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【場面別】点検商法対策ガイド!訪問前・訪問時・契約前後でそれぞれ解説

「屋根の上、ちょっとズレてるのが見えたので、無料で点検だけでもどうですか?」

こんな声をかけられたとき、あなたは自信を持って断れますか?
それとも、少しだけなら…と応じてしまうでしょうか。

点検商法は、突然の訪問と親切そうな態度で近づき、じわじわと不安を煽ってくるのが特徴です。被害に遭った人の多くが、

「まさか自分が…」
「契約するつもりはなかった…」

と語っています。

しかし、事前に備えをしておくだけで、いざという時に冷静に判断できる力が身につきます。

この記事では、訪問前・訪問時・契約前・契約後の4つのシーン別に、具体的な点検商法対策を丁寧に解説していきます。

なお、点検商法の全体像や代表的な手口について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

この記事のポイント

  • 訪問前・訪問時・契約前後に分けた具体的な対策
  • 点検商法に狙われやすい人でも、冷静に対応できる思考
  • 家族や高齢の親と一緒に使える伝えやすく実践しやすい予防策
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目次

点検商法対策の基本姿勢

点検商法の被害は、訪問されたときの対応次第で未然に防げるケースがほとんどです。大切なのは、話のうまさに飲まれないことと、その場の空気に流されないという基本姿勢を保つことです。

ここでは、すべての対策の土台となる3つの意識を紹介していきます。どんな場面でもこの軸を持っておくことで、被害リスクを大きく減らすことができるでしょう。

即決しない

どれだけ魅力的な提案に聞こえても、今日だけ、今ならという言葉に流されて、その場で契約するのは最も危険な判断です。一度契約してしまえば、あとから後悔しても解約や返金に時間や手間がかかることが多く、心理的な負担も大きくなります。

『契約は必ず家族と相談してから』と決めておくだけでも、即決を回避できます。必要な工事なら後日でもできるはず。

そう考えることが、冷静な判断の第一歩です。

不安を煽られても冷静になる

点検商法の最大の武器は、心理的不安を突いて判断力を奪うことです。

「雨漏りします」
「このままだと崩れます」

と言われると、つい焦ってしまうのは自然な反応です。

しかし、本当に危険な状態であれば、他の業者に見てもらっても同じ指摘が出るはずです。一歩引いて考え、本当に今必要かなのかと自分に問い直すだけで、冷静さを取り戻すことができます。

自分で信頼できる業者を選ぶ

訪問してきた業者に任せるのではなく、自分の意志で信頼できる業者を探す姿勢が重要です。
口コミ、実績、価格の明確さ、説明の丁寧さなど、自分の基準をもって判断しましょう。

信頼できる業者は、即決を迫らず、相見積もりも歓迎する姿勢を取ります。業者に選ばれるのではなく、自分が業者を選ぶという意識を持つことが、被害防止につながります。

訪問前にできる対策

点検商法は、突然の訪問によって判断力が揺さぶられることで契約へ進んでしまうケースが大半です。そのため、訪問を受ける前からどのように対応するかを決めておくことが、最大の防御策となります。

ここでは、高齢者世帯や家族で実践しやすい訪問前の備えを3つ紹介します。日常生活の中に取り入れやすいシンプルな習慣ばかりなので、ぜひ家族全体で共有しておきましょう。

家族で情報を共有する

特に一人暮らしの高齢者は、訪問販売に対して警戒心が薄れがちです。そのため、日頃から次の2つを共有しておきましょう。

  • 知らない業者には対応しない
  • 契約は必ず家族と相談する

という方針を家族間で共有しておくことが重要です。

連絡体制をあらかじめ決めておけば、本人だけに判断を委ねずに済みます。また、過去に点検商法の話を聞いたことがある人がいれば、その体験を共有することも大きな抑止力になります。

断り文句を準備しておく

突然の訪問に驚いてしまうと、咄嗟に言葉が出ず、断れないまま話を聞いてしまうケースがあります。そのため、簡単な断り文句を事前に決めておくと安心です。

たとえば、

「家族に相談してから決めます」
「必要であればこちらから連絡します」

など、短く言い切れる表現が効果的です。一度声に出して練習しておくことで、いざという時にも自然に言えるようになります。

インターホン越しで対応する習慣

訪問があった際、玄関ドアをすぐに開けて対応するのはリスクが高くなります。インターホン越しで応対することで、物理的にも心理的にも距離を保ちやすくなります。

相手の会社名や用件を聞くだけで終えることができ、断る際も余計なプレッシャーを感じずに済みます。高齢の家族にも、インターホン応対を基本とする習慣を伝えておくと安心です。

訪問を受けたときの対策

事前の準備があっても、実際に業者が目の前に現れると、緊張して冷静に判断できなくなることがあります。その場でどんな対応をすればいいのかをあらかじめ知っておくことで、動揺せずにやりとりを終えることができます。

ここでは、訪問を受けた瞬間から使える3つの基本行動を紹介します。相手のペースに巻き込まれず、自分の判断軸を保つための対応方法です。

身分証や会社情報を確認する

突然の訪問に対しては、まずどこの誰なのかを確認するのが第一歩です。名刺をもらうだけでなく、会社名・所在地・電話番号・登録番号などが正確に書かれているかをチェックしましょう。

後で調べて連絡しますと伝えることで、その場での判断を避ける口実にもなります。

本当に信頼できる業者であれば、情報の提示を嫌がることはありません。少しでも濁すような反応があれば、深追いせずにその時点で対応を終えるのが賢明です。

無料点検を断る

「無料ですから少しだけ」

と言われると、つい応じてしまいがちですが、これが点検商法の入り口です。点検後に、屋根がズレていたり、床下が危ないと不安をあおられ、高額な契約を結ばされるケースが後を絶ちません。

必要な点検であれば、自分から依頼すればよいのです。業者のペースで話が進む前に、最初から点検は必要ありませんと伝え、やりとりを切り上げることが被害防止につながります。

契約を迫られても応じない

「今だけ割引」
「今日決めればお得」

といった営業トークに焦らされると、冷静な判断ができなくなります。このような即決を迫る言葉は、相手の典型的な戦術です。

その場では、

「検討します」
「家族と相談してから」

と伝え、絶対に即決しないことを徹底しましょう。本当に必要な工事であれば、他の業者も同じ提案をするはずです。

即決を回避することで、被害リスクを大きく下げることができます。

契約前にできる対策

点検商法の被害を防ぐには、契約の前段階で立ち止まり、冷静に比較・検討する時間を持つことが何より重要です。即決さえ避けられれば、大半のトラブルは未然に防げるといっても過言ではありません。

ここでは、契約前に必ず確認しておくべき3つのポイントを解説します。どれも簡単ですが、確実に実践することでリスクを大きく下げられます。

相見積もりを必ず取る

契約を検討している段階では、必ず複数の業者に見積もりを依頼して比較しましょう。一社だけの提案では、価格や内容が妥当かどうか判断できません。

相見積もりを取ることで、工事内容の違いや対応の丁寧さが見えてきます。また、悪質な業者は相見積もりを嫌がる傾向があるため、そこで見極める手段にもなります。

他社にも確認しますと伝えるだけでも、強引な営業を抑止する効果があります。

相見積もりの際には、トベシンホームの無料点検をご利用ください。

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契約書の記載を確認する

契約前には、必ず書面の内容を細かく確認しましょう。工事内容、金額、支払条件、保証内容、工期、クーリングオフに関する記載があるかをチェックします。

特に、一式やお任せなどの曖昧な表現がある場合は要注意です。書面のコピーを持ち帰り、家族や第三者に見てもらうこともおすすめです。

わからない点をはぐらかす業者とは、契約すべきではありません

実績のある業者を選ぶ

業者を選ぶ際は、価格だけでなく、これまでの実績や評価も確認しましょう。施工事例、口コミ、登録番号、ホームページの内容など、多角的に調べることが大切です。

実績のある業者は、説明が丁寧で強引な営業をしないのが特徴です。相見積もりや比較検討を歓迎する姿勢も、信頼できるかどうかの判断材料になります。

安心して任せられるかを重視して選ぶことで、後悔のない契約につながります。

契約後にできる対策

点検商法の被害は、契約してしまったら終わりと思いがちですが、実はそこからでも取れる行動は数多くあります。正しい知識と手順を押さえれば、被害を最小限に抑えることは可能です。

ここでは、契約後にまず確認すべきこと、解約のために使える制度、そして相談先について整理します。焦らず、一つずつ対応していきましょう。

契約内容・領収書を確認する

契約を結んだあと、まずやるべきことは、契約書と領収書の内容をしっかり確認することです。特にチェックすべきは、契約日、工事内容、金額、クーリングオフの記載の有無です。

領収書には業者の正式な社名や連絡先が書かれているかも確認しましょう。証拠をしっかり残しておくことで、後から相談や解約をする際にスムーズに進めることができます。

クーリングオフを利用する

訪問販売による契約であれば、契約書を受け取った日を含めて8日以内であれば、クーリングオフが適用できます。理由を問わず、書面やはがき1枚で契約を無効にすることができます。

重要なのは、書面に記録を残すこと。可能であれば、内容証明郵便で送るのが安心です。クーリングオフ期間を過ぎていても、業者の説明に不備があった場合などは適用される可能性があります。

公的窓口に相談する

契約後に不安を感じたら、まずは一人で悩まず、消費生活センターなどの公的窓口に相談しましょう。電話番号『188(いやや)』にかけると、最寄りの窓口につながります。

状況に応じて、クーリングオフの進め方、業者との交渉方法、法的な支援についてもアドバイスを受けられます。小さなことでも相談することで、被害が拡大する前に止めることができます。

外壁・屋根・雨漏りならトベシンホームへお任せください

項目詳細
会社名FCR株式会社(トベシンホーム)
本社所在地〒271-0064
千葉県松戸市上本郷2868-8
Googleマップ
電話番号0120-685-126
営業時間8:00〜20:00 年中無休

点検商法に対して対策をしていても、

「やっぱり不安」
「判断に自信がない」

と感じることはあるはずです。そんな時に、信頼できる業者に相談できる環境があるだけで、心理的な負担は大きく軽減されます。

トベシンホームは、関東一円で5500件以上の施工実績を誇り、屋根・外壁・雨漏りといった被害の多いリフォーム分野に強みを持っています。見積もりの明確さ、説明の丁寧さ、そして『相談だけでも歓迎』というスタンスが、多くのお客様から信頼を得ています。

契約を急がせるような営業は一切行っておらず、必要な工事かどうかを一緒に見極める姿勢を大切にしています。点検商法に少しでも不安を感じたら、まずは相談という選択肢を持ってみてください。

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点検商法についてよくある質問

高齢の親が心配なときの備えは?

家族間であらかじめ、契約は家族に相談してからとルールを決めておくのが効果的です。
対策マニュアルや断り方を紙で渡しておくのも安心材料になります。

無料点検は全て怪しいの?

すべてが怪しいわけではありませんが、突然の訪問で勧められる無料点検は警戒が必要です。
自分で選んだ業者に依頼するのが基本です。

相見積もりを取るのは面倒では?

たしかに手間はかかりますが、数十万円の差が出ることも珍しくありません。
価格だけでなく、業者の対応や説明のわかりやすさも比較できるため、安心感が得られます。

対策しても不安なときは?

知識だけでは不安が残るのが普通です。
そうしたときは、信頼できる業者に事前相談しておくことで、実際の場面でも落ち着いて対応できます。

まとめ

点検商法の被害は、予想もしないタイミングで突然訪れます。だからこそ、事前に対策を知っておくだけでなく、習慣化することが被害防止に直結します。

この記事では、訪問前・訪問時・契約前・契約後の4つの段階に分けて、具体的な対策を紹介しました。また、高齢の家族や一人暮らしの方とも共有しやすいシンプルな方法ばかりです。

対策は特別なことではありません。インターホン応対を徹底する、即決を避ける、信頼できる業者を自分で選ぶ。
この3つの習慣だけで、点検商法の多くは防げます。

この記事の監修者
増山親方
増山親方

屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。

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