「急に雨漏りが発生してしまった!どうすればいいの?」
「自分でできる応急処置の方法を知りたい」
「業者に依頼するか迷っているけど、判断基準が分からない」
突然の雨漏りに慌ててしまう方は少なくありません。
雨漏りは放置すると建物の劣化やカビの発生など、深刻な二次被害を引き起こす可能性があります。しかし、適切な応急処置を行うことで被害の拡大を防ぎ、修理費用を抑えることも可能です。
この記事では、雨漏りの原因から自分でできる応急処置、専門業者に依頼すべきケースまで詳しく解説します。
正しい知識と対処法を身につけることで、雨漏りトラブルに冷静に対応し、大切な住まいを守ることができるでしょう。
この記事のポイント
- 雨漏りの原因は発生箇所により異なる
- DIY修理は応急処置程度に留める
- 専門業者への早期相談が費用抑制に繋がる

トベシンホームは、関東に16店舗を構える地域密着型の外壁・屋根・雨漏りの専門家です。
専属職人による確かな施工や1,000件以上の施工実績からくる技術で、お客様のご要望に応じた施工をお約束します。
まずはお気軽にお問い合わせください。
雨漏りの種類と原因別修理方法
雨漏りの発生箇所によって原因と修理方法は大きく異なります。以下の4つの主要箇所について、それぞれの特徴と対処法を解説します。
発生箇所を正確に特定することで、効率的な修理を行うことができるでしょう。
屋根からの雨漏り修理方法
屋根からの雨漏りは最も発生頻度が高く、瓦やスレートのヒビ割れ、ルーフィング(防水シート)の劣化が主な原因です。
修理方法は被害の範囲によって決まります。部分的な瓦の交換やコーキング補修で対応できる場合もあれば、ルーフィング全体の張り替えが必要になることもあります。
特に築20年以上の建物では、ルーフィングの劣化による雨漏りが多発する傾向にあるでしょう。
外壁からの雨漏り修理方法
外壁からの雨漏りは、塗装の剥がれやシーリング材の劣化により発生します。強風を伴う雨の際に、ひび割れ部分から雨水が侵入するケースが典型的です。
修理では劣化したシーリング材の打ち直しや、外壁塗装の補修を行います。サッシ枠と防水シートの隙間から侵入している場合は、防水処理の見直しが必要です。
木材の腐食が進行する前に、早期の対応が重要となります。
天井からの雨漏り修理方法
天井からポタポタと水滴が落ちる症状は、屋根の雨漏りが進行した状態を示しています。この段階では屋根裏への水の浸入が続いており、建物内部への被害が拡大している可能性があります。
応急処置としてバケツでの受け止めを行い、濡れた天井材の交換が必要になる場合もあります。
根本的な解決には屋根の修理が不可欠であり、天井のシミや変色が見られる段階では専門業者による調査が推奨されるでしょう。
窓まわりの雨漏り修理方法
窓まわりの雨漏りは、窓枠とガラスの隙間やコーキング材の劣化が原因となります。新築住宅でも施工不良により発生することがあり、窓周辺のカビ発生が初期症状として現れます。
修理では劣化したコーキング材の除去と新しい材料での充填を行います。窓枠のサイズが合っていない場合は、より大規模な調整工事が必要です。
結露との見分けが重要で、換気不足が原因でないことを確認してから修理に取り掛かることが大切です。
修理の工程別手順解説
雨漏り修理を成功させるには、正しい手順で進めることが不可欠です。以下の4つの工程について詳しく解説します。
各工程を丁寧に行うことで、確実な雨漏り解決につながります。
雨漏り原因の調査方法
雨漏りの原因特定は修理成功の鍵となります。目視調査では屋根材のズレ、外壁のひび割れ、シーリング材の劣化を確認します。
散水調査は効果的な方法で、建物の下部から順番に30分程度水をかけて雨漏り箇所を特定します。室内では天井や壁のシミ、クロスの浮きや剥がれが重要な手がかりとなるでしょう。
ただし、雨漏り箇所と原因箇所が異なる場合も多く、専門知識が必要な作業です。
修理計画の立て方
調査結果を基に、修理の範囲と方法を決定します。部分修理で対応可能か、全面的な工事が必要かを判断することが重要です。
予算と工事期間を考慮して、優先順位を決めましょう。応急処置で一時的に雨漏りを止めた後、根本的な修理計画を立てることで費用を抑えることができます。
複数の業者から見積もりを取得し、工事内容と価格を比較検討することが賢明です。
修理作業の実施
修理作業では安全性を最優先に考慮します。屋根での作業は2人以上で行い、雨天時や屋根が濡れている状態では絶対に作業を行ってはいけません。
防水テープやコーキング材を使用する際は、施工面の清掃を徹底し、適切な手順で作業を進めます。素人が行える範囲は限られており、高所作業や専門技術が必要な修理は業者に依頼することが安全で確実でしょう。
アフターケアとメンテナンス
修理完了後は定期的な点検とメンテナンスが重要です。雨季前には屋根や外壁の状態を確認し、小さな劣化を早期に発見することで大規模な修理を避けることができます。
排水口の清掃や雨樋の点検も欠かせません。修理箇所の保証期間を確認し、不具合が発生した場合は速やかに施工業者に連絡しましょう。
適切なメンテナンスにより、建物の寿命を延ばし資産価値を維持することが可能となります。
DIYで行う雨漏り修理方法と注意点
軽微な雨漏りであれば自分で修理することも可能ですが、安全性と効果を十分に考慮する必要があります。
適切な知識と道具を準備することで、応急処置として一定の効果を期待できるでしょう。
DIYで対応可能な雨漏り修理範囲
DIYで対応可能な範囲は応急処置が中心となります。天井からの水滴をバケツで受け止めたり、窓サッシ周りの軽微な雨漏りに防水テープを貼る程度が安全な作業です。
屋根での作業は転落リスクが高く、平成28年度だけで建設業において40人が屋根から転落して死亡している事実があります。
コーキング材を使った小さな隙間の補修や、ベランダの排水口清掃程度に留めることが賢明でしょう。
DIYで使用する主な道具・材料
DIY修理に必要な基本的な道具と材料の費用相場は以下の通りです。
道具・材料 | 費用相場 |
---|---|
防水テープ(ブチルテープ) | 500円〜800円 |
防水テープ(アルミテープ) | 800円〜1,000円 |
コーキング材 | 300円〜900円 |
コーキングガン | 400円〜900円 |
ブルーシート(♯3000番台) | 2,300円 |
プライマー | 700円 |
これらの道具は1,000円程度から購入可能で、ホームセンターやインターネットで入手できます。
DIY修理のリスクと注意点
DIY修理には様々なリスクが伴います。屋根での作業は必ず2人以上で行い、雨天時や屋根が濡れている状態では絶対に作業してはいけません。
誤った箇所に補修材を使用すると、雨水の流れが変わって新たな雨漏りを引き起こす可能性があります。
素人が釘を打つと木材を貫通させて雨漏りを悪化させるケースもあるでしょう。安全性と確実性を考慮すると、応急処置以外は専門業者に依頼することが推奨されます。
プロに依頼するべき雨漏り修理ケース
以下の状況では自己修理は困難で、専門業者への依頼が必要となります。
これらのケースでは専門知識と技術が不可欠となるでしょう。
広範囲に及ぶ雨漏り被害
複数箇所からの雨漏りや、建物全体に影響が及んでいる場合は専門業者による修理が必要です。天井のシミが広がっている、壁にカビが発生している、床材の変形が見られる状況では根本的な修理が不可欠となります。
このような状態では屋根の葺き替えや外壁全体の修理が必要になることも多く、費用は70万円から200万円程度かかる場合もあります。
早期の対応により修理範囲を抑制できるため、被害拡大前の相談が重要です。
原因の特定が困難なケース
雨漏り箇所と原因箇所が異なる場合や、複数の要因が重なっている場合は専門的な調査が必要です。建物内部の構造を理解した上での原因特定には、豊富な経験と専門知識が求められます。
散水調査や赤外線調査などの専門的な調査方法を用いることで、目視では発見できない雨漏り原因を特定できます。
間違った箇所を修理してしまうと費用が無駄になるだけでなく、雨漏りが継続してしまう可能性が高いでしょう。
高所作業や特殊工法が必要なケース
屋根での作業や3メートル以上の高所での修理は、安全面から専門業者に依頼すべきです。瓦の交換、ルーフィングの張り替え、外壁の高い位置での作業には専用の足場や安全器具が必要となります。
特殊な防水工法やシーリング技術が必要な修理も、素人では対応が困難といえます。プロによる修理では3ヶ月から1年程度の保証が付くことが多く、再発時の対応も安心です。
安全性と確実性を考慮すると、専門業者への依頼が最も合理的な選択となります。
雨漏り修理のご相談はトベシンホームにお任せください

項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | FCR株式会社(トベシンホーム) |
本社所在地 | 〒271-0064 千葉県松戸市上本郷2868-8 Googleマップ |
電話番号 | 0120-685-126 |
営業時間 | 8:00〜20:00 年中無休 |
トベシンホームは、関東圏で豊富な雨漏り修理実績を持つ外装リフォーム専門店です。
千葉・埼玉・茨城エリアの気候特性を理解した経験豊富な職人が、雨漏りの原因を的確に特定し、建物の状態に応じた最適な修理プランをご提案いたします。
当社の強みは、調査から修理、アフターフォローまでを自社スタッフが一貫して担当する体制です。
これにより品質の高い施工と適正価格を実現しています。雨漏りでお困りの際は、ぜひトベシンホームまでご相談ください。
まとめ
雨漏りは放置すると建物の劣化やカビの発生など深刻な被害をもたらします。適切な応急処置により被害の拡大を防ぎ、原因に応じた修理方法を選択することが重要です。
DIYでの対応は軽微な応急処置に留め、屋根での作業や原因特定が困難な場合は専門業者に依頼しましょう。
早期の対応により修理費用を抑制し、大切な住まいを長期間守ることが可能となります。

屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。