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銅板屋根の基礎知識!リフォーム方法や費用・他屋根材との比較まで解説

屋根材銅板のアイキャッチ画像

「銅板屋根は耐久性が高いって聞いたけど、本当なの?」
「緑青って何?屋根に影響はないの?」
「リフォームするとどれくらいの費用がかかるんだろう」

このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

銅板屋根は寺社仏閣や歴史的建造物に多く使用される伝統的な屋根材ですが、一般住宅での採用を考える際には、その特徴やメリット・デメリットをしっかり理解することが重要です。

銅板屋根は高級感のある外観と長い耐用年数が大きな魅力ですが、初期費用の高さや施工業者の少なさなど、いくつかの課題も存在するのが事実です。適切な判断をするためには、これらの特性を総合的に理解する必要があるでしょう。

この記事では、銅板屋根の基本的な特徴からリフォーム方法、費用相場、さらには他の屋根材との比較まで徹底解説します。

銅板屋根が自宅に適しているかどうか、また長期的な視点で見た際のコストパフォーマンスについても明らかにしていくので、屋根材選びの参考にしてください。

この記事のポイント

  • 銅板屋根は60年以上の耐久性を持つ
  • 緑青が銅板を保護し美観も向上する
  • 重量が軽く耐震性に優れている
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目次

銅板屋根とは?

銅板屋根は、屋根材として銅板を使用した金属屋根の一種です。神社仏閣や歴史的建造物などで多く使用され、日本の伝統的な屋根材としても知られています。独特の美しさと高い耐久性が特徴です。

銅板屋根は時間の経過とともに表面に「緑青」と呼ばれる酸化被膜が形成され、独特の風合いを持つようになります。この特性が長期的な耐久性につながっています。

銅板屋根の基本的な特徴

銅板屋根の最大の特徴は、その高い耐久性と独特の美観です。適切に施工された銅板屋根は60年以上の耐用年数を持つとされ、長期的視点では経済的な選択肢となります。

銅板は重量が軽く、1平方メートルあたり約5kgと瓦屋根の1/9程度の重さです。この軽さにより建物への負担が少なく、地震国である日本の住宅に適しているのです。

加工性にも優れ、曲面や複雑な形状の屋根にも施工可能という利点があります。新築時は赤銅色で光沢がありますが、時間の経過とともに色合いが変化し、最終的には緑青により青緑色になっていきます。

銅板屋根の素材と構造

銅板屋根に使用される素材は、純度の高い銅を0.3mm~0.5mmの厚さに加工した金属板です。他の金属に比べて柔らかく、加工性に優れています。

施工時は下地に防水シートを敷き、「吊り子」と呼ばれる金具を使って銅板を固定します。吊り子は銅板を直接留めず、はぜと呼ばれる接合部分で挟み込む形で固定するのが特徴です。

この工法により、銅板の熱膨張・収縮による動きを吸収し、屋根材の寿命を延ばす効果があります。釘やビスで直接穴を開けないため、雨漏りのリスクも軽減できるでしょう。

緑青(ろくしょう)の特性と役割

緑青とは、銅が酸化して表面に形成される青緑色の被膜です。これは銅の腐食ではなく、むしろ銅板を保護する役割を果たしています。

新しい銅板屋根は赤茶色ですが、時間とともに褐色、黒褐色へと変化し、20~30年ほどで緑青が出始めます。この過程で銅板表面に保護層が形成され、長期間の耐久性を実現するのです。

緑青による保護作用は一般的な金属の錆とは異なり、内部まで侵食せず表面を覆うことで銅板を保護します。また、日本建築の風情を醸し出す美的要素としても重要で、時間が作り出した芸術といえるでしょう。

銅板屋根のリフォーム施工方法

銅板屋根のリフォームには主に3つの施工方法があります。建物の状態や予算に応じて最適な工法を選ぶことが重要です。

それぞれの工法には特徴があり、屋根の劣化状況や今後の使用計画に合わせた選択が必要となります。

葺き替え

葺き替えは既存の銅板屋根を全て撤去し、下地から新しく施工し直す工法です。雨漏りが発生している場合や下地の腐食が進行している際に選ばれる方法です。

工事の流れは、古い銅板と防水シートの撤去から始まります。続いて野地板などの下地を点検・補修し、新しい防水シートと銅板を施工していきます。

この工法の利点は下地から全て新しくするため、長期的な耐久性を確保できること。雨漏りの原因を根本から解決できる反面、工期が長く費用も高額になります。

築30年以上の建物では、下地の状態も確認できるこの工法が安心といえるでしょう。

屋根葺き替えの費用や工期について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

カバー工法

カバー工法は既存の屋根材の上から新しい銅板屋根を重ねる工法です。葺き替えと比べて工期が短く、撤去費用が不要なため経済的な選択肢となります。

施工は屋根の清掃・簡易補修から始まり、防水シートを敷いた上に新しい銅板を施工します。既存屋根材を残したまま作業するため、雨水侵入リスクが少ないという利点もあります。

この工法は雨漏りのない比較的状態の良い屋根に適しています。屋根が二重構造になることで断熱・防音効果も向上するでしょう。

ただし建物への荷重が増加することや、棟の高さが変わるため外観に影響が出る可能性がある点は考慮が必要です。

屋根カバー工法の費用や工期について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

部分修理

部分修理は銅板屋根の一部分だけに不具合がある場合に、その箇所のみを修理する工法です。費用を抑えたい場合や、屋根全体の状態が良好なときに選ばれます。

主な修理内容には、はぜの修理や一部銅板の交換、固定金具の補強などがあります。特にはぜ部分は経年劣化により潰れることがあり、雨漏りの原因となることがあります。

この工法の最大のメリットは費用が安く工期も短いこと。必要な部分だけを修理するため効率的です。また、廃材も少なく環境にも優しい選択肢となります。

ただし部分修理は対症療法的な面があり、他の潜在的問題を見逃す可能性もあります。新旧の銅板の色合いに差が出ることも考慮しておきましょう。

銅板屋根の5つのメリット

銅板屋根には多くのメリットがあります。長期的な視点で見ると、初期コストの高さを補って余りある価値があると言えるでしょう。

これらのメリットを理解することで、銅板屋根が持つ真の価値が明らかになるはずです。

メリット1:高い耐久性と長寿命

銅板屋根の最大の魅力は、その圧倒的な耐久性です。適切に施工された銅板屋根の耐用年数は60年以上と言われており、他の屋根材と比較しても最高クラスの長寿命を誇ります。

この優れた耐久性は、時間の経過とともに表面に形成される緑青(ろくしょう)による保護効果が大きな要因です。緑青は酸素や湿気から銅板を守り、腐食の進行を防いでくれるのです。

日光東照宮など、400年以上経過した今も美しい姿を保つ建築物があることからも、その耐久性の高さは実証されていると言えるでしょう。

メリット2:優れた耐震性

銅板屋根は非常に軽量であり、建物への負担が少ないという大きな利点があります。1平方メートルあたり約4.5~5kgという重さは、瓦屋根(約45~60kg/㎡)の約1/9、スレート屋根(約20kg/㎡)の約1/4という圧倒的な軽さです。

この軽量性により、地震時の建物への負荷が大幅に軽減されます。地震大国である日本において、建物の耐震性向上に寄与する点は非常に重要な要素と言えるでしょう。

特に重い瓦屋根からの葺き替えを行う場合、建物全体の重心が下がり安定性が増すという二次的な効果も期待できます。

メリット3:メンテナンスの少なさ

銅板屋根は塗装などの定期的なメンテナンスがほとんど不要です。これは緑青が自然の塗装の役割を果たすためです。

一般的な金属屋根は10~15年ごとに塗装が必要ですが、銅板屋根ではこの手間とコストを省くことができます。基本的に雨漏りなどの問題が発生しない限り、特別な手入れは必要ありません。

このメンテナンスフリーの特性により、長期的なコストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。ハゼが潰れないよう定期点検を行うだけで、長期間美しい状態を保つことが可能です。

メリット4:環境への配慮

銅板屋根は環境に優しい屋根材という側面も持っています。銅は100%リサイクル可能な素材で、解体後も資源として再利用できるのです。

耐用年数を迎えて解体した際には、銅板はスクラップとして買い取られることが一般的です。これにより廃棄物を減らし、資源の有効活用につながります。

銅板の買取価格は新品の約1/3程度といわれており、相場は変動するものの一定の価値を保持しています。将来的な資産価値も考慮すると、環境面でも経済面でも優れた選択肢と言えるでしょう。

メリット5:独特の美観と高級感

銅板屋根の魅力として忘れてはならないのが、その美しさと高級感です。新しい銅板の輝く赤銅色から、時間をかけて変化していく褐色、そして最終的な緑青の青緑色まで、独特の経年変化を楽しむことができます。

特に緑青化した屋根の味わい深い風合いは、他の屋根材では決して得られない独特の美しさを持っています。日本の伝統的な和風建築との相性も抜群です。

この美観は単なる見た目の問題だけでなく、建物全体の価値向上につながる重要な要素です。銅板屋根を持つ建物は、時間が経つほどに風格が増し、周囲の景観にも溶け込む特別な存在となるのです。

銅板屋根の4つのデメリット

銅板屋根には多くのメリットがある一方で、いくつかの重要なデメリットも存在します。適切な判断のためには、これらの課題も理解しておく必要があるでしょう。

これらのデメリットを理解した上で、自身の状況や優先事項に照らし合わせて判断することが重要です。

デメリット1:高価格

銅板屋根の最大のデメリットは、その高い初期コストです。銅板は1平方メートルあたり18,000~20,000円程度と、他の屋根材と比べて割高です。

一般的なスレート屋根(4,500~8,000円/㎡)やガルバリウム鋼板(6,000~9,000円/㎡)と比較すると、2~3倍の価格となるため、予算に制約がある場合は大きな障壁となります。

ただし長期的な視点では、耐久性の高さとメンテナンスコストの少なさから、トータルコストでは必ずしも割高とは言えない点は考慮すべきでしょう。初期投資は大きいものの、それに見合う価値があります。

デメリット2:熱伝導率の高さ

銅は熱伝導率が非常に高い金属であり、この特性が屋根材として使用する際の課題となります。夏場は太陽熱を室内に伝えやすく、冬場は室内の熱を外に逃がしやすいのです。

この問題に対処するためには、屋根裏や天井に十分な断熱材を施工する必要があります。断熱対策をしっかり行うことで、室内環境への影響を最小限に抑えることが可能です。

近年では断熱性能の高い素材や工法も開発されているので、設計段階から適切な対策を講じることが重要でしょう。断熱処理により初期コストは上がりますが、長期的な住環境の快適性につながります。

デメリット3:雨音の響き

銅板屋根は金属屋根の一種であるため、雨や雹が直接屋根に当たると室内に音が響きやすいという特性があります。特に大雨や台風の際には、この音が気になることがあるでしょう。

この問題に対する対策としては、断熱材の施工が有効です。屋根裏や天井に十分な断熱材を入れることで、音の伝わりを大幅に軽減することができます。

また、防音シートを追加することでさらに効果を高めることも可能です。断熱対策と合わせて防音対策を行うことで、静かで快適な室内環境を確保することができるでしょう。

デメリット4:施工業者の少なさ

銅板屋根を扱える専門業者が減少していることも大きな課題です。銅板の加工や施工には高度な技術と経験が必要ですが、需要の減少に伴い専門職人が少なくなっています。

信頼できる施工業者を見つけるのが難しく、場合によっては工事の依頼から完了までに時間がかかることもあります。特に神社仏閣のメンテナンス需要が高い時期は、一般住宅の工事が後回しになる可能性もあるでしょう。

質の高い施工を受けるためには、銅板屋根の実績がある業者を慎重に選ぶことが重要です。適切な技術を持つ業者に依頼することで、銅板屋根の真価を発揮させることができます。

他の屋根材との比較

屋根材選びは住宅の耐久性や外観に大きく影響します。銅板屋根と他の主な屋根材を比較して、それぞれの特性や差異を理解しましょう。

それぞれの屋根材には特徴があり、予算や建物の条件、デザイン性を考慮して選択することが重要です。

ガルバリウム鋼板との比較

銅板屋根とガルバリウム鋼板はともに金属屋根材ですが、性質に大きな違いがあります。耐久性においては、銅板が60年以上であるのに対し、ガルバリウム鋼板は30~40年と短めです。

重量はどちらも軽く、銅板が約5kg/㎡、ガルバリウム鋼板も約5kg/㎡と同程度で、どちらも建物への負担が少なく耐震性に優れています。

価格面では大きな差があり、銅板が18,000~20,000円/㎡なのに対し、ガルバリウム鋼板は6,000~9,000円/㎡と約1/3の価格です。ただし銅板は塗装メンテナンスが不要である点を考慮すると、長期的なコスト差は縮まるでしょう。

ガルバリウム鋼板の費用やメリット・デメリットについて、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

スレート屋根との比較

スレート屋根と銅板屋根は耐久性と重量に大きな差があります。スレート屋根の耐用年数は20~30年程度で、銅板屋根の半分以下です。

重量は銅板が約5kg/㎡に対し、スレートは約20kg/㎡と4倍ほど重いため、建物への負担が大きくなります。ただしスレートの方が断熱性や遮音性に優れている点は利点といえるでしょう。

価格はスレートが4,500~8,000円/㎡と銅板の半分以下で、初期コストを抑えたい場合はスレートが選ばれます。しかしスレートは7~10年ごとの塗装メンテナンスが必要であり、維持費を含めると長期的なコスト差は小さくなります。

スレート屋根の特徴やにリフォーム費用ついて、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

瓦屋根との比較

瓦屋根と銅板屋根は、日本の伝統的な屋根材として長く使われてきましたが、特性に大きな違いがあります。耐久性では瓦が40~50年、銅板が60年以上と、どちらも非常に長持ちします。

最も顕著な違いは重量です。瓦屋根は45~60kg/㎡と銅板の約9倍もの重さがあり、建物の耐震性に影響します。一方で瓦は熱を蓄えにくく、断熱性・遮音性に優れているという利点があります。

価格面では瓦屋根が15,000円/㎡前後と、銅板よりやや安価です。和風住宅の外観を重視する場合は瓦、軽量性と長寿命を重視するなら銅板と、優先事項で選ぶとよいでしょう。

瓦屋根の種類や特徴について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

アスファルトシングルとの比較

アスファルトシングルと銅板屋根は、どちらも柔軟性があり加工しやすいという共通点があります。しかし耐久性では大きな差があり、アスファルトシングルは20~30年と銅板の半分程度です。

重量はアスファルトシングルが約10kg/㎡と、銅板よりもやや重くなります。ただし両者とも従来の瓦屋根などと比べれば軽量で、建物への負担は少ないと言えるでしょう。

価格はアスファルトシングルが5,000~9,000円/㎡と銅板の半額以下です。洋風住宅に調和する外観が特徴で、特に北欧風やアメリカンスタイルの住宅との相性がよく、デザイン性を重視する場合の選択肢となります。

アスファルトシングルの種類や費用について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

銅板屋根のリフォーム費用

銅板屋根のリフォーム費用は、工法や建物の大きさによって大きく異なります。適切な選択をするためには、各工法の費用相場を理解することが重要です。

長期的な視点で見た場合のコストパフォーマンスも考慮しながら、最適な工法を選びましょう。

葺き替え工事の費用

葺き替え工事は、既存の屋根材を全て撤去して新しく施工する最も根本的な工法です。一般的な住宅(30坪程度)での費用相場は以下の通りです。

建物面積リフォーム価格
40㎡(屋根面積65㎡)130万円~
50㎡(屋根面積78㎡)150万円~
60㎡(屋根面積100㎡)200万円~
75㎡(屋根面積120㎡)240万円~

この費用には既存屋根の撤去・処分費用、新しい下地材(野地板・ルーフィング)の設置費用、銅板材料費、施工費などが含まれます。工期は一般的に14~20日程度かかります。

屋根葺き替えの費用相場について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

カバー工法の費用

カバー工法は既存の屋根材を残したまま、その上に新しい銅板を施工する工法です。一般的な住宅での費用相場は以下の通りとなります。

建物面積リフォーム価格
40㎡(屋根面積65㎡)115万円~
50㎡(屋根面積78㎡)140万円~
60㎡(屋根面積100㎡)180万円~
75㎡(屋根面積120㎡)210万円15

葺き替えと比較して撤去・処分費用が不要なため10~15%程度安価になります。また工期も5~10日程度と短縮できるのが利点です。

ただし屋根材が二重になるため重量が増すことや、既存屋根の状態が良くない場合は適さない点には注意が必要です。

屋根葺き替えの費用相場について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

部分補修の費用

部分補修は銅板屋根の一部分のみに問題がある場合に選択される工法です。費用は補修範囲や内容によって大きく異なります。

補修方法費用相場
雨漏り補修15,000円~/㎡
銅板補修工事(部分的)13,000円~/㎡
棟の漆喰補修10~40万円
棟瓦の積み直し30~50万円

銅板部分の交換だけでなく、はぜの補修や固定部分の調整なども含まれます。工期は補修範囲にもよりますが、1~3日程度で完了することが多いでしょう。

予算を抑えたい場合や緊急の雨漏り対策としては、最も経済的な選択肢となります。

屋根工事・リフォームはトベシンホームにお任せください

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項目詳細
会社名FCR株式会社(トベシンホーム)
本社所在地〒271-0064
千葉県松戸市上本郷2868-8
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電話番号0120-685-126
営業時間8:00〜20:00 年中無休

トベシンホームは銅板屋根の設計・施工に精通した外装リフォーム専門店です。関東エリアを中心に、日本の気候条件に最適な銅板屋根工事を多数手がけてきました。

長年培った技術と経験により、伝統的な和風建築から現代的な住宅まで幅広く対応しています。当社の強みは熟練職人による質の高い施工と、調査から施工後のケアまで一貫した体制にあります。

銅板屋根特有の技術を習得した自社スタッフが、建物の状態や予算に合わせた最適な工法をご提案いたします。銅板屋根の新設やリフォームをご検討の際は、まずはお気軽にご相談ください。

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まとめ

銅板屋根は日本の気候風土に適した優れた屋根材です。耐用年数60年以上という圧倒的な耐久性と、緑青による独特の美観が大きな魅力となっています。

軽量で耐震性に優れ、メンテナンスも少ないため、長期的な視点では経済的な選択肢といえるでしょう。一方で初期費用の高さや施工業者の少なさなどの課題もあります。

リフォーム方法には葺き替え、カバー工法、部分修理があり、建物の状態や予算に応じて適切な工法を選ぶことが重要です。

銅板屋根は長い歴史を持つ伝統的な屋根材ですが、その価値は現代においても色あせることなく、むしろ時間とともに増していくといえるでしょう。

この記事の監修者
増山親方
増山親方

屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。

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