「ガルバリウム鋼板って他の屋根材と比べてどうなの?」
「リフォームするなら費用はどのくらいかかるの?」
「長持ちする屋根材を選びたいけど、デメリットはないの?」
屋根のリフォームを検討する際、このような疑問を持つ方は少なくないでしょう。特に近年人気が高まっているガルバリウム鋼板は、その軽量性や耐久性から多くの住宅で採用されています。
しかし、どんな屋根材にも長所と短所があるため、自分の家に最適な選択をするには正しい知識が必要です。立地条件や予算によっても最適な選択は変わってくるため、総合的な判断が求められます。
この記事では、ガルバリウム鋼板の特徴から、メリット・デメリット、リフォーム費用の相場まで詳しく解説します。
これから屋根材を選ぶ方に役立つ情報を提供しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事のポイント
- ガルバリウム鋼板は軽量で耐震性が高い
- 耐用年数は30〜40年と長寿命
- 適切なメンテナンスが長持ちのカギ

トベシンホームは、関東に16店舗を構える地域密着型の外壁・屋根・雨漏りの専門家です。
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屋根材のガルバリウム鋼板とは
ガルバリウム鋼板は近年の住宅屋根材として人気が高まっている素材です。その特徴や選ばれる理由について見ていきましょう。
ガルバリウム鋼板の正しい知識を身につけることで、屋根材選びの判断材料となるでしょう。
ガルバリウム鋼板の特徴
ガルバリウム鋼板は、鉄板の表面をアルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%の特殊合金でコーティングした建材です。この組成が高い耐食性と耐久性を生み出しています。
従来のトタン屋根(亜鉛メッキ鋼板)と比較して約3〜6倍の耐久性を誇り、適切なメンテナンスを行えば30〜40年の耐用年数が期待できます。
特筆すべきは、その軽量性です。厚さ0.35〜0.4mm程度と非常に薄く、重量は1平方メートルあたり約5kgと軽量なため、建物への負担が少なく耐震性能の向上に貢献します。
また、熱反射率が高いため、夏場の室内温度上昇を抑える効果も期待できるのが特徴です。
現代の住宅に選ばれる理由
ガルバリウム鋼板が現代の住宅屋根材として選ばれる最大の理由は、その実用性とデザイン性の高さにあります。
まず、従来の瓦屋根と比較して約9分の1という圧倒的な軽さは、地震大国日本において大きな優位点となっています。建物への負担を軽減し、耐震性を向上させる点は多くのホームオーナーに評価されています。
加工のしやすさも大きな魅力です。金属の薄板であるため様々な形状に加工でき、モダンでシャープなデザインから伝統的な瓦調まで、幅広い住宅スタイルに対応できます。
さらに、近年の断熱材一体型製品の登場により、従来の金属屋根の弱点だった熱の伝わりやすさや雨音の問題も改善され、快適な住環境を実現できるようになりました。
ガルバリウム鋼板屋根材の4つのメリット
ガルバリウム鋼板屋根には、他の屋根材にはない優れた特性があります。安全性から美観まで幅広いメリットを確認していきましょう。
これらのメリットを理解することで、ガルバリウム鋼板が住宅屋根材として選ばれる理由が明確になるでしょう。
メリット1:軽量化による耐震性能の向上
ガルバリウム鋼板の最大の魅力は、その驚くべき軽さにあります。1平方メートルあたり約5kgという重量は、従来の瓦屋根(約45kg/㎡)の約9分の1、スレート屋根(約20kg/㎡)の約4分の1という圧倒的な軽量さです。
この軽量性が建物全体の耐震性能向上に大きく貢献します。屋根が軽いほど建物の重心が下がり、地震の揺れに対する抵抗力が高まるのです。
特に築年数が経過した住宅のリフォームでは、建物への負担軽減という点で有効な選択肢と言えるでしょう。既存の瓦屋根からガルバリウム鋼板への変更で、構造体全体の耐震性能が向上する効果が期待できます。
メリット2:耐久性と錆びにくさの特徴
ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛の特性を活かした優れた耐久性を持っています。適切なメンテナンスを行えば30〜40年の耐用年数が期待できるのです。
従来のトタン屋根と比較して約3〜6倍の耐久性があり、特に錆びにくいという特徴は長期間の美観維持に役立ちます。表面のコーティングが紫外線や風雨から保護するため、色あせや劣化も緩やかです。
さらに、傷がついても自己修復機能があり、下地金属の腐食が広がりにくいという特性も持っています。長期的な視点で見れば、メンテナンス頻度の少なさという経済的なメリットも大きいと言えるでしょう。
ガルバリウム鋼板屋根の耐用年数について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

メリット3:断熱性能と省エネ効果
現代のガルバリウム鋼板屋根材は、断熱材が一体化した製品が主流となっています。この構造により、優れた断熱効果と省エネ性能を実現しているのです。
屋根からの熱侵入を約85%カットする効果があり、夏場の室温を平均3〜4℃低下させることが可能です。この結果、年間の冷房費用が約8〜12万円削減できたという実例も報告されています。
冬場も室内の暖かさを逃がしにくくなり、冷暖房効率が向上します。光熱費の削減と共に、CO2排出量の抑制にも貢献するため、環境にも配慮した屋根材と言えるでしょう。
メリット4:デザイン性と住宅の美観向上
ガルバリウム鋼板は、そのシャープなラインと多彩なカラーバリエーションにより、住宅の外観デザインに大きく貢献します。モダンな印象からクラシカルな雰囲気まで、様々な住宅スタイルに対応可能です。
加工のしやすさから、複雑な屋根形状にも適応でき、デザインの自由度が高いという利点があります。近年では瓦調のデザインも登場し、和風住宅にも違和感なく採用できるようになりました。
さらに耐候性に優れているため、美しい外観を長期間維持できることも大きな魅力です。住宅の資産価値を高める要素としても評価されているのです。
ガルバリウム鋼板屋根材の3つのデメリット
ガルバリウム鋼板屋根材にはメリットが多い一方で、理解しておくべき注意点もあります。適切な判断のために、デメリットも確認しておきましょう。
これらの課題を理解し、対策を講じることで、より満足度の高い屋根リフォームが可能になります。
デメリット1:雨音や音響問題への対策
ガルバリウム鋼板屋根の一般的な懸念点として、雨音の問題が挙げられます。金属製であるため、雨や雹が直接当たると響きやすく、特に小屋裏収納や2階天井に断熱材が少ない住宅では気になることがあります。
しかし、現在の製品は多くの改良が加えられています。断熱材一体型の製品を選ぶことで、雨音を大幅に軽減することが可能です。また、施工時に防音シートを追加することでさらに効果を高めることができます。
天井に十分な断熱材を入れることも効果的な対策となるでしょう。実際に採用した多くの方からは「思ったほど雨音は気にならない」という声も多く聞かれます。
デメリット2:初期費用とメンテナンスコスト
ガルバリウム鋼板屋根のもう一つの課題は、初期費用が他の一部の屋根材と比較して高めになる点です。スレート屋根と比べると、同じ面積でも2割程度費用が上がることがあります。
ただし、長期的な視点では経済的な選択肢と言えるでしょう。耐久性が高く、塗装などのメンテナンスサイクルが長いため、トータルコストでは優位性があります。一般的なメンテナンス時期は15〜20年後となり、スレート屋根(7〜10年)より長い期間が確保できます。
初期費用はかかりますが、長期的な経済性と建物価値の維持向上を考慮すると、コストパフォーマンスの高い選択肢と言えるのです。
デメリット3:立地環境による耐久性の変化
ガルバリウム鋼板は、設置環境によって耐久性が変化することを理解しておく必要があります。特に海岸から5km以内の塩害地域では、メーカー保証の対象外となることが多く、耐用年数が20年程度に短縮される可能性があります。
工場地帯では大気中の腐食性物質の影響を受けやすく、落葉樹が近い環境では落ち葉と接触することで電食作用が発生する恐れもあるのです。
これらのリスクは定期的な清掃と早めのメンテナンスで軽減できます。特に塩害地域では耐塩害仕様の製品選択や、より頻繁な洗浄が推奨されます。立地条件に合わせた適切な製品選びと維持管理計画が重要です。
ガルバリウム鋼板と他の屋根材との比較
屋根材選びの際には、それぞれの特性を比較検討することが重要です。
ガルバリウム鋼板は軽量性と耐久性に優れる一方、瓦は重厚感がありスレートは初期コストが抑えられます。耐用年数や維持費、見た目の好みなど、総合的に判断する必要があるでしょう。
特に既存の屋根が瓦の場合、ガルバリウム鋼板への葺き替えで大幅な軽量化が実現します。住宅の立地条件や予算、デザイン性も考慮して、最適な屋根材を選択することをおすすめします。
比較項目 | ガルバリウム鋼板 | スレート | 瓦 |
---|---|---|---|
重量 | 約5kg/㎡ | 約20kg/㎡ | 約45〜60kg/㎡ |
耐用年数 | 30〜40年 | 20〜25年 | 40〜50年 |
メンテナンス時期 | 15〜20年 | 7〜10年 | 10〜20年 |
価格(1㎡あたり) | 6,000〜9,000円 | 4,500〜8,000円 | 8,000〜15,000円 |
特徴 | 軽量・耐久性高い | 初期コスト安い | 重厚感・伝統美 |
それぞれの屋根材には特性があり、予算や建物の状態、お好みに合わせて選ぶことが大切です。
屋根材別の費用や耐用年数について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

ガルバリウム鋼板のおすすめな屋根材
ガルバリウム鋼板屋根材には様々な製品がありますが、特に評価の高い製品をご紹介します。建物の状況に応じて最適な製品を選びましょう。
製品選びは屋根の性能に直結するため、特性をよく理解することが重要です。
横暖ルーフαS
「横暖ルーフαS」は、ニチハ株式会社が販売する断熱材一体型のガルバリウム鋼板屋根です。販売開始から20年以上の実績を持つ信頼性の高い製品として評価されています。
特徴的なのは、業界最厚の断熱材(最大17mm)と遮熱鋼板の組み合わせによる高い断熱・遮熱性能です。これにより、夏の暑さ対策と冬の寒さ対策の両方に効果を発揮します。
さらに、ジョイント部分の止水性能にも優れており、雪国を含む全国各地での採用実績があります。塗膜15年・赤錆20年・穴あき25年の保証付きで、長期的な安心感も得られる点が大きな魅力です。
スーパーガルテクト(エスジーエル鋼板)
「スーパーガルテクト」は山形県に本社を置くアイジー工業が開発した高性能屋根材です。従来のガルバリウム鋼板製「ガルテクト」から2016年に進化した製品で、エスジーエル鋼板を採用しています。
最大の特徴は、従来のガルバリウム鋼板にマグネシウムを加えた「エスジーエル鋼板」を基材に使用している点です。これにより耐久性が3倍にも向上し、より長期間の使用が可能になりました。
表面には遮熱性塗装が施され、内部には断熱性・防火性に優れた断熱材、裏面にはアルミライナー紙を配置した構造となっています。カラーバリエーションも豊富で、2022年からはワインレッドも新たに加わり、デザイン性も充実しています。
ガルバリウム鋼板屋根のリフォーム費用
ガルバリウム鋼板へのリフォームには、主に2つの工法があります。それぞれの費用相場と特徴を理解し、自分の家に適した方法を選びましょう。
予算計画を立てる際の参考にしてください。
葺き替え工事の費用相場
葺き替え工事は、既存の屋根材を全て撤去して新しいガルバリウム鋼板を施工する方法です。30坪程度の一般的な住宅の場合、費用相場は以下のようになります。
工事項目 | 費用目安(30坪) |
---|---|
既存屋根の撤去・処分 | 20〜30万円 |
下地補修・防水工事 | 15〜25万円 |
ガルバリウム鋼板材料・施工 | 50〜70万円 |
足場設置・諸経費 | 15〜35万円 |
合計 | 100〜160万円 |
工期は通常7〜14日程度かかりますが、建物の状態や天候によって変動します。雨漏りがある場合や築30年以上の住宅では、この工法が推奨されることが多いでしょう。
ガルバリウム鋼板の葺き替え費用相場について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

カバー工法の費用相場
カバー工法は、既存の屋根材はそのままに、その上から新しいガルバリウム鋼板を重ねる工法です。30坪程度の住宅での費用相場は以下の通りです。
工事項目 | 費用目安(30坪) |
---|---|
下地調整・補修 | 10〜20万円 |
ガルバリウム鋼板材料・施工 | 45〜60万円 |
足場設置・諸経費 | 15〜35万円 |
合計 | 80〜110万円 |
工期は4〜7日程度と葺き替えより短く、廃材も少ないことから環境にもやさしい工法です。既存屋根の状態が比較的良好で雨漏りのない場合に適しています。
屋根が二重構造になることで断熱性・遮音性も向上しますが、既に重ね葺きされている屋根や著しく劣化した屋根には適用できないという制約もあります。
ガルバリウム鋼板のカバー工法費用相場について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

屋根形状による費用変動要因
屋根の形状は工事費用を左右する重要な要因です。シンプルな切妻屋根と比べて、複雑な形状になるほど費用は上昇する傾向にあります。
一般的に、L字型や塔屋付きなど複雑な形状の場合、標準的な費用から2〜3割ほど増加することも珍しくありません。具体的には、谷や棟の数が多くなると、それだけ防水処理や板金工事が必要となり、費用の上昇につながります。
また、屋根の勾配も要注意です。4寸勾配(約22度)を超える急勾配では、作業の難易度が上がるため追加の安全対策費用が必要となります。
一方、緩やかな勾配の場合は標準的な費用で施工できることが多いでしょう。
ガルバリウム鋼板屋根のリフォーム事例
実際のガルバリウム鋼板を使用した屋根リフォーム事例を紹介します。様々な条件下での施工実績を参考に、ご自宅の屋根リフォームのイメージを持っていただければと思います。
実例を見ることで、ガルバリウム鋼板屋根の魅力がより具体的に理解できるでしょう。
事例1:コロニアル屋根からのカバー工法
東京都大田区の戸建て住宅で実施されたガルバリウム鋼板へのカバー工法リフォーム事例です。長年使用されていたコロニアル屋根に苔が発生し、雨漏りの懸念から工事が決断されました。
施工項目 | 内容 |
---|---|
施工内容 | 屋根カバー工法 |
使用商材 | 横暖ルーフαS チヂミ(ニチハ) |
工期 | 8日間 |
費用帯 | 50〜100万円 |
工事では既存の屋根材の上に新しい防水シートを敷設し、高性能な断熱材一体型のガルバリウム鋼板を施工しました。棟板金や谷部分も丁寧に施工され、防水性能と耐久性が大幅に向上しています。
お客様からは「職人さんが丁寧に作業してくださり、仕上がりも綺麗で大満足です」との声をいただいており、雨漏りの心配がなくなったと喜ばれています。今後30年程度は安心して暮らせる屋根に生まれ変わりました。
事例2:トタン屋根からの葺き替え工事
埼玉県川口市の住宅で実施されたガルバリウム鋼板への葺き替え工事事例です。雨漏りが発生していたトタン屋根を完全に撤去し、下地から新しく施工しました。
屋根葺き替え工事施工項目 | 内容 |
---|---|
施工内容 | 屋根葺き替え工事 |
使用商材 | スーパーガルテクト(アイジー工業) |
工期 | 8日間 |
費用帯 | 150〜200万円 |
工事では古い屋根材を撤去後、新しい野地板とルーフィング(防水シート)を施工し、その上にガルバリウム鋼板を設置しました。
特に下地の状態が劣化していたため、野地板を全面的に交換し、耐久性の高い屋根基礎を作り上げています。
お客様は「職人さんの丁寧な作業と担当者の分かりやすい説明で不安なく過ごせました」と感想を述べられ、完全な葺き替えによって雨漏りの心配がなくなった安心感を強調されていました。耐久性に優れた屋根材により、長期間のメンテナンスフリーが期待できます。
トベシンホームでは無料診断と最短即日の現地調査を実施しています。屋根の状態やご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。屋根工事を検討されている方、屋根に関するお悩みをお持ちの方はお気軽にご連絡ください。
屋根リフォームのビフォーアフターが分かりやすい施工事例について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンス方法
ガルバリウム鋼板屋根を長持ちさせるためには、適切なメンテナンスが欠かせません。状態に応じた3つの基本的なメンテナンス方法を紹介します。
計画的なメンテナンスで耐用年数を延ばし、屋根の性能を維持しましょう。
方法1:定期清掃
ガルバリウム鋼板屋根の最も基本的なメンテナンスは、定期的な清掃です。特に塩分やほこりの付着は錆びの原因となるため、年に数回程度の水洗いが効果的です。
清掃する際は水道水で表面の汚れを流すように水をかけ、特に雨が当たりにくい軒下や出窓の下などは重点的に洗浄しましょう。こうした部分は雨による自然洗浄が期待できないため、手動での清掃が重要です。
小動物の糞尿が付着したままだと錆びの原因となるため、発見したら早めに洗い流すことも大切です。沿岸部や工業地域では洗浄頻度を多めにするとより効果的でしょう。簡単な清掃でも定期的に行うことで、屋根の寿命を大きく延ばすことができます。
方法2:塗装メンテナンス
ガルバリウム鋼板屋根に塗装のチョーキング(色あせ)やコケの発生が見られる場合、塗装メンテナンスが必要です。一般的には施工後10〜15年程度が塗装の目安となります。
塗装により防水性能を回復させ、サビの進行を防止することができるのがポイントです。30坪程度の住宅の場合、塗装費用は30〜50万円程度が相場となっています。
塗料選びも重要で、シリコン塗料は費用を抑えられる一方、より高価なフッ素塗料は耐久性に優れています。環境条件や予算に応じて適切な塗料を選ぶことが、メンテナンス効果を高める鍵となるでしょう。塗装は専門業者に依頼し、下地処理を含めた正しい工程で行うことが大切です。
方法3:部分補修・交換
ガルバリウム鋼板屋根の一部に錆びや破損が見られる場合は、部分的な補修や交換が効果的です。特に棟板金や谷部分、軒先などの接合部は劣化が進みやすい箇所となります。
築15年頃になると、屋根本体よりも先に釘や棟板金の劣化が進むことが多いため、これらの点検と必要に応じた交換が重要です。気候による自然外傷によって徐々に緩む釘やビスの締め直しも効果的な対策となります。
部分補修のタイミングが遅れると、建物内部まで被害が広がり大規模な工事が必要になる場合があります。そのため定期的な点検を行い、早期発見・早期対応を心がけることが肝心です。小さな不具合でも放置せず、速やかに専門業者に相談することをおすすめします。
ガルバリウム鋼板の屋根工事はトベシンホームまで

項目 | 詳細 |
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会社名 | FCR株式会社(トベシンホーム) |
本社所在地 | 〒271-0064 千葉県松戸市上本郷2868-8 Googleマップ |
電話番号 | 0120-685-126 |
営業時間 | 8:00〜20:00 年中無休 |
トベシンホームは、千葉・埼玉・茨城エリアを中心に高品質なガルバリウム鋼板屋根工事を提供する専門店です。
豊富な施工実績と地域の気候特性を熟知した職人による丁寧な施工が強みです。葺き替え工事からカバー工法まで、建物の状態に合わせた最適な提案を行っています。
現地調査から施工、アフターフォローまでを自社スタッフが一貫して担当するため、高品質な仕上がりと適正価格を実現できます。
補助金申請や火災保険の活用サポートも行っておりますので、ガルバリウム鋼板屋根のリフォームをお考えの方は、まずは無料点検からお気軽にご相談ください。
まとめ
ガルバリウム鋼板屋根材は、その軽量性・耐久性・デザイン性から現代の住宅に最適な選択肢となっています。
従来の屋根材と比較して耐震性能の向上や省エネ効果など多くのメリットがある一方で、雨音対策や立地環境による耐久性の変化などの注意点も存在します。
リフォーム費用は葺き替え工事で100〜160万円、カバー工法で80〜110万円程度が相場です。高品質な製品選びと適切なメンテナンスを行うことで、30〜40年という長い耐用年数を最大限に活かすことができるでしょう。
お住まいに最適な屋根材選びは、専門業者への相談と現地調査から始めることをおすすめします。

屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。