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雨漏りのよくある原因7選!応急処置や業者に依頼すべきケースも解説

雨漏りに気づいたとき、

どこから漏れているのか分からない
放っておいても大丈夫?

と不安になる方は少なくありません。

雨漏りは見える場所だけでなく、屋根裏や壁の中、構造の隙間など、思わぬところから発生していることがあります。原因を正しく特定できなければ、応急処置をしてもすぐに再発してしまうこともあるため、初動の判断がとても重要です。

本記事では雨漏りのよくある原因や見つけ方、注意すべきポイントについて解説します。 

住宅の構造や経年劣化の影響、複数の原因が絡んでいるケースなど、幅広い視点で雨漏りの発生源を紐解いていきます。

どこをチェックすればいいの?

という方は、まず本記事を参考にしてみてください。

雨漏りの原因や症状、対処法がよくわからないという方は、まずは以下の記事をチェックしてみてください。

この記事のポイント

  • 雨漏りの原因は屋根だけでなく外壁や窓まわりなど多岐にわたる
  • 応急処置は効果的だが、根本解決には専門業者の診断が必要
  • 信頼できる業者選びが再発防止と安心施工のカギになる
外壁塗装・屋根工事・雨漏りならトベシンホームにおまかせください!

トベシンホームは、関東に16店舗を構える地域密着型の外壁・屋根・雨漏りの専門家です。

専属職人による確かな施工や1,000件以上の施工実績からくる技術で、お客様のご要望に応じた施工をお約束します。

まずはお気軽にお問い合わせください。

目次

雨漏りはどこから?雨漏りのよくある原因7選

雨漏りは「屋根から」と思われがちですが、実際には建物のさまざまな箇所が原因となって発生することがあります。そのため、単純に見える症状だけで判断せず、可能性のある部位を幅広く確認することが大切です。

ここでは、特に発生頻度の高い代表的な雨漏り原因7選を解説します。

それぞれの原因について、順に詳しく解説していきます。

屋根の破損・劣化

屋根は常に風雨や紫外線にさらされているため、建物の中でも劣化が進みやすい箇所です。瓦のズレや割れ、スレートのヒビ、防水シートの劣化などが進むと、そこから雨水が浸入します。

特に台風や積雪後に症状が表れやすく、見た目には分かりにくい内部破損があるケースも少なくありません。定期的な点検やメンテナンスを怠ると、徐々に雨漏りのリスクが高まります。

屋根に関しては、高所作業が必要になるため、異常に気づいたら速やかに専門業者に相談するのが安心です。

外壁のヒビ割れ・シーリング劣化

外壁のヒビ割れや、サイディングやALCパネルの継ぎ目に使用されているシーリング材の劣化は、雨漏りの原因としてよくあるパターンです。

シーリング材は日照や寒暖差によって硬化・ひび割れが起こりやすく、隙間から水が入り込むことで壁内部に浸水が広がります。ヒビの幅が小さくても油断は禁物で、内部の断熱材や構造材まで被害が及ぶこともあるので注意が必要です。

外壁は普段気づきにくいため、築年数が10年を超える場合は定期的な点検が推奨されます。

ベランダ・バルコニーの防水不良

ベランダやバルコニーは屋外に露出しているため、雨漏りのリスクが高い部位です。特に床面の防水層が経年劣化すると、ひび割れや剥がれが発生し、雨水が建物内部に浸入する原因になります。

また、排水口の詰まりによって水がたまり、想定以上の水圧がかかって漏水することもあります。防水層の種類によって耐用年数が異なるため、FRPやウレタン防水など施工された材料に応じて定期的な点検と再施工が必要です。

異変に気づいたら、早めの対応を心がけましょう。

サッシ・窓周りの不具合

サッシや窓枠まわりは、構造的に雨水が集まりやすい場所であると同時に、雨仕舞いが不十分だと雨漏りの起点になりがちです。特にシーリングの劣化や取付け不良、窓枠の変形による隙間から雨水が侵入します。

また、室内側で結露と見分けがつきにくい場合もあり、判断が難しいことがあります。サッシの下枠に水のしみ込み跡や黒ずみが見られたら、浸水の可能性を疑いましょう。必要に応じて防水処理やサッシ周辺の補修が必要となるケースが多いです。

天窓・換気口・設備貫通部からの浸水

屋根に設けられた天窓や換気ダクト、エアコンの配管まわりなど、外部との貫通部は雨漏りの発生リスクが高い箇所です。これらの周囲には防水処理が施されていますが、経年劣化や施工不良によって雨水が侵入する隙間が生じやすくなります。

特に天窓は構造上、水が溜まりやすい設計のものもあり、雨風が強い日に浸水する事例が多数報告されています。設備機器の入れ替え時にも隙間が生まれやすいため、交換時には防水の見直しが必要です。

構造的な弱点や施工ミス

建物の構造そのものに起因する弱点や、新築・リフォーム時の施工ミスも雨漏りの原因となります。たとえば、屋根と外壁の取り合い部や谷部分の処理が不十分だったり、防水層が断続していたりする場合、雨水の浸入を許してしまいます。

また、水平ラインでの防水が未処理であったり、勾配の不足により排水されず滞留するなど、設計や施工段階の不備が引き金になることもあるので注意が必要です。これらの不具合は長年放置されやすく、気づいたときには大規模修繕が必要なこともあるでしょう。

複数の原因が重なっていることもある

雨漏りの原因は1つに限られるとは限りません。屋根・外壁・窓まわり・防水層など、複数の部位に小さな不具合が重なり合うことで、最終的に雨漏りが発生するケースも多く見られます。

特に築年数が経過した建物では、防水や外装部材の劣化が進んでおり、原因の特定が難しいことがあります。断定的な判断で一部のみを修理すると再発する恐れがあるため、雨漏り調査は全体を視野に入れた多角的なアプローチが必要です。

専門業者による詳細な診断を受けることが再発防止のカギになります。

雨漏り原因を特定するための実践的な方法は?

雨漏りの修理において、最初に行うべきなのが「原因箇所の特定」です。見た目ではわからない場合も多く、的外れな対応では再発リスクが高まります。そのため、屋根や外壁、サッシまわりなど、原因となりやすいポイントをしっかり調査することが大切です。

ここからは、雨漏り原因を特定するための実践的な方法について解説します。

次に、具体的な確認手順について詳しく見ていきましょう。

屋根の点検方法と雨漏りの発見

屋根からの雨漏りは発見が難しいため、点検には慎重さと正しい手順が必要です。まずは地上から双眼鏡やスマートフォンのズーム機能を使って、瓦のズレ・割れ・変色、棟板金の浮きやめくれを目視確認します。

また、屋根裏に入れる場合は、日中に天井裏を確認し、光が差し込んでいないか、水染みやカビの臭いがないかもチェックしましょう。

屋根は高所で危険を伴うため、実際に登るのは専門業者に任せるのが安全です。点検後は気づいた箇所を記録しておくことで、業者との相談もスムーズになります。

外壁や窓周りの点検方法

外壁やサッシ周りからの雨漏りは、劣化や隙間の発生が原因であることが多く、見逃されがちです。点検の際は、シーリング(コーキング)が剥がれていないか、ひび割れが入っていないかを注意深く確認しましょう。

サイディング外壁の場合は、板同士の継ぎ目や窓枠の周囲が要チェックポイントです。窓の下枠に水の染みやサビ、変色が見られる場合も浸水のサインです。

雨が吹き込む方角にある壁面や、風の影響を受けやすい位置にある開口部は特に重点的に確認することが大切です。

雨漏りが疑われる部分の写真を撮って業者に相談

雨漏りの原因箇所を特定するには、実際の状態を記録することが非常に有効です。

室内での雨染み、水の垂れた跡、屋根や外壁のヒビなどをスマートフォンで撮影しておくことで、業者への相談がスムーズに進みます。特に、雨天時や直後にしか確認できない状態は貴重な証拠となるため、その都度記録しておくとよいでしょう。

また、複数箇所にわたる場合は、それぞれの位置関係が分かるように撮ると原因の推測精度が高まります。写真と合わせて、発見した日時や天候状況をメモしておくと、専門業者の診断にも大いに役立ちます。

業者がくるまで!自分でできる雨漏りの応急処置3選

雨漏りが発生しても、すぐに業者が駆けつけられるとは限りません。被害を最小限に抑えるためには、応急処置で雨水の侵入を一時的に防ぐことが重要です。ここでは、専門的な技術がなくても実践できる代表的な応急処置を3つ紹介します。

それぞれの方法を理解して、適切に対応しましょう。

防水テープを使ってひび割れやすき間を一時封鎖

防水テープは、屋根や外壁にできた小さなひび割れや隙間に応急対応するための便利な資材です。粘着力が強く、凹凸面にもフィットするため、雨水の侵入を一時的に防ぐことが可能です。

使用する際は、まず補修箇所をしっかり乾かし、汚れやほこりを取り除いたうえで貼り付けるのが基本です。濡れたままだと粘着が弱まり、効果が低下します。

防水テープはあくまで「一時的」な処置であり、長期間の使用には向きません。早めに業者に本格的な修理を依頼することが重要です。購入時は「屋外用」や「防水性能が高い」タイプを選ぶようにしましょう。

ブルーシートで屋根やベランダ全体を覆う

広範囲の雨漏りには、ブルーシートを使って屋根やベランダ全体を覆う方法が効果的です。雨水の侵入口を覆うことで、一時的に室内への浸水を防ぎます。ブルーシートはホームセンターなどで入手でき、土のう袋や重し、ガムテープ、ロープなどを使って風で飛ばされないようしっかり固定することが重要です。

ベランダでは床面に排水経路を確保しながらシートを敷くこと、屋根での作業は高所となるため非常に危険で、無理に登らないよう注意が必要です。二階以上の高所や勾配のある屋根では無理をせず、届く範囲で対応するか業者の到着を待ちましょう。

あくまでも短期間の応急対応として活用しましょう。

シーリング材・コーキング剤で隙間を埋める

シーリング材(またはコーキング剤)は、外壁やサッシ周りの隙間を一時的に埋めるために使用されます。

雨水が入りやすい部分を密閉することで、雨漏りの進行を防ぐことができます。使用する際は、施工箇所をよく乾燥させ、古いシーリング材が劣化している場合は取り除いてから新しい材料を充填しましょう。

市販の防水シーラーやカートリッジ式のコーキング材は、ホームセンターで手軽に購入可能です。ただし、下地に問題がある場合や、浸水経路が奥深い場合には効果が限定的です。

応急処置の後は、必ず専門業者による点検と修繕を依頼することが、雨漏りの再発防止につながるでしょう。

雨漏り業者に依頼するべきケースは?

雨漏りの中には、DIYでは対処が難しいケースも多く存在します。状況を誤って判断すると、修理が不十分となり、被害が広がってしまう恐れもあります。

ここでは、専門業者に依頼すべき代表的なケースを3つ紹介します。

上記のようなケースでは、無理せずプロに任せることが再発防止と安全確保のカギとなります。以下で詳しく解説します。

原因が特定できない・複数ある場合

雨漏りの発生源がはっきりしない場合や、複数の場所から漏水していると考えられる場合には、自己判断での修理はリスクが高くなります。水は屋根から壁や天井を伝って広がるため、目に見える箇所が必ずしも原因とは限りません。

構造内部のルートや、複数箇所の劣化・破損が同時に関係しているケースも多く見られます。このような場合、専門業者による詳細な現地調査と、サーモグラフィーや散水検査などを用いた正確な原因特定が不可欠です。

原因の把握が不十分なまま応急処置を行うと、かえって被害を悪化させる恐れがあるため、早めの業者依頼が賢明です。

屋根など高所の作業が必要な場合

雨漏りの修理が屋根上での作業を伴う場合、自分で対処するのは極めて危険です。特に2階建て以上や急勾配の屋根では、滑落や転落による重大な事故のリスクがあります。

高所での安全確保には、足場の設置や安全帯の使用が必須であり、素人には対応が難しい作業環境です。加えて、高所では風や雨の影響も受けやすく、施工ミスのリスクも高まります。

専門業者であれば、安全設備を備えたうえで、作業に慣れた職人が効率的かつ正確に対応可能です。高所作業が必要な場合は、無理をせず、必ずプロに依頼することが最も安全で確実な選択です。

雨漏りが再発している・広範囲に及んでいる場合

過去に修理を行ったにもかかわらず、再び雨漏りが発生している場合や、被害範囲が天井・壁・床など広域にわたる場合には、表面的な補修では対応できない可能性があります。雨漏りの再発は、修理方法が不適切だったり、原因が完全に解消されていなかったことが要因で起こることが多く見られます。

また、雨水が建物内部にまで浸透している場合、構造材や断熱材の劣化、カビ・腐食など深刻な被害を引き起こすおそれもあるので注意が必要です。

こうしたケースでは、原因の再調査と根本からの修繕が求められ、専門的な知識と技術を持つ業者の対応が不可欠です。早期の対応が被害拡大を防ぐカギとなるでしょう。

雨漏り修理業者選びで失敗しないためのポイント

雨漏り修理は、業者の選び方ひとつで結果が大きく変わります。適当に決めてしまうと、工事の質が低かったり、再発するリスクも高まります。

後悔のない修理を行うためには、信頼できる業者を選ぶための「見るべきポイント」を押さえておくことが重要です。

選ぶ際に確認しておきたいポイントは、以下の通りです。

  • 現地調査と見積もり内容が明確である
  • 施工実績や口コミ、評価が豊富にある
  • 工事後の保証やアフター対応が整っている

まず、現地調査を丁寧に行い、その結果に基づいて細かく見積もりを提示してくれる業者は信頼性が高い傾向にあります。また、実績や利用者の声を公開している業者は、自社の仕事に自信を持っている証拠です。

さらに、工事後の再発に対応する保証制度が整っているか、アフターサポートがあるかも重要な判断材料です。これらのポイントをしっかりチェックすれば、業者選びでの失敗を回避し、安心して修理を任せることができるでしょう。

雨漏り修理は信頼できる業者に相談しよう

雨漏りは放置すると被害が広がり、建物の構造自体に深刻な影響を与えるおそれがあります。そのため、修理を検討する際には「信頼できる業者」を見極めて依頼することが非常に重要です。

専門知識や施工技術に加えて、適正な価格と丁寧な対応がそろっている業者を選ぶことで、修理の質と安心感が大きく変わります。

相談する前に確認したいのは次のポイントです。

  • 対応実績や口コミ・評判が良いか
  • 現地調査と見積もりが丁寧で透明性があるか
  • 保証制度やアフターフォローがしっかりしているか

まず、過去の施工実績や口コミをチェックすることで、その業者の信頼性を測ることができます。見積もりや現地調査の段階で、工事内容や費用の説明が丁寧であることも信頼の証です。

また、万が一の再発時に備えて、工事後の保証やアフターサポートが明示されているかを必ず確認しましょう。こうしたポイントを満たす業者に依頼することで、安心して雨漏り修理を進めることができます。

雨漏り修理はトベシンホームにご相談ください

項目詳細
会社名FCR株式会社(トベシンホーム)
本社所在地〒271-0064
千葉県松戸市上本郷2868-8
Googleマップ
電話番号0120-685-126
営業時間8:00〜20:00 年中無休

雨漏り修理を検討されている方に注目していただきたいのが、関東エリアで外装リフォームを専門に手がける「トベシンホーム」です。

千葉・埼玉・東京・神奈川・茨城に店舗を展開し、累計5,500件以上の施工実績を持つトベシンホームは、屋根や外壁に関する深い専門性と高い対応力が特徴です。特に雨漏り修理では、現地調査から施工まで自社スタッフが一貫対応しており、原因箇所の見極めから再発防止策まで丁寧に対応しています。

加えて、補助金活用や火災保険に関する相談にも応じており、費用負担への配慮も行き届いています。緊急時には即日の応急処置も可能との記載があり、迅速な対応力も魅力のひとつです。

地域密着型で信頼を重ねてきた施工会社を探している方に、安心しておすすめできる存在です。

緊急時の対応も迅速で、最短当日での応急処置が可能です。まずは無料相談・無料点検から始めてみませんか?お電話・フォーム・から気軽にご連絡いただけます。

\まずは気軽にご相談ください!専門スタッフが丁寧に対応します/
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まとめ

本記事では、雨漏りのよくある原因や応急処置、業者に依頼すべきケースについて解説しました。

雨漏りは屋根だけでなく、外壁・サッシ・ベランダなど複数の部位が原因となることもあり、正確な原因特定が欠かせません。応急処置で一時的に被害を抑えつつも、再発を防ぐには信頼できる専門業者への相談が重要です。

業者選びでは、実績・対応の丁寧さ・保証内容をしっかり確認し、安心して修理を進められる環境を整えましょう。

この記事の監修者
増山親方
増山親方

屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。

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