「窓枠から雨漏りしているけど、原因がわからない」
「DIYで応急処置できるのかな」
「業者に頼むとどのくらい費用がかかるんだろう」
このような悩みを抱えている方は少なくありません。
窓枠の雨漏りは、コーキングの劣化や外壁のひび割れなど様々な原因で発生します。放置してしまうと建物内部の腐食やカビの発生につながるため、早期対応が重要です。
しかし、原因の特定や適切な修理方法の判断は難しく、間違った対処をすれば症状が悪化する可能性もあります。
この記事では、窓枠雨漏りの主な原因から修理費用の相場、DIYでできる応急処置の方法まで詳しく解説します。
適切な知識を身につけることで、効率的に雨漏り問題を解決し、安心して暮らせる住環境を取り戻すことができるでしょう。
この記事のポイント
- コーキング劣化が最も多い原因
- DIY応急処置で被害拡大を防止可能
- 修理費用は5万円から100万円

トベシンホームは、関東に16店舗を構える地域密着型の外壁・屋根・雨漏りの専門家です。
専属職人による確かな施工や1,000件以上の施工実績からくる技術で、お客様のご要望に応じた施工をお約束します。
まずはお気軽にお問い合わせください。
窓枠の雨漏りの主な原因
窓枠からの雨漏りには複数の要因があり、それぞれ対処法が異なります。以下の主要な原因を理解することで、適切な修理方法を選択できるでしょう。
原因を正確に特定することで、効果的な修理を実施し、再発防止につなげることが可能です。
コーキングの劣化
窓枠と外壁の隙間を埋めるコーキング材の劣化は、雨漏りの最も一般的な原因です。
コーキングは紫外線や雨風の影響を受けて徐々に硬化し、5年から10年程度でひび割れや剥離が発生します。特に日当たりの良い南面や西面の窓では、劣化の進行が早くなる傾向があります。
ひび割れができると雨水の浸入口となり、窓枠周辺から室内への雨漏りが発生するのです。
施工不良
新築時や窓の交換工事での施工不良も、雨漏りの重要な原因となります。
防水シートや防水テープの施工ミス、貼り忘れ、不適切な位置への設置などが主な問題です。防水処理に不備があると、建物完成直後から雨漏りが発生することもあります。
建築から短期間で雨漏りが起きた場合、施工不良の可能性を疑う必要があるでしょう。
外壁のひび割れ
外壁材の劣化によるひび割れは、窓枠雨漏りの間接的な原因となることがあります。
窯業系サイディングなどの外壁材は、塗装の劣化により防水性能が低下し、吸水と乾燥を繰り返すことでひび割れが生じます。このひび割れが窓枠付近まで達すると、雨水が建物内部に浸入する経路となってしまいます。
特に窓の四隅周辺は構造的に負荷がかかりやすく、ひび割れが発生しやすい箇所です。
窓枠自体の劣化や破損
窓枠やサッシ本体の経年劣化も雨漏りの原因となります。
ゴムパッキンの硬化や剥離、サッシ部品同士の隙間の拡大、水切り部分の破損などが主な症状です。これらの劣化は10年程度で現れ始め、放置すると雨水の浸入だけでなく窓ガラスの脱落リスクも高まります。
引き違い窓では構造上わずかな隙間が存在するため、強風を伴う雨では特に注意が必要となります。
窓枠雨漏り修理の費用相場
窓枠雨漏りの修理費用は原因や修理範囲によって大きく変動します。部分的な補修から大規模な工事まで幅広い選択肢があるため、建物の状態に応じた適切な判断が重要です。
修理内容 | 費用相場 |
---|---|
コーキング打ち直し | 5万円~10万円 |
外壁部分補修 | 10万円~30万円 |
防水シート張り替え | 30万円~100万円 |
窓の交換工事 | 30万円~50万円 |
窓上屋根の修理 | 20万円~50万円 |
コーキングの打ち直しなど局所的な修理であれば比較的低コストで対応できますが、防水シートの張り替えが必要な場合は外壁材の解体を伴うため高額になります。
早期発見と適切な対処により、修理費用を大幅に抑えることが可能です。
DIYでできる窓枠雨漏りの応急処置方法
雨漏りが発生した際の迅速な応急処置により、被害の拡大を防ぐことができます。以下の方法を実践することで、専門業者による本格修理まで安全に対処可能です。
適切な応急処置を行うことで、建物への深刻なダメージを最小限に抑えることができるでしょう。
応急処置の具体的な手順
まず雨水の吸収作業から始めましょう。雑巾やタオルを雨漏り箇所に当て、定期的に絞り出すことで室内への浸水を防げます。
市販の吸水シートを活用すれば、より効率的に雨水を処理できます。カーテンや家具は濡れる前に移動させ、電気器具への影響を避けることが重要です。
雨漏り箇所が特定できている場合は、防水テープを貼り付けることで一時的な止水効果が期待できます。雨戸がある場合は閉めることで、雨の直撃を避けることも有効な対策となります。
DIYに必要な道具・材料
基本的な応急処置には、雑巾・タオル・吸水シート・防水テープが必要です。
吸水シートはペットシートでも代用可能で、大量の雨水を効率的に吸収できます。防水テープは簡単に剥がせるタイプを選ぶことで、後の本格修理に支障をきたしません。
ベニヤ板などで窓全体を覆う場合は、釘を使わず立てかける方法を採用しましょう。これらの材料はホームセンターで手軽に入手でき、緊急時にも対応しやすいです。
DIY修理のリスクと注意点
コーキング材での本格的な修理は避けるべきです。間違った場所への施工や不適切な手順により、雨水の流れが変わって新たな問題を引き起こす可能性があります。
DIYコーキングは後の撤去が困難になり、専門業者による修理費用が高額になるリスクもあります。高所での作業は転落の危険があるため、2階以上の窓では無理をしないことが大切です。
応急処置は一時的な対策であり、根本的な解決には専門業者への依頼が不可欠であることを理解しておきましょう。
プロに依頼すべき窓枠雨漏り修理ケース
以下の状況では専門業者への依頼が必要となります。適切な判断により、安全で確実な修理を実現できるでしょう。
これらのケースでは専門知識と技術が不可欠であり、DIYでの対応は危険を伴います。
広範囲に及ぶ雨漏り被害
複数の窓から同時に雨漏りが発生している場合や、建物内部の木材に腐食が見られる状況では、専門業者による総合的な診断が必要です。
カビの発生やシロアリの被害が確認された場合も、建物の構造的安全性に関わるため専門的な対応が求められます。このような広範囲被害では、部分的な修理では根本解決に至らないことが多いです。
早期の専門調査により、被害の全容を把握し適切な修理計画を立てることが重要となります。
原因の特定が困難なケース
雨漏りの発生箇所と実際の浸入口が異なることは珍しくありません。建物内部を雨水が伝って、離れた場所に症状が現れることもあります。
散水試験などの専門的な調査手法により、正確な原因特定が可能となります。間違った箇所を修理してしまうと、費用の無駄になるだけでなく症状の悪化を招く恐れもあります。
経験豊富な専門業者であれば、建物全体を総合的に診断し、真の原因を突き止めることができるでしょう。
高所作業や特殊工法が必要なケース
2階以上の窓や屋根に近い箇所の修理では、安全確保のための専門設備が必要です。足場の設置や安全器具の使用により、作業者の安全を確保しながら確実な修理を行えます。
防水シートの張り替えや外壁材の解体を伴う工事では、建築に関する専門知識が不可欠です。不適切な施工により建物の性能が低下したり、新たな雨漏りを引き起こしたりする危険性があります。
これらの作業は専門業者に委ねることで、安全かつ確実な修理を実現できます。
窓枠雨漏り修理のご相談はトベシンホームまで

項目 | 詳細 |
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会社名 | FCR株式会社(トベシンホーム) |
本社所在地 | 〒271-0064 千葉県松戸市上本郷2868-8 Googleマップ |
電話番号 | 0120-685-126 |
営業時間 | 8:00〜20:00 年中無休 |
トベシンホームは、関東圏で豊富な窓枠・外壁修理実績を持つ外装リフォームの専門店です。
千葉県・埼玉県・茨城県を中心に、地域の気候特性を理解した経験豊富な職人が、建物の状態に応じた最適な修理プランをご提案しています。
雨漏りの原因調査から施工、アフターメンテナンスまでを自社スタッフが一貫して担当することで、高品質な修理と適正価格を実現しています。窓枠の雨漏りでお困りの際は、お気軽にご相談ください。
まとめ
窓枠の雨漏りはコーキング劣化や外壁のひび割れなど様々な原因で発生し、放置すると建物への深刻な被害につながります。
DIYでの応急処置は被害拡大防止に有効ですが、根本的な解決には専門業者への依頼が不可欠です。
修理費用は原因と範囲により5万円から100万円まで大きく変動するため、早期発見と適切な対処により費用を抑制できます。信頼できる業者に相談し、建物の安全性を確保することが重要です。

屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。