「屋根の葺き替えって、結局いくらかかるの?」
「30坪の家だと費用はどのくらい見ておけばいい?」
「カバー工法と葺き替え、どちらが安く済むんだろう」
このような疑問を抱えている方は少なくありません。屋根葺き替えは100万円を超える大きな工事だからこそ、事前に費用の全体像を把握しておくことが重要です。
しかし、屋根材の種類や坪数、建物の状態によって費用は大きく変わるため、相場だけでは「自分の家がいくらかかるか」が分かりにくいのが実情でしょう。
この記事では、坪数別の費用早見表から内訳・屋根材別の比較・費用を抑える方法まで詳しく解説します。
屋根葺き替え工事を検討されている方はぜひ参考にしてください。
また、屋根工事の種類別費用相場について詳しくはこちらで解説しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント
- 屋根葺き替えの費用は坪数・屋根材によって大きく異なる
- 30坪の費用目安は95〜250万円程度
- 費用の内訳は材料費・工賃・足場代・廃材処理費の3つ
- カバー工法は葺き替えより安いが対応できない状態もある
- 火災保険や同時施工で費用を抑えられるケースがある
- まずは無料点検で自宅の屋根の状態を確認することが重要

トベシンホームは、関東に16店舗を構える地域密着型の外壁・屋根・雨漏りの専門家です。
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屋根葺き替えの費用相場【坪数別早見表】
屋根葺き替えの費用は、坪数と屋根材の組み合わせによって大きく変わります。まずは自分の家の坪数から、おおよその費用感を確認しておきましょう。
| 坪数 | スレート | ガルバリウム鋼板 | 和瓦・洋瓦 |
|---|---|---|---|
| 20坪 | 70〜120万円 | 80〜130万円 | 100〜160万円 |
| 30坪 | 95〜170万円 | 100〜200万円 | 120〜250万円 |
| 40坪 | 120〜190万円 | 130〜220万円 | 160〜280万円 |
| 50坪〜 | 150万円〜 | 160万円〜 | 200万円〜 |
各坪数の詳細な費用と特徴は、以下でそれぞれ解説します。
以下の費用はあくまで目安です。実際の費用は屋根の形状や劣化状況によって変動するため、正確な金額は専門業者への現地調査で確認することをおすすめします。
20坪の葺き替え費用
20坪は比較的小規模な住宅の屋根面積です。
屋根材によって費用に幅がありますが、スレートへの葺き替えであれば比較的コストを抑えやすい傾向があります。
| 屋根材 | 費用の目安 |
|---|---|
| スレート | 70〜120万円 |
| ガルバリウム鋼板 | 80〜130万円 |
| 和瓦・洋瓦 | 100〜160万円 |
30坪の葺き替え費用
30坪は一般的な戸建て住宅の標準的な屋根面積で、葺き替え費用の相場として最も参考にされる坪数です。
費用の目安は以下の通りですが、アスベスト含有スレートの場合は撤去・処分に追加費用が発生します。
| 屋根材 | 費用の目安 |
|---|---|
| スレート | 95〜170万円 |
| ガルバリウム鋼板 | 100〜200万円 |
| 和瓦・洋瓦 | 120〜250万円 |
40坪の葺き替え費用
40坪になると屋根面積が広がるため、材料費・工賃ともに30坪より割高になります。
屋根の形状が複雑な場合は加工に手間がかかり、さらに費用が上乗せされることも少なくありません。
| 屋根材 | 費用の目安 |
|---|---|
| スレート | 120〜190万円 |
| ガルバリウム鋼板 | 130〜220万円 |
| 和瓦・洋瓦 | 160〜280万円 |
50坪以上の葺き替え費用
50坪を超える住宅では、足場の設置範囲も広がり、総費用が大幅に増加します。
2階建て以上で屋根面積が広い場合は、足場代だけで30万円以上かかるケースもあるでしょう。正確な費用把握のためにも、複数業者への相見積もりが特に重要になります。
| 屋根材 | 費用の目安 |
|---|---|
| スレート | 150万円〜 |
| ガルバリウム鋼板 | 160万円〜 |
| 和瓦・洋瓦 | 200万円〜 |
20坪〜60坪まで、大きく費用が変動するため、屋根葺き替え工事を検討している方は以下の記事もぜひご参考ください。





屋根葺き替え費用の内訳は?
葺き替え費用は「屋根材代」だけではありません。複数の工程それぞれに費用が発生するため、内訳を把握しておくことが重要です。
見積書を受け取った際は、各項目が明記されているかを必ず確認することが大切です。
材料費
材料費は、新しく設置する屋根材と防水シート(ルーフィング)の費用です。
選ぶ屋根材によって単価が大きく異なります。
| 項目 | 単価の目安 |
|---|---|
| スレート | 4,000〜8,000円/㎡ |
| ガルバリウム鋼板 | 5,000〜10,000円/㎡ |
| 和瓦・洋瓦 | 5,500〜16,000円/㎡ |
| 防水シート | 500〜1,500円/㎡ |
屋根材の選択が費用全体に大きく影響するため、耐久性や予算とのバランスを考慮して選ぶことが大切です。
工賃(施工費)
工賃は職人が屋根材を取り付ける際の作業費用で、屋根の形状や面積によって変動します。
屋根の勾配が急だったり形状が複雑だったりするほど施工に時間がかかり、工賃も高くなる傾向があります。
下地となる野地板(屋根全体を支える土台材)の補修が必要な場合は、3,000〜4,000円/㎡程度が追加されます。
足場代
屋根工事は高所作業のため、足場の設置が必須です。
30坪規模の住宅では15〜25万円程度が相場で、単価は700〜800円/㎡が目安となります。
外壁塗装と同時に施工することで足場代を1回分に抑えられるため、両方のメンテナンスが必要な場合はまとめて依頼するのが賢明です。
廃材処理費
既存の屋根材を撤去・処分する費用も工事費に含まれます。
| 屋根材 | 撤去・処分費の目安 |
|---|---|
| スレート | 3,000円/㎡ |
| 瓦 | 3,500〜5,000円/㎡ |
重量のある瓦屋根は撤去に手間がかかるため、スレートより割高になります。見積書に廃材処理費が明記されているか、必ず確認しておきましょう。
【注意】追加費用が発生するケース
工事前の見積もりに含まれていない追加費用が発生することがあります。
野地板が腐食している場合は張り替えや補強が必要で、追加費用が発生します。2004年以前のスレート屋根はアスベストを含む可能性があり、専門的な処理費用として10〜30万円程度の追加が必要です。
雨樋や棟板金の劣化が工事中に見つかった場合も、同時交換が必要になるケースがあります。
工事中に初めて発覚する問題もあるため、見積もり時に追加費用の可能性について業者に確認しておくことが重要です。
【屋根材別】葺き替え費用の比較
葺き替え費用は、新たに選ぶ屋根材によっても大きく変わります。それぞれの特徴と費用を確認したうえで、自宅に合った屋根材を選びましょう。
耐用年数やメンテナンス頻度も含めてトータルコストで比較することが、屋根材選びのポイントです。
スレート屋根への葺き替え費用
スレートは日本の住宅で広く採用されている屋根材で、比較的安価に施工できる点が特徴です。

スレート屋根の葺き替え工事は、一般的な30坪の住宅で130〜170万円程度が相場です。
ただし2004年以前の建物では、アスベスト含有の可能性があり、その場合は専門的な処理が必要となるため、30〜50万円ほど追加費用が発生する可能性がります。
| 種類 | 耐用年数 | 30坪の費用目安 |
|---|---|---|
| 一般的なスレート | 15〜20年 | 95〜170万円 |
| 高耐久スレート | 20〜25年 | 100〜170万円 |
定期的な塗装メンテナンスが必要で、7〜10年ごとに塗装を行うことで耐用年数を延ばすことができます。初期費用を抑えたい方に向いている屋根材です。

ガルバリウム鋼板への葺き替え費用
ガルバリウム鋼板は軽量で耐震性に優れ、近年葺き替え工事で最も選ばれている屋根材です。

ガルバリウム鋼板の葺き替え工事は、30坪の住宅で100〜160万円程度が相場です。
断熱材一体型を選択すると、20〜30万円程度の追加費用が必要となります。
| 種類 | 耐用年数 | 30坪の費用目安 |
|---|---|---|
| 一般品 | 20〜30年 | 100〜160万円 |
| 高耐久品(SGL鋼板) | 25〜35年 | 110〜200万円 |
スレートより初期費用はやや高めですが、メンテナンス頻度が少なく長期的なコストパフォーマンスに優れています。
沿岸部や工業地帯では塩害・酸性雨の影響を受けやすいため、高耐久品の検討をおすすめします。

和瓦・洋瓦への葺き替え費用
瓦は耐久性が高く、適切なメンテナンスで長期間使用できる屋根材です。

瓦屋根の葺き替え工事は、30坪の住宅で150〜250万円程度が相場です。
重量があるため、耐震性を考慮した補強工事が必要になることもあり、その場合は追加費用が発生します。
| 種類 | 耐用年数 | 30坪の費用目安 |
|---|---|---|
| 和瓦(粘土瓦) | 40〜60年 | 120〜250万円 |
| セメント瓦 | 20〜40年 | 120〜250万円 |
初期費用は3種類の中で最も高くなりますが、耐用年数が長いため長期的に見るとコストを抑えられるケースもあります。
重量があるため耐震性への影響が懸念される場合は、軽量瓦への変更も選択肢のひとつです。

屋根葺き替え・カバー工法の費用比較
屋根リフォームの方法は葺き替えだけではありません。状態によってはカバー工法で対応できるケースもあります。
それぞれの違いを正しく理解したうえで、最適な工法を選びましょう。
どちらの工法が適切かは屋根の状態によって異なるため、専門業者による現地調査を受けたうえで判断することが大切です。
工事の費用・耐用年数・向いている状態の比較表
葺き替えとカバー工法の主な違いは以下の通りです。
| 項目 | 葺き替え | カバー工法 |
|---|---|---|
| 費用の目安(30坪) | 95〜250万円 | 70〜150万円 |
| 耐用年数 | 20〜60年(屋根材による) | 20〜25年程度 |
| 工期 | 2週間程度 | 1週間程度 |
| 下地の補修 | 可能 | 不可 |
カバー工法は費用と工期を抑えられる反面、既存屋根の下地を確認・補修できない点が大きな制約となります。
カバー工法で済むケース
カバー工法は既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねる工法で、撤去費用がかからないため葺き替えより費用を抑えられます。
以下の条件をすべて満たす場合に選択できます。スレートや金属屋根など平板で軽い屋根材であること、雨漏りが発生していないこと、下地の腐食が見られないこと、そして過去にカバー工法を実施していないことが条件です。
費用を抑えたい場合の有力な選択肢ですが、下地の状態が確認できないリスクも理解したうえで検討することが重要です。
屋根葺き替えが必要なケース
下地や防水シートにまで劣化が及んでいる場合は、カバー工法では根本的な解決になりません。葺き替えが必要なケースは以下の通りです。
雨漏りがすでに発生している場合や、野地板の腐食が進んでいる場合は葺き替え一択です。現在の屋根が瓦屋根の場合もカバー工法には対応できないため、葺き替えが必要になります。
過去にすでにカバー工法を実施している場合も、屋根の重量増加を避けるため葺き替えを選ぶ必要があります。
屋根葺き替えの費用を抑える3つの方法
葺き替えは高額な工事ですが、方法を工夫することで費用を抑えることは十分可能です。以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
いずれも事前に知っておくだけで大きな差が生まれる方法です。工事を依頼する前にしっかり確認しておきましょう。
火災保険を活用する
台風・強風・雹(ひょう)などの自然災害が原因で屋根が損傷した場合、火災保険が適用されるケースがあります。
経年劣化による損傷は対象外ですが、自然災害が原因と認められれば修繕費用の一部を保険でまかなえる可能性があります。
適用の可否は加入している保険の内容によって異なるため、まずは保険会社への確認と専門業者による被害状況の調査が必要です。
外壁塗装との同時施工で足場代を節約
屋根葺き替えと外壁塗装を同時に行うことで、足場の設置費用を1回分に抑えることができます。
足場代は30坪規模で15〜25万円程度かかるため、別々に工事すると2回分の費用が発生します。外壁の塗装時期が近い場合は、まとめて依頼することでトータルコストを大幅に削減できます。
築年数や外壁の状態を業者に確認してもらい、同時施工の可否を相談してみることをおすすめします。
相見積もりで適正価格を確認する
同じ工事内容でも、業者によって見積もり金額は大きく異なります。最低でも3社以上から見積もりを取り、内容と価格を比較することが重要です。
見積書を比較する際は、使用する屋根材の種類・足場代・廃材処理費・諸経費が明記されているかを確認しましょう。
価格の安さだけで判断せず、施工実績やアフターフォローの内容も含めて総合的に判断することが、満足度の高い工事につながります。
屋根葺き替えの費用が分かったらどうする?
費用の目安が把握できたら、次に考えるべきは「いつやるか」と「どこに頼むか」です。この2つを決めることで、工事への準備が整います。
費用が分かったあとに迷いやすいポイントを、以下で整理します。
今すぐ必要?来年でも大丈夫?
雨漏りが発生している屋根材に広範囲のひび割れやコケの繁殖が見られる場合は、早急な対応が必要です。
放置するほど下地の腐食が進み、修繕費用が膨らむリスクがあります。一方、目立った劣化サインがなく築年数も目安の範囲内であれば、計画的に時期を選ぶ余裕があります。
春(3〜5月)か秋(9〜11月)の天候が安定した時期を狙うと、工事がスムーズに進みやすいです。
葺き替えを検討するならトベシンホームへ

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 屋号 | トベシンホーム |
| 会社名 | FCR株式会社 |
| 本社所在地 | 〒271-0064 千葉県松戸市上本郷2868-8 Googleマップ |
| 電話番号 | 0120-685-126 |
| 営業時間 | 8:00〜20:00 (年中無休) |
「費用の目安は分かったけれど、自分の家に本当に葺き替えが必要かどうか判断できない」という方は、まずは無料点検からご相談ください。
トベシンホームでは、屋根の状態を写真・動画でご確認いただける無料現地調査を実施しています。
最短即日での対応も可能です。調査後に工事が必要と判断された場合も、複数のプランをご提示したうえでお客様に合った最適な工事内容をご提案します。
屋根葺き替え費用についてよくある質問
ここでは、屋根葺き替え費用についてよくある質問をご紹介します。
- 火災保険で屋根葺き替えはできますか?
-
台風・強風・雹などの自然災害が原因で屋根が損傷した場合、火災保険が適用されるケースがあります。
ただし、経年劣化による損傷は対象外です。適用の可否は加入している保険の内容によって異なるため、まずは保険会社への確認と専門業者による被害状況の調査を行うことをおすすめします。
- 相見積もりは何社取ればいいですか?
-
最低でも3社以上から見積もりを取ることをおすすめします。1社だけでは金額の妥当性を判断できません。
複数社を比較することで適正価格の把握につながるうえ、各社の提案内容や対応の丁寧さも確認できます。価格だけでなく、施工実績やアフターフォローの内容も含めて総合的に判断することが重要です。
- 葺き替えとカバー工法どちらが安いですか?
-
費用だけで比較するとカバー工法の方が安く抑えられます。30坪の場合、カバー工法は70〜150万円程度が目安であるのに対し、葺き替えは95〜250万円程度です。
ただし、雨漏りが発生している場合や下地の腐食が進んでいる場合はカバー工法では対応できないため、まずは専門業者による現地調査で状態を確認することが先決です。
- 工事中は家に住めますか?
-
基本的には工事中も通常通り生活できます。ただし、屋根の解体作業中は騒音や振動が発生するため、ある程度の生活への影響は避けられません。
ホコリが落ちる可能性もあるため、工事期間中の洗濯物の外干しは控えることをおすすめします。工期は一般的に7〜10日程度が目安です。
まとめ
屋根葺き替えの費用は、坪数・屋根材・建物の状態によって大きく異なります。30坪の一般的な住宅では95〜250万円程度が目安です。
費用を正確に把握するには、坪数別の早見表を参考にしつつ、内訳や追加費用の可能性も含めて確認することが重要です。火災保険の活用や外壁塗装との同時施工など、費用を抑える方法も事前に検討しておきましょう。
信頼できる業者選びもまた、工事の成功を左右する重要な要素です。施工実績や地域密着度、アフターフォローの充実度などを総合的に判断し、慎重に選定することをおすすめします。
屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。

