「古い家で雨漏りが起きてしまった、どうしよう」
「修理にはどのくらいの費用がかかるんだろう」
「DIYで直せるものなのかな」
築年数の経過した住宅にお住まいの方なら、このような不安を感じたことがあるのではないでしょうか。
古い家の雨漏りは、屋根材や防水層の劣化が主な原因です。放置してしまうと家全体の構造にまで影響を及ぼし、修復費用が高額になってしまう可能性があります。
しかし、適切な対処法を知っていれば、被害を最小限に抑えることは十分可能でしょう。火災保険の活用や部分修理による費用削減など、様々な選択肢が存在するためです。
この記事では、古い家の雨漏り原因から修理方法、費用相場、信頼できる業者の選び方まで詳しく解説します。
具体的な事例も交えながら、安心して修理を進めるためのポイントをお伝えしていくので、雨漏りでお悩みの方はぜひ参考にしてください。
なお、以下の記事では雨漏り修理のすべてを解説しているので、ぜひご参考にしてください。

この記事のポイント
- 古い家の雨漏り原因は経年劣化が主
- DIY修理は危険で専門業者依頼が安全
- 部分修理なら8,000円〜20万円が相場

トベシンホームは、関東に16店舗を構える地域密着型の外壁・屋根・雨漏りの専門家です。
専属職人による確かな施工や1,000件以上の施工実績からくる技術で、お客様のご要望に応じた施工をお約束します。
まずはお気軽にお問い合わせください。
古い家の雨漏りの主な原因
築年数が経過した住宅では、様々な箇所の劣化により雨漏りが発生しやすくなります。原因を正しく把握することで、適切な対処法を選択できるでしょう。
雨漏りの原因は複数箇所にわたることも珍しくありません。
屋根材や防水層の劣化
古い家の雨漏りで最も多い原因が、屋根材と防水層の経年劣化です。特にルーフィングと呼ばれる防水シートは、一般的に10年程度で劣化が始まります。
瓦屋根では棟瓦の漆喰が崩れ、スレート屋根では棟板金の浮きや反りが発生することがあります。これらの劣化により、雨水が屋根内部に浸入してしまうのです。
雨樋の詰まりや破損
雨樋は屋根からの雨水を適切に排水する重要な役割を担っています。枯れ葉や泥が詰まると、雨水があふれて外壁に流れ込む原因となります。
さらに、雨樋自体が破損や変形を起こすと、周辺の外壁や基礎部分に水が浸透し、雨漏りを引き起こすケースも少なくありません。
外壁やシーリングの劣化
外壁のひび割れや目地のシーリング材の劣化も、雨漏りの大きな要因です。横殴りの雨や台風時にのみ雨漏りが発生する場合は、外壁からの浸水が疑われます。
目に見えないヘアークラックと呼ばれる細かいひびからも雨水は浸入するため、定期的な点検とメンテナンスが必要です。
古い家の雨漏り修理は自分でできるのか?
古い家の雨漏り修理について、DIYでの対応を検討される方も多いのではないでしょうか。しかし、適切な判断なしに自己修理を行うのは危険です。
安全性と確実性を重視した判断が重要となります。
DIYで対応可能な軽度の雨漏り
応急処置レベルであれば、一部のDIY修理は可能です。雨樋の簡単な清掃や、室内での雨水受けの設置などが該当します。
ただし、これらは一時的な対処法に過ぎません。根本的な解決には専門的な診断と修理が必要になるでしょう。
プロに依頼すべき重度の雨漏り
屋根に上る必要がある修理や、原因の特定が困難な雨漏りは、必ず専門業者に依頼すべきです。特に古い家では、見た目以上に劣化が進行している可能性があります。
瓦の交換や防水層の修理、外壁の補修など、構造に関わる修理は専門知識と技術が不可欠となります。
DIY修理のリスクと限界
自己修理の最大のリスクは、高所からの転落事故です。屋根作業は想像以上に危険で、毎年多くの事故が報告されています。
さらに、不適切な修理により雨漏りが悪化したり、正常な部材まで破損させてしまう恐れもあります。結果として修理費用が高額になってしまうケースも珍しくないでしょう。
古い家の雨漏り修理のDIY応急処置
専門業者への依頼までの間、被害拡大を防ぐための応急処置が重要です。適切な手順を知っておくことで、家財の保護や二次被害の防止が可能になります。
あくまで一時的な対処法であることを理解して実施しましょう。
応急処置の手順
雨漏りを発見したら、まず室内への浸水を防ぐことが最優先です。バケツやタオルを使って雨水を受け、家具や電化製品を安全な場所に移動させてください。
次に、雨漏り箇所の写真を撮影しておきます。これは火災保険の申請や業者への相談時に重要な証拠となるためです。
DIYに必要な道具・材料
応急処置に必要な基本的な道具は、バケツ、タオル、ビニールシート、防水テープなどです。これらは一般的なホームセンターで入手できます。
ビニールシートは雨漏り箇所を覆うのに有効ですが、風で飛ばされないよう重しで固定することが大切でしょう。
DIY修理の注意点
屋根に上ることは絶対に避けてください。濡れた屋根は非常に滑りやすく、転落事故の危険性が高まります。
コーキング材などを使った修理も、不適切な施工により雨漏りが悪化する可能性があります。応急処置は室内での対応に留め、根本的な修理は専門業者に任せることが重要です。
古い家の雨漏り修理費用相場
古い家の雨漏り修理費用は、修理範囲や原因によって大きく変動します。部分修理から全体修理まで、それぞれの費用相場を把握することで、適切な予算計画を立てることができるでしょう。
修理内容 | 費用相場 |
---|---|
コーキング修理(シーリング) | 2,000円〜6万円 |
屋根瓦の差し替え | 2,000円〜6万円 |
雨樋修理 | 3,000円〜10万円 |
漆喰の補修 | 3万円〜10万円 |
棟板金の交換 | 3万円〜12万円 |
瓦の交換 | 1万円〜6万円 |
内部からの雨漏り修理・補修 | 5万円〜30万円 |
部分修理の場合は8,000円から20万円程度が一般的な相場となります。被害が1〜2箇所の軽微なものであれば、数万円で修理が完了するケースも多いです。
一方、全体修理が必要な場合の費用相場は以下のようになります。
工事内容 | 費用相場(延床面積30坪) |
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塗装 | 30万円〜90万円 |
葺き替え | 50万円〜200万円 |
カバー工法(重ね葺き) | 70万円〜150万円 |
古い家の場合、複数箇所の劣化が同時に発生していることが多いため、費用が高額になりやすい傾向があります。足場代として10〜25万円程度が別途必要になることも考慮しておく必要があるでしょう。
火災保険が適用できる場合もあるため、3年以内に発生した自然災害による雨漏りかどうかも確認してみてください。
古い家の雨漏り修理はトベシンホームにご相談ください

項目 | 詳細 |
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会社名 | FCR株式会社(トベシンホーム) |
本社所在地 | 〒271-0064 千葉県松戸市上本郷2868-8 Googleマップ |
電話番号 | 0120-685-126 |
営業時間 | 8:00〜20:00 年中無休 |
トベシンホームは、千葉・埼玉・茨城エリアで多数の雨漏り修理実績を持つ外装リフォーム専門店です。地域の気候特性と建物の特徴を熟知した職人が、古い家特有の雨漏り問題に対応しています。
当社では、現地調査から施工、アフターフォローまでを自社スタッフが一貫して担当し、高品質な修理と適正価格を実現しています。古い家の雨漏りでお困りの際は、トベシンホームにご相談ください。
まとめ
古い家の雨漏りは、屋根材や防水層の劣化、雨樋の不具合、外壁のひび割れなどが主な原因となります。DIYでの修理は危険性が高く、専門業者への依頼が安全で確実な解決策です。
修理費用は部分修理で8,000円から20万円、全体修理では30万円から200万円が相場となります。火災保険の適用可能性も含めて、早めの対処が費用抑制につながるでしょう。

屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。