外壁塗装のよくある失敗例7選!失敗する原因と後悔しないための対策まで

「外壁塗装で失敗したくない」
「イメージと違う色になったらどうしよう」
「悪徳業者に騙されないか不安…」

このような悩みを抱えている方は少なくありません。

外壁塗装は一度に100万円前後の費用がかかる大きな買い物です。気軽に塗り替えられる金額ではないため、絶対に失敗は避けたいところでしょう。

しかし実際には、色選びのミスや業者選びの失敗、施工不良など、様々なトラブルが発生しています。知識がないまま工事を進めてしまうと、10年以上後悔し続けることになりかねません。

この記事では、外壁塗装でよくある失敗例7選と、その原因、具体的な対策方法まで詳しく解説します。

事前に失敗パターンを知っておくことで、適切な判断基準を持ち、満足度の高い外壁塗装を実現することが可能です。

これから外壁塗装を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

なお、はじめの外壁塗装で不安を感じている方は、こちらをぜひ参考にしてください。

この記事のポイント

  • 外壁塗装の失敗例は色選びと業者選びに集中
  • 大きなサンプルとシミュレーションで色を検証
  • 相見積もりと実績確認で信頼できる業者を選ぶ
外壁塗装・屋根工事・雨漏りならトベシンホームにおまかせください!

トベシンホームは、関東に16店舗を構える地域密着型の外壁・屋根・雨漏りの専門家です。

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目次

外壁塗装でよくある失敗例7選

外壁塗装では様々な失敗が発生しています。以下の7つの失敗例について、具体的な内容を解説します。

これらの失敗例を事前に知っておくことで、同じ過ちを避けることができるでしょう。

失敗例1:イメージと違う色になってしまった

外壁塗装の失敗で最も多いのが、完成後の色がイメージと違ったというケースです。

カタログや小さな色見本で選んだ色と、実際に外壁全体に塗った色では見え方が大きく異なります。

これは面積効果と呼ばれる目の錯覚によるものです。明るい色はより明るく、濃い色はより暗く見えてしまいます。

室内の照明下で選んだ色が、屋外の自然光では全く違う印象になることも珍しくありません。10年以上その色で過ごすことを考えると、避けたい失敗でしょう。

失敗例2:ツートンカラーや屋根との配色で違和感が出た

ツートンカラーで外壁を塗装する際、色の組み合わせに失敗するケースも多く見られます。

相性の悪い色同士を選んでしまうと、建物全体のバランスが崩れてしまいます。赤と緑の組み合わせはクリスマスを連想させるなど、強いイメージが先行する配色は要注意です。

単色塗装の場合でも、屋根の色との相性を考慮しないと違和感が生じます。外壁だけを見て色を決めてしまい、建物全体で見たときに後悔するパターンは少なくありません。

失敗例3:周辺環境から浮いた色になってしまった

自分の好みだけで色を選んだ結果、周囲の景観から浮いてしまう失敗例もあります。

住宅街では周辺の建物との調和も重要な要素です。自然環境に囲まれた場所で派手な色を選ぶと、必要以上に目立ってしまいます。

都市部や近代的な環境では明るめの色が適していても、落ち着いた住宅地では周囲に馴染む色を選ぶ方が無難でしょう。

景観ガイドラインが定められている地域もあるため、事前確認が欠かせません。

失敗例4:塗膜の剥がれや色ムラが発生した

施工直後にもかかわらず、塗膜の剥がれや色ムラが発生してしまうケースがあります。

技術力の低い業者や、作業が雑な業者に依頼すると、このような施工不良が起こりやすくなります。

下地処理が不十分だったり、塗料の重ね塗り回数を省略したりすることが主な原因です。

優良業者でも多少のムラは発生するものですが、明らかな施工ミスは避けなければなりません。保証やアフターフォローの有無が、トラブル対応の鍵を握ります。

失敗例5:相場より高額な費用を請求された

相見積もりを取らずに契約した結果、相場よりも高い金額を支払ってしまう失敗も多発しています。

一般的な戸建住宅の外壁塗装費用は、シリコン塗料を使用した場合で約70〜90万円が相場です。相場を知らないまま業者を選ぶと、法外な価格を提示される可能性があります。

訪問営業の業者に言われるがままに契約してしまい、後から高額だと気づくケースも少なくありません。複数業者から見積もりを取ることで、このような失敗は防げるでしょう。

失敗例6:近隣住民からクレームが入った

外壁塗装工事では、騒音や塗料の臭いで近隣住民とトラブルになることがあります。

足場設置時の音や作業員の掛け声、塗料の飛散などが原因でクレームが発生します。事前の挨拶回りが不十分だと、近隣住民の理解を得られず関係が悪化してしまうでしょう。

工事後も長く住み続ける場所だからこそ、近隣への配慮は欠かせません。挨拶回りを徹底してくれる業者を選ぶことが、円満な工事実施につながります。

失敗例7:補修が必要になり予算オーバーした

外壁の劣化を放置した結果、補修箇所が増えて予算を大幅に超えてしまうケースがあります。

定期点検を怠ると、外壁材や下地材まで劣化が進行してしまいます。初期段階なら塗装だけで済むところを、外壁材の張替えや下地補修が必要になると、100万円以上の大掛かりな工事になるでしょう。

適切なタイミングで塗装を実施していれば避けられた出費です。5〜10年間隔での定期点検が、結果的に費用を抑えることにつながります。

外壁塗装が失敗する3つの原因

外壁塗装の失敗には共通する原因があります。以下の3つの原因について解説します。

これらの原因を理解することで、失敗を未然に防ぐことが可能です。

原因1:色選びの検証が不十分だった

色選びの失敗は、検証不足が最大の原因となっています。

小さなカタログサンプルだけで色を決めてしまうと、面積効果により実際の仕上がりとイメージが大きくずれます。室内の蛍光灯下で見た色と、屋外の自然光下で見た色では印象が全く異なるのです。

カラーシミュレーションツールを使わなかったり、大きなサンプルで確認しなかったりすることも失敗につながります。

色を見る場所や時間帯、光の当たり方によって見え方は大きく変わるため、様々な条件下での検証が欠かせません。

原因2:信頼できる業者を選べなかった

業者選びの失敗が、施工不良や金銭トラブルの直接的な原因となります。

訪問営業の業者に言われるがままに契約してしまうと、相場より高額な費用を請求されたり、手抜き工事をされたりするリスクが高まります。

複数の業者から見積もりを取らないと、価格の妥当性を判断できません。

施工実績や口コミの確認を怠ることも問題です。保証内容やアフターフォローが不十分な業者を選んでしまうと、施工後のトラブルに適切な対応をしてもらえないでしょう。

原因3:適切なタイミングを逃してしまった

外壁塗装の実施時期を誤ると、費用が膨らむ原因になります。

劣化症状が出ているにもかかわらず放置すると、外壁材の内部まで傷んでしまいます。表面の塗装だけで済む段階を過ぎると、下地材の補修や外壁材の張替えが必要になり、費用が大幅に増加するのです。

定期点検を実施せず、雨漏りなどの深刻な症状が出てから慌てて依頼するケースも少なくありません。早めの対応が結果的にコストを抑えることにつながります。

外壁塗装の失敗を防ぐ6つの対策

失敗を防ぐには、事前の準備と適切な判断が重要です。以下の6つの対策について解説します。

これらの対策を実践することで、満足度の高い外壁塗装を実現できるでしょう。

対策1:大きなカラーサンプルで実際の光の下で確認する

色選びの失敗を防ぐには、A4サイズ以上の大きなカラーサンプルを用意してもらうことが重要です。

数センチのカタログサンプルでは、面積効果による色の見え方の違いを確認できません。大きなサンプルを外壁に立てかけたり貼り付けたりすることで、実際の仕上がりに近いイメージを掴めます。

確認する際は室内の蛍光灯下ではなく、屋外の自然光下で行いましょう。朝・昼・夕方と時間帯を変えて確認することで、光の当たり方による色の変化もチェックできます。

対策2:カラーシミュレーションツールを活用する

建物全体のバランスを確認するには、カラーシミュレーションツールが効果的です。

自宅の写真を撮影して色を変更できるため、屋根やサッシとの相性を事前に把握できます。ツートンカラーを検討している場合も、配色のバランスを視覚的に確認できるでしょう。

ただし質感までは再現できないため、大まかな色の選定に使い、細かい確認は実際のカラーサンプルと併用することをおすすめします。

建物のシルエット全体で見たときの印象を掴むのに最適です。

対策3:複数業者から相見積もりを取る

適正価格で外壁塗装を実施するには、最低でも3社以上から見積もりを取ることが必要です。

1社だけでは価格の妥当性を判断できず、相場より高額な費用を支払ってしまう可能性があります。複数の見積書を比較することで、工事内容や使用する塗料、各工程の費用を確認できるでしょう。

安価な見積もりだけで判断するのは危険です。極端に安い業者は、後から追加費用を請求したり手抜き工事をしたりするリスクがあります。

価格と施工品質の両面から総合的に判断することが大切です。

対策4:保証内容とアフターフォローを確認する

施工後のトラブルに備えて、保証やアフターフォローが充実している業者を選びましょう。

どれだけ優良な業者でも、施工後に不具合が発生する可能性はゼロではありません。保証内容が明確に文書化されているか、アフターメンテナンスの体制が整っているかを事前に確認することが重要です。

施工後の不備に対して追加費用を請求する業者は避けるべきです。信頼できる業者であれば、保証期間内の不具合には責任を持って無償で対応してくれます。

契約前に保証範囲や期間を必ず確認してください。

対策5:施工実績と口コミを徹底的にリサーチする

業者選びでは、施工実績や口コミの確認が欠かせません。

業者のホームページに掲載されている施工事例の写真を見ることで、技術力やデザインセンスを判断できます。担当者の対応や説明の丁寧さも、信頼性を測る重要な指標となるでしょう。

口コミは公式サイトのものではなく、SNSなどのリアルな評判を参考にすることをおすすめします。実際に施工を依頼した人の生の声から、業者の強みや弱みが見えてきます。

複数の情報源を確認して総合的に判断してください。

対策6:劣化症状が出たら早めに相談する

外壁の劣化症状が見られたら、なるべく早く専門業者に相談しましょう。

外壁のひび割れや塗膜の剥がれ、色あせなどの兆候を放置すると、外壁材の内部まで傷んでしまいます。

初期段階であれば塗装だけで済むところを、下地材の補修や外壁材の張替えが必要になれば、費用が大幅に増加するのです。

5〜10年間隔で定期点検を実施することで、劣化の進行を早期に発見できます。適切なタイミングで塗装を行うことが、結果的にトータルコストを抑えることにつながるでしょう。

安心の外壁塗装はトベシンホームにご相談ください

項目詳細
会社名FCR株式会社(トベシンホーム)
本社所在地〒271-0064
千葉県松戸市上本郷2868-8
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電話番号0120-685-126
営業時間8:00〜20:00 年中無休

トベシンホームは、関東圏で豊富な外壁塗装実績を持つ地域密着型の外装リフォーム専門店です。

千葉県・埼玉県・茨城県を拠点に、各地域の気候条件を熟知した経験豊富な職人が、お客様の建物に最適な塗装プランをご提案しています。

当社の強みは、見積もりから施工、アフターフォローまでを自社スタッフが一貫して担当する体制です。これにより高品質な施工と適正価格を実現し、近隣への配慮も徹底して行っています。

色選びのサポートからカラーシミュレーション、施工後の定期点検まで丁寧に対応いたしますので、外壁塗装でお悩みの際はぜひトベシンホームにご相談ください。

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まとめ

外壁塗装の失敗は、色選びや業者選び、タイミングの判断ミスから発生します。

イメージと違う色になったり、施工不良が起きたりする失敗を防ぐには、大きなカラーサンプルでの確認やカラーシミュレーションの活用が効果的です。

複数業者から相見積もりを取り、保証内容や施工実績を徹底的にリサーチすることで、信頼できる業者を見極められるでしょう。

劣化症状が出たら早めに相談し、適切なタイミングで塗装を実施することが、結果的に費用を抑えることにつながります。

この記事で紹介した対策を実践して、満足度の高い外壁塗装を実現してください。

この記事の監修者
増山親方
増山親方

屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。

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