の費用を抑える3つの方法
火災保険が適用されない場合でも、費用を抑える方法があります。
これらの方法を組み合わせることで、できるだけお得に外壁塗装を行えるでしょう。
方法①:自治体の助成金や補助金を活用する
地域によっては、外壁塗装に対して助成金や補助金がもらえる制度があります。
たとえば、東京都足立区では省エネリフォーム補助金として外壁塗装費用の3分の1、上限5万円が助成されています。お住まいの地域でも同様の助成制度が設けられている可能性があるため、自治体のホームページをこまめにチェックすると良いでしょう。
助成金制度には件数に限りがあるケースがほとんどですので、外壁塗装を検討している方は早めの申請をおすすめします。
方法②:地元の塗装業者に直接依頼して中間マージンを削減する
住宅メーカーに外壁塗装を依頼した場合、下請け業者が塗装工事を行うのが一般的です。
一方で、地元の塗装業者に直接依頼すると、中間マージンが発生せずコストが抑えられる可能性があります。自社施工の業者であれば、施工品質の管理も行き届きやすく、アフターフォローも充実していることが多いでしょう。
外壁塗装を依頼する際には、ホームページなどで自社施工かどうかを事前に確認しておくと安心です。
方法③:複数業者に相見積もりを依頼して適正価格を確認する
外壁塗装の費用やサービス内容は、業者によって大きく異なることがあります。
そのため、複数業者に見積依頼をして内容を比較する「相見積もり」がおすすめです。相見積もりを行えば、適正価格かどうかを判断しやすくなり、提案内容も比較できます。
ただし、塗料の種類によっては費用が変動するため、なるべく同じ条件で見積依頼をすることが重要です。
外壁塗装のご相談はトベシンホームまで

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 屋号 | トベシンホーム |
| 会社名 | FCR株式会社 |
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調査から施工、アフターフォローまでを自社スタッフが一貫して担当する体制により、高品質な施工と適正価格を実現しているのが特徴です。外壁の劣化状況を詳しく調査し、本当に必要な工事だけを提案することで、無駄な費用を抑えながら満足度の高いリフォームを実現しています。
外壁塗装や屋根工事でお悩みの際は、ぜひトベシンホームまでご相談ください。
まとめ
経年劣化による外壁塗装は、火災保険の対象外です。火災保険は偶発的な事故による損害を補償するものであり、時間の経過による自然な劣化は補償範囲に含まれません。
一方で、台風や豪雨、落雷などの自然災害による外壁の損傷であれば、4つの条件を満たすことで火災保険が適用される可能性があります。
偶発的な事故であること、補償範囲に含まれていること、3年以内の請求であること、免責金額を超えていることが条件です。
火災保険が適用されない場合でも、自治体の助成金活用、地元業者への直接依頼、相見積もりによる価格比較などで費用を抑えることができるでしょう。「保険金で無料」という甘い言葉には注意し、信頼できる業者を選んで適切な外壁塗装を行うことが大切です。

