「トタン屋根の雨漏りは自分で修理できる?」
「DIYと業者依頼、どちらを選ぶべきか判断できない」
「修理の手順や費用感を知りたい」
こうした疑問を抱えてトタン屋根の雨漏り修理を検討する方は少なくありません。
トタン屋根は築10年以上経過すると劣化による雨漏りが増えますが、症状によっては自分で応急処置ができるケースもあります。
本記事では、トタン屋根で雨漏りが起こる主な原因と、DIYで対応できるケース・業者に依頼すべきケースの判断基準を解説します。
DIY修理の手順や必要な道具、失敗を防ぐ対策も順に紹介するので、これからトタン屋根の雨漏り修理を検討している方はぜひ参考にしてください。
なお、雨漏り修理についてはこちらの記事で全て解説しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント
- トタン屋根の雨漏りは「サビや穴あき」「継ぎ目や釘周りからの浸水」「塗装の劣化」が主な原因
- 原因が明確で被害が軽度、勾配がゆるく安全に作業できる場合はDIY修理で対応可能
- 広範囲・原因不明・急勾配・火災保険活用予定のケースは業者依頼が確実
- DIYの応急処置は数千円〜数万円程度、業者依頼は工事範囲によって数万円〜100万円以上

トベシンホームは、東京・千葉・埼玉・茨城に12店舗を構える外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理の専門店です。
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トタン屋根で雨漏りが起こる主な3つの原因

トタン屋根の雨漏りは、主に3つの原因パターンに集約されます。
原因を正しく把握することで、DIYで対応できるかどうかの判断もしやすくなります。
3つの原因それぞれの特徴を順に解説していきます。
原因1:サビや穴あき
トタン屋根は金属素材のため、経年でサビが発生し進行すると穴があくケースがあります。
とくに築10年以上経過した屋根では、サビによる小さな穴から雨水が侵入する事例が多く報告されています。
サビは水分と酸素の接触で発生するため、塗装の劣化が進むと加速度的に広がる傾向です。
小さな穴あきはコーキングや防水テープで応急処置できますが、広範囲のサビは葺き替え検討が必要になります。
原因2:継ぎ目や釘周りからの浸水
トタン屋根のパネル同士の継ぎ目や、固定用の釘周りから雨水が浸入するケースも多く見られます。
長年の温度変化で釘が浮いたり、シーリング材が劣化して隙間ができたりすると、その部分から雨漏りが発生します。
継ぎ目や釘周りの補修は、コーキング材や防水テープでの応急処置が可能な範囲です。
ただし、複数箇所で同時に浸水が発生している場合は、屋根全体の劣化が進んでいる可能性があります。
原因3:塗装の劣化
トタン屋根の塗装は5〜10年を目安に劣化し、色褪せやチョーキング(表面に白い粉が付く現象)が発生します。
塗装が完全に剥がれると、金属面が直接雨風にさらされてサビの進行が加速します。
塗装の劣化そのものは雨漏りの直接原因ではありませんが、放置するとサビや穴あきにつながる根本要因です。
塗装劣化のサインが見えたら、雨漏り発生前に予防的な再塗装を検討しましょう。
トタン屋根の雨漏りをDIYで対応できるケース
トタン屋根の雨漏り修理をDIYで対応できるのは、以下の条件を満たすケースに限られます。
まず、雨漏りの原因箇所が明確に特定できていることが前提条件です。
次に、被害範囲が狭く劣化が軽度であること、そして屋根勾配がゆるく安全に作業可能な環境であることも重要になります。
これらの条件が揃うケースでは、コーキング材や防水テープを使った応急処置が有効な選択肢となります。
ただし、DIY修理はあくまで応急処置と割り切り、根本的な原因調査は後日専門業者に依頼するのが安心です。
トタン屋根の雨漏りを業者に依頼すべきケース
以下のケースに該当する場合は、DIYではなく業者依頼が安全で確実です。
まず、屋根全体にサビが広がっていたり腐食が進行していたりする場合は、部分補修では追いつかず葺き替えが必要になります。
次に、雨漏りの原因が特定できないケースや複数箇所で発生している場合は、専門機材による原因調査が欠かせません。
さらに、火災保険や補助制度の活用を予定しているケースでは、業者による現地調査報告書が申請に必要になります。
無理なDIY作業で被害を悪化させると、結果的に修理費用が大幅に膨らむため、判断に迷ったら業者に相談しましょう。
トタン屋根の雨漏り修理のDIY手順【5ステップ】

DIYで対応可能なケースであれば、以下の5ステップで進めましょう。
作業前には必ず天候と安全を確認し、無理な高所作業は避けることが大切です。
各ステップの内容を順に解説していきます。
また、自分でできる一般的な雨漏り修理に関して、より詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。

STEP1:必要な道具と材料を準備する
トタン屋根の修理には、複数の道具と材料が必要になります。
主な道具は、コーキング材・コーキングガン・防水テープ・ワイヤーブラシ・防錆プライマー・ウレタン塗料・ヘラ・軍手です。
滑りにくい靴と作業ヘルメット、安全帯などの安全装備も忘れずに準備しましょう。
初めての方は、DIY用の防水補修セットを購入すると道具の互換性で失敗しにくくなります。
STEP2:雨漏り箇所を特定する
雨漏り箇所を正確に特定することが、修理成功の第一歩になります。
雨の日や雨上がりに屋根に上がり、水が漏れている箇所や湿った跡を確認しましょう。
サビが進行して穴があいている箇所、継ぎ目のシーリング材が剥離している箇所、釘が浮いている箇所などが主な確認ポイントです。
特定が難しい場合は、無理をせず専門業者に散水調査を依頼するのが確実です。
STEP3:施工箇所の清掃とサビ落とし
補修箇所の周囲を丁寧に清掃し、サビや汚れを取り除きます。
ワイヤーブラシで表面のサビを削り落とし、ウエスで細かい汚れやホコリを除去しましょう。
サビが残った状態で防水処理を行うと、内部でサビが進行して補修効果が短期間で失われます。
清掃後は完全に乾燥させることも重要で、湿った状態での施工は密着不良の原因になります。
STEP4:防水処理(コーキング・防水テープ)
清掃・乾燥後の補修箇所に、コーキング材や防水テープで防水処理を施します。
小さな穴や隙間はコーキング材で充填し、広めの補修箇所や継ぎ目は防水テープを重ね貼りするのが効果的です。
コーキング材は変成シリコン系やウレタン系がトタン屋根に適しています。
充填後はヘラで表面を均し、余分なコーキング材を除去して仕上げましょう。
STEP5:仕上げ塗装
防水処理が乾燥したら、金属用の防錆プライマーを下塗りし、ウレタンまたはシリコン系の塗料で仕上げ塗装を行います。
塗装により補修箇所を保護し、周辺のサビ拡大も同時に防げます。
下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本で、それぞれの塗料が乾燥してから次工程に進むことが重要です。
塗装作業は天候の安定した晴天日に、丁寧に進めましょう。
DIY修理に必要な道具と費用の目安
トタン屋根の雨漏り修理をDIYで行う場合、道具と材料費は初回で約1万円〜2万円程度が目安になります。
主な道具・材料の内訳は以下の通りです。
| 道具・材料 | 費用目安 | 用途 |
|---|---|---|
| コーキング材 | 800〜1,500円 | 小さな穴・隙間の充填 |
| コーキングガン | 500〜1,500円 | コーキング材の充填 |
| 防水テープ | 1,000〜3,000円 | 継ぎ目・広めの補修 |
| ワイヤーブラシ | 500〜1,000円 | サビ落とし |
| 防錆プライマー | 1,500〜3,000円 | 下塗り防錆処理 |
| ウレタン塗料 | 3,000〜8,000円 | 仕上げ塗装 |
| 安全装備一式 | 2,000〜5,000円 | 軍手・ヘルメット・安全帯など |
初回はコーキングガンや工具の新規購入で2万円近くになりますが、2回目以降は消耗品のコーキング材のみで済ませられます。
また、雨漏り修理の費用についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

DIY修理で起こりがちな失敗と対策

トタン屋根のDIY修理では、初心者が陥りやすい失敗パターンがいくつか存在します。
代表的な3つの失敗と対策を順に解説していきます。
3つのパターンを知っておくことで、DIY修理の失敗リスクを大きく減らせます。
失敗1:応急処置では完全に雨漏りが止まらない
トタン屋根の雨漏りは、表面のコーキング補修だけでは根本原因が残ってしまうケースが多くあります。
見た目の水滴位置と実際の漏水経路が異なることも多く、間違った箇所を補修しても雨漏りが継続してしまいます。
対策として、雨天時に散水試験を行い、実際の漏水経路をたどってから補修箇所を決定することが大切です。
原因特定に自信がない場合は、無理せず専門業者の調査に切り替えることで、余計なコストや被害拡大を防げます。
失敗2:サビ落としが不十分で補修効果が短命に終わる
サビ落としが甘い状態でコーキングや塗装を施すと、補修下でサビが進行し数か月で剥離してしまいます。
金属素材のトタン屋根では、下地のサビ除去が補修効果の持続性を左右する最重要工程です。
対策として、ワイヤーブラシで表面のサビを徹底的に削り落とし、施工前に完全に乾燥させることが欠かせません。
サビが広範囲に及んでいる場合は、DIYではなく葺き替えを含めた業者依頼を検討しましょう。
失敗3:屋根から転落してケガをする
トタン屋根は表面が滑りやすく、DIY作業中の転落事故が非常に多く報告されています。
建設業の墜落・転落災害は年間14,539件・死亡281件と多発しており、専門作業員でも事故が絶えません。
対策として、勾配のある屋根には必ず安全帯を着用し、悪天候の日や早朝・夕方の作業は避けることが大切です。
少しでも不安を感じたら、すぐ作業を中止して業者への依頼に切り替えることが安全確保の基本になります。
業者依頼時の費用相場と選び方
業者にトタン屋根の雨漏り修理を依頼する場合、費用は工事内容によって大きく変わります。
費用相場と業者選びのポイントを、3つの観点から順に解説していきましょう。
3つの観点を押さえることで、施工品質と費用のバランスが取れた業者を選定できます。
工事範囲別の費用相場
トタン屋根の雨漏り修理を業者に依頼する場合の費用は、工事範囲によって大きく異なります。
| 工事内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 軽度の部分補修 | 数万円〜10万円程度 |
| 塗装込みの屋根全体メンテナンス | 30〜80万円 |
| 葺き替え工事(全面改修) | 100万円以上 |
軽度な補修で済むケースもある一方、劣化が進んでいる場合は葺き替えで根本解決するほうが結果的に費用を抑えられます。
現地調査で劣化状態を正確に把握したうえで、最適な工事範囲を決めることが大切です。
現地調査と見積書の透明性で判断する
信頼できる業者は、無料の現地調査で被害状況を写真付きで丁寧に報告してくれます。
屋根に上がっての目視確認や、屋根裏からの下地状態のチェックまで対応してくれる業者が理想的です。
見積書は「工事一式」ではなく、屋根材の製品名・使用量・単価・施工面積・保証内容が項目ごとに明記されているものを選びましょう。
透明性の高い見積書を提示できる業者であれば、契約後のトラブルが起こりにくくなります。
必ず3社以上の相見積もりを取る
適正価格を判定するために、最低3社から相見積もりを取ることをおすすめします。
1社だけでは費用相場の妥当性が判断できず、不要な工事や過剰な単価を見抜けないこともあります。
3社の見積書を比較する際は、費用の総額だけでなく、内訳の透明性や保証内容の充実度もあわせてチェックしましょう。
極端に安い見積もりは追加費用で結果的に高くつく場合もあるため、内訳の妥当性で判断するのが安全です。
火災保険を使った雨漏り修理については、次の記事 で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

雨漏り修理のご相談はトベシンホームへ

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 屋号 | トベシンホーム |
| 会社名 | FCR株式会社 |
| 本社所在地 | 〒271-0064 千葉県松戸市上本郷2868-8 Googleマップ |
| 電話番号 | 0120-685-126 |
| 営業時間 | 8:00〜20:00 (年中無休) |
トベシンホームでは、無料の現地調査から施工後のアフターフォローまで一貫して対応しており、DIYで対応可能かどうかの判断も含めてご相談いただけます。
屋根の状態を写真・動画でご確認いただけるため、修理の必要性を客観的に判断できます。
トタン屋根の雨漏りに気づいた段階で、お気軽にご相談ください。
トベシンホームの雨漏り修理事例
これまでに対応した雨漏り修理・防水工事の事例をいくつかご紹介します。
松戸市 H様邸

千葉県松戸市のH様邸では、築30年経過したベランダの防水層が劣化し、雨漏りリスクが高まっていました。
ウレタン防水を施工し、ベランダ全面の防水性能を回復させています。
築古住宅の防水改修として、建物本体への雨水浸入を長期的に防ぐ仕上がりになっています。
市川市 A様邸
千葉県市川市のA様邸では、ベランダ周りからの雨漏り懸念があり、防水工事とコーキング補修をご提案しました。
ベランダの防水処理を丁寧に施工し、雨漏りの再発リスクを大きく抑えています。
早期対応により、建物内部への被害を未然に防ぐことができた事例です。
久喜市 K様邸

埼玉県久喜市のK様邸では、屋根の劣化や外壁の色褪せなど家全体で経年劣化が進行していました。
屋根カバー工法と外壁塗装、ベランダ防水工事を組み合わせて全面的に対応しています。
複数工事の同時実施により、雨漏り対策と住宅全体の耐久性向上を同時に実現できました。費用帯は200万円〜250万円です。
トタン屋根の雨漏り修理についてよくある質問
ここでは、トタン屋根の雨漏り修理についてよくある質問をご紹介します。
- DIY修理と業者依頼、費用差はどれくらいですか?
-
A DIY修理の材料費は数千円〜1万円程度、業者依頼は工事範囲によって数万円〜100万円以上と大きな差があります。DIYは初期費用を抑えられる反面、施工品質や耐久性は業者に劣るケースが多くなります。長期的に安心して過ごしたい場合は業者依頼、応急処置として一時的に凌ぎたい場合はDIYと使い分けるのが賢明です。
- トタン屋根の寿命はどれくらいですか?
-
トタン屋根の耐用年数は15〜30年程度が一般的で、塗装のメンテナンス次第で寿命が変わります。5〜10年ごとの塗装で錆止め処理をしっかり行えば、30年近く使い続けられるケースもあります。築15年以上経過して塗装が剥がれてきたら、葺き替えを含めた本格的なメンテナンスを検討しましょう。
- DIY修理をした後に火災保険は使えますか?
-
DIY修理をしてしまうと、被害状況が改変された状態になるため火災保険の申請が難しくなる可能性があります。火災保険の活用を検討している場合は、DIY修理を行う前に保険会社と業者に相談することが重要です。被害発生時の写真をできるだけ多く撮影しておくと、後日の申請にも活用できます。
- コーキング補修はどれくらい持ちますか?
-
DIYでのコーキング補修は5〜10年、業者による打ち替えは10〜15年程度が耐久性の目安です。コーキング材の種類や施工品質、日射条件によって耐用年数は変動します。長期的な耐久性を重視するなら、業者による打ち替えを選ぶことをおすすめします。
- 屋根に上がっての作業は危険ですか?
-
屋根の高所作業は転落事故のリスクが非常に高く、専門作業員でも事故が絶えません。建設業の墜落・転落災害は年間14,539件・死亡281件と多発しており、DIYでの屋根作業は極めて危険です。安全帯や作業ヘルメットの装備は必須で、少しでも不安を感じたら業者に依頼するようにしましょう。
まとめ
トタン屋根の雨漏り修理は、原因が明確で被害が軽度・勾配がゆるく安全に作業できる場合に限りDIYで対応可能です。
DIYの材料費は数千円〜1万円程度、業者依頼は工事範囲によって数万円〜100万円以上と幅があります。
原因不明・広範囲・急勾配・火災保険活用予定のケースでは、必ず専門業者に依頼して安全と確実性を確保しましょう。
トベシンホームでは、無料の現地調査から施工後のアフターフォローまで一貫して対応しています。トタン屋根の雨漏りに気づいた方は、お気軽にご相談ください。
屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。

