屋根の劣化が気になり始めた方の中には、カバー工法という選択肢を提案される方も多いのではないでしょうか。費用を抑えて短期間で工事が完了すると聞くと、魅力的な工法に感じられるかもしれません。
しかし、屋根カバー工法は万能な解決策ではありません。既存の屋根の状態や建物の条件によっては適さないケースもあり、むしろ葺き替え工事など他の選択肢を検討したほうが良い場合もあるでしょう。
特に近年では、差し込み葺きという別の工法をカバー工法と称して提案する業者も現れており、適切な判断が難しい状況となっています。工事の成否は、屋根の状態を正確に診断し、適切な工法を選択できるかどうかにかかっているといえるでしょう。
この記事では、屋根カバー工法の仕組みから費用相場、メリット・デメリット、そして失敗しないための重要なポイントまで、詳しく解説していきます。あなたの家に本当に屋根カバー工法が適しているのか、判断の材料としてお役立てください。
また、屋根工事の種類と特徴については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

この記事のポイント
- 屋根カバー工法とは既存の屋根材を撤去せずに新しい屋根材を重ねて施工する工法である
- 屋根カバー工法の主なメリットは工事費用の削減、工期の短縮、断熱性・遮音性の向上である
- デメリットとしては屋根の重量増加、使える屋根材が限られる、既存の不具合が残る可能性がある
- 屋根カバー工法の費用相場は、1㎡あたり8,000~10,000円程度で、30坪程度の一般的な住宅では工事費用が100~150万円程度となる
- 屋根カバー工法の耐用年数は一般的に20~25年程度とされている
- 失敗しない屋根カバー工法のポイントは、屋根の状態を専門家に診断してもらうなど

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屋根カバー工法とは?

屋根の修繕方法を検討する際、「カバー工法」という選択肢を耳にする機会が増えています。この工法は、既存の屋根を撤去せずにリフォームできる工事方法として注目を集めています。以下では、カバー工法の基本的な仕組みから耐用年数まで詳しく解説していきます。
特に築20年以上が経過した住宅では、屋根の老朽化対策として検討する価値のある工法です。それぞれの要素について詳しく見ていきましょう。
屋根カバー工法の基本的な仕組み
屋根カバー工法は、既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねて施工する工法です。
主にスレート屋根やカラーベストと呼ばれるコロニアル屋根に対して行われ、古い屋根の上にルーフィング(防水シート)を敷き、その上から軽量の金属屋根材を被せていきます。
最大の特徴は、既存の屋根を活かしながら新しい屋根に生まれ変わらせることができる点です。従来の葺き替え工事と異なり、既存の屋根材を撤去する必要がないため、工期の短縮や廃材の削減が可能です。
また、二重構造となることで断熱性や遮音性が向上し、特に金属屋根材を使用する場合は雨音の軽減効果も期待できます。
屋根カバー工法の流れと工期
屋根カバー工法の一般的な工事期間は5日〜10日程度です。
まず、棟板金や雪止めなどの付属部材を取り外し、屋根全体の清掃を行います。その後、既存の屋根の上から防水シートを敷き、新しい屋根材を設置し、最後に棟板金や雨樋などの付属部材を取り付けて完了となります。
葺き替え工事が通常2〜3週間程度かかるのに対し、カバー工法は工期を半分程度に抑えることが可能です。また、既存の屋根材を撤去しないため、工事中の騒音や粉塵も最小限に抑えられます。
このため、近隣への配慮が必要な住宅地でも比較的スムーズに工事を進めることができる工法といえます。
屋根カバー工法の工程についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

屋根カバー工法の耐用年数
適切な施工で行われた屋根カバー工法の耐用年数は、一般的に20~25年程度とされています。使用する屋根材の種類や施工品質、環境条件によって多少の差はありますが、一般的な屋根材の寿命と同等の耐久性を期待することができます。
特に近年主流となっているガルバリウム鋼板などの金属屋根材を使用した場合、高い耐久性が期待できます。
ただし、定期的なメンテナンスは必要不可欠です。10年程度を目安に専門家による点検を行い、必要に応じて補修や部分的な修繕を行うことで、より長く安心して使用することができます。
屋根カバー工法の耐用年数についてはこちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

屋根カバー工法の費用相場を紹介
屋根カバー工法の費用は、建物の条件や使用する材料によって大きく変動する工事です。予算計画を立てる際には、基本工事費に加えて発生し得る追加費用まで把握しておく必要があるでしょう。以下では、標準的な費用相場から材料による価格差、追加費用が発生するケースまで詳しく解説していきます。
適切な予算設定のためには、まず自宅の条件に応じた概算費用を把握することが重要です。各要素について詳しく見ていきましょう。
屋根の広さ別の費用相場
屋根カバー工法の基本工事費は、1㎡あたり8,000〜10,000円が一般的な相場といえます。30坪程度の一般的な戸建て住宅の場合、屋根面積はおよそ100〜120㎡となるため、工事費用は100〜150万円程度となるでしょう。
ここに足場代として15〜20万円ほどが加算されます。屋根の形状が複雑な場合や、建物の高さによっては足場代が若干上昇する可能性があるでしょう。
ただし、葺き替え工事と比較すると、廃材処理費用が不要なため、総じて工事費用を抑えられる工法といえます。
屋根材別の費用の違い
最も一般的なガルバリウム鋼板を使用する場合、標準的な費用内で施工が可能です。しかし、断熱材付きの屋根材や高耐久の特殊屋根材を選択する場合は、追加費用が発生するのが一般的でしょう。
断熱材付きの金属屋根材を選択すると1㎡あたり2,000〜3,000円、遮熱性能の高い特殊屋根材であれば1㎡あたり3,000〜5,000円ほどの追加費用が必要です。ただし、これらの性能は光熱費の削減やより長い耐用年数につながるため、長期的な視点では投資価値の高い選択肢となるでしょう。
カバー工法の屋根材についてはこちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

追加費用が発生するケース
既存屋根の状態によっては、予定外の追加費用が発生することもあります。下地の補強が必要な場合は1㎡あたり3,000〜5,000円、貫板の交換が必要な場合は1本あたり3,000円程度の費用が加算されるのが一般的です。
また、雨樋の劣化が見られる場合は交換が推奨され、この場合10〜15万円の追加費用が発生する可能性が高いでしょう。このような追加費用を避けるためにも、事前の屋根点検で状態を把握し、必要な補修範囲を明確にしておくことが重要といえます。
屋根カバー工法3つのメリット
屋根カバー工法には、他の工事方法と比較して大きな利点があります。費用面から性能面まで、施主にとって魅力的なメリットを有する工法といえるでしょう。以下では、主要な3つのメリットについて詳しく解説していきます。
それぞれのメリットについて、具体的な数値や実例を交えながら見ていきましょう。
工事費用を抑えられる
屋根カバー工法の最大のメリットは、工事費用を大幅に抑えられる点です。
従来の葺き替え工事では必要だった既存屋根の撤去作業や廃材処分が不要となるため、一般的な葺き替え工事と比べて30~40%ほど費用を抑えることが可能です。
特に2004年以前に施工されたスレート屋根の場合、アスベストを含有している可能性が高く、葺き替え時の廃材処分には特別な処理が必要となるでしょう。カバー工法であれば、このような高額な処分費用を回避できる点も大きな利点といえます。
工期が短い
工期の短さも、カバー工法の大きな魅力です。既存屋根の撤去工程が不要なため、一般的な葺き替え工事の半分程度の期間で完了できます。標準的な戸建て住宅であれば、5~10日程度で工事が完了するのが一般的でしょう。
短期間で完了することで、近隣への騒音や粉塵の影響も最小限に抑えられます。また、天候不順による工期の延長リスクも低減できる点は、施主にとって大きなメリットとなるはずです。
断熱性・遮音性が向上する
既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねる工法であるため、結果的に二重構造となり、断熱性・遮音性が向上します。夏場の小屋裏の温度上昇を抑制し、冬場の熱損失も軽減できるでしょう。
特に金属屋根材を使用する場合、裏面に断熱材が施されているものも多く、さらなる断熱効果が期待できます。また、二重構造による遮音効果は、雨音の軽減にも大きく貢献するため、生活環境の改善にもつながる利点といえます。
屋根カバー工法3つのデメリット
メリットがある一方で、カバー工法にはいくつかの注意すべき点もあります。工事を検討する際には、これらのデメリットもしっかりと理解しておく必要があるでしょう。以下では、主な3つのデメリットについて詳しく解説していきます。
これらのデメリットを把握した上で、自宅に適した工法かどうかを判断しましょう。
屋根の重量が増加する
カバー工法では新しい屋根材を重ねるため、建物への負荷が増加します。一般的な金属屋根材を使用した場合、1㎡あたり約3~5kg程度の重量が追加されるでしょう。通常の建物であれば耐力的に問題となることは少ないものの、築年数が古い建物や耐震性に不安がある場合は注意が必要です。
特に豪雪地域では、積雪による重量も考慮しなければなりません。このような地域では、事前に建物の構造強度を確認し、必要に応じて補強工事を検討する必要があるかもしれません。
使える屋根材が限られる
重量制限の関係上、カバー工法で使用できる屋根材は軽量な金属系の材料に限定されます。重い瓦やセメント系の屋根材は使用できないため、デザインや素材の選択肢が比較的限られてしまうでしょう。
ただし、近年は金属屋根材の意匠性も向上しており、和風から洋風まで様々なデザインが用意されています。色調やテクスチャーにもバリエーションがあり、建物の外観イメージに合わせた選択が可能です。
屋根材別でカバー工法について詳しく解説した記事もありますので、是非参考にしてみてください。
ガルバリウム鋼板のカバー工法についてはこちらで解説しています。

アスファルトシングルのカバー工法についてはこちらで解説しています。

既存の不具合が残る可能性がある
既存の屋根をそのまま活かす工法であるため、下地の腐食や劣化が見過ごされるリスクがあります。特に雨漏りの痕跡がある場合、その原因を特定し、適切な補修を行わないまま新しい屋根材を重ねてしまうと、問題が深刻化する可能性があるでしょう。
このリスクを回避するためには、事前の入念な点検と診断が不可欠です。下地の状態によっては、カバー工法ではなく葺き替え工事を選択する必要がある場合もあるため、専門家による適切な判断が重要となります。
カバー工法のデメリットについてはこちらで詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

屋根カバー工法で施工できない屋根の種類と状態
カバー工法は多くのメリットがある一方で、すべての屋根に適用できるわけではありません。屋根の種類や状態によっては、施工そのものが不可能な場合もあるでしょう。
以下では、カバー工法が適さないケースについて詳しく解説していきます。
工事を検討する前に、自宅の屋根がカバー工法に適しているか、確認しておきましょう。
屋根カバー工法が適さない屋根の種類
カバー工法が適さない代表的な屋根材として、和瓦や洋瓦などの陶器製屋根が挙げられます。これらの屋根材は表面に凹凸があり、その上から新しい屋根材を均一に施工することが困難です。
また、重量のある瓦屋根の上にさらに屋根材を重ねることは、建物への負担が大きくなりすぎる点も問題となるでしょう。
このほか、金属製の瓦棒葺きや横葺き、縦葺きなどの屋根材も、カバー工法には適していません。これらの金属屋根は、そもそも軽量であることが特徴のため、葺き替えによる改修が一般的です。
屋根カバー工法で施工できない屋根の状態
既存の屋根に著しい劣化や損傷が見られる場合、カバー工法での施工は避けるべきです。特に雨漏りの形跡がある場合や、屋根下地の腐食が疑われる場合は、新しい屋根材を重ねても根本的な解決にはならないでしょう。
また、過去にカバー工法を実施した屋根への再施工も不可能です。すでに二重構造となっている屋根にさらに重ねることは、重量面での制約や施工技術的な観点から適切ではありません。
このような状態の屋根には、葺き替え工事による全面改修を検討する必要があります。
施工前の屋根別カバー工法についてそれぞれ解説した記事もありますので、是非参考にしてみてください。
スレート屋根のカバー工法についてはこちらで詳しく解説しています。

瓦屋根のカバー工法についてはこちらで詳しく解説しています。

屋根カバー工法と葺き替え工事の違いは?
屋根のリフォームを検討する際、カバー工法と葺き替え工事のどちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。それぞれの工法には特徴があり、建物の状態や予算によって最適な選択は変わってきます。
以下で、両者の違いを詳しく比較していきましょう。
屋根の状態や予算に応じて、最適な工法を選択することが重要です。
工事内容の比較
カバー工法と葺き替え工事では、施工方法が大きく異なります。それぞれの特徴を理解し、建物の状態に応じた最適な工法を選択することが重要です。
特にカバー工法は既存の屋根材を残すため、下地の状態確認が限定的になる点に注意が必要です。
一方、葺き替え工事では下地まで完全に露出させるため、腐食や劣化の状態を詳細に把握し、適切な補修が可能となります。
| 項目 | カバー工法 | 葺き替え工事 |
|---|---|---|
| 既存屋根の撤去 | 不要(そのまま活用) | 必要(完全撤去) |
| 下地工事 | 原則として不要 | 必要に応じて補修・張り替え |
| 新規屋根材の施工 | 既存屋根の上から重ねて施工 | 下地から新規施工 |
| 工事範囲 | 部分的な修繕が可能 | 基本的に全面改修 |
屋根葺き替えについては、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

費用と工期の比較
費用と工期は、工法選択の重要な判断材料となります。予算や工事可能な期間に応じて、適切な工法を検討しましょう。
ただし、カバー工法は一見費用が抑えられるように見えますが、既存屋根の状態によっては追加工事が必要となる可能性もあります。
また、葺き替え工事では廃材処理費用が必要となりますが、これは地域や屋根材の種類によって大きく変動することもあるでしょう。
| 項目 | カバー工法 | 葺き替え工事 |
|---|---|---|
| 標準費用(30坪) | 100~150万円 | 150~200万円 |
| 工期 | 5~10日 | 10~20日 |
| 廃材処理費 | 少額 | 20~30万円程度 |
| 追加費用の可能性 | 下地補強費用 | アスベスト処理費用 |
メリット・デメリットの比較
両工法には、それぞれ特徴的な長所と短所があります。建物の状態や将来的な改修計画を考慮しながら、総合的に判断することが大切です。特に築年数や建物の状態、予算、工期の制約など、様々な要因を加味して検討する必要があるでしょう。
また、将来的な売却や増改築の予定がある場合は、その時点での再工事の可能性も考慮に入れることが賢明です。
| 項目 | カバー工法 | 葺き替え工事 |
|---|---|---|
| メリット | ・費用を抑えられる ・工期が短い ・断熱性が向上する ・騒音や粉塵が少ない | ・下地から完全改修可能 ・屋根材の選択肢が多い ・建物への負荷が少ない ・長期的な耐久性 |
| デメリット | ・屋根材の選択肢が限られる ・建物への負荷が増える ・既存の不具合が残る可能性 | ・高額な費用が必要 ・工期が長い ・騒音や粉塵が発生 ・天候の影響を受けやすい |
失敗しない屋根カバー工法7つのポイント
屋根カバー工法を成功させるためには、いくつかの重要なチェックポイントがあります。事前の確認と適切な判断で、長く安心して使える屋根に仕上げることができるでしょう。
以下では、失敗しないための7つの重要なポイントについて詳しく解説していきます。
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
ポイント1:屋根の状態を専門家に診断してもらう
カバー工法の可否を判断する最も重要なポイントは、現状の屋根診断です。
一見問題がないように見える屋根でも、専門家の目で見ると様々な不具合が見つかることがあるでしょう。特に雨漏りの痕跡や下地の劣化は、素人目では判断が難しいものです。
また、建物自体の構造強度についても確認が必要です。カバー工法による重量増加に耐えられるか、専門家による適切な診断が不可欠といえます。安易な判断は、後々重大な問題につながる可能性があるため、必ず経験豊富な専門家に相談することをおすすめします。
ポイント2:築年数で工法の可否を判断する
築年数は工法選択の重要な判断基準となります。一般的に、カバー工法に最も適しているのは築10~30年の建物です。この時期であれば、屋根材の劣化が軽度で、下地も比較的健全な状態を保っているケースが多いでしょう。
一方、築40年以上の建物では、原則として葺き替え工事が推奨されます。長年の使用による下地の劣化や構造的な問題が懸念されるためです。
また築年数によって必要な補強工事も変わってくるため、事前に専門家と相談の上、適切な工法を選択することが重要です。
ポイント3:下地の補強が必要か確認する
既存屋根の状態によっては、下地の補強が必要となるケースがあります。特に野地板の腐食や劣化が見られる場合、そのままカバー工法を実施すると、新しい屋根材の支持力が不足する可能性があるでしょう。
このような場合、野地板の補強や張り替えなどの追加工事が必要となり、当初の見積もりより費用が膨らむことがあります。
予期せぬ出費を防ぐためにも、事前の入念な調査と、必要な補強工事の把握が重要となります。下地の状態が著しく悪い場合は、葺き替え工事を選択するほうが賢明かもしれません。
ポイント4:適切な屋根材を選択する
カバー工法で使用する屋根材は、重量制限を考慮しつつ、耐久性の高いものを選ぶ必要があります。一般的にはガルバリウム鋼板が推奨され、軽量で錆びにくい特性を持っているため、多くの現場で採用されています。
近年では断熱性能を高めた屋根材や、石綿を吹き付けた意匠性の高い製品なども登場しています。ただし、これらの高機能な屋根材は通常のものより重くなる傾向にあるため、建物の強度を考慮した選択が必要でしょう。気候条件や建物の状態に応じて、最適な屋根材を選びましょう。
ポイント5:見積書の内容を細かくチェックする
見積書には、工事範囲、使用材料、補強工事の有無など、具体的な内容が明確に記載されているか確認する必要があります。特に重要なのは、追加費用が発生する可能性のある項目です。下地補強や部分補修が必要になった場合の費用も、事前に確認しておきましょう。
また、保証内容や免責事項についても、しっかりと確認することが重要です。見積書の内容が不明確な場合は、必ず業者に質問し、詳細を確認しましょう。
屋根カバー工法の見積もりについてはこちらで解説していますので、是非参考にしてみてください。

ポイント6:実績のある業者を選ぶ
カバー工法を成功させる鍵は、信頼できる業者選びにあります。施工実績が豊富で、カバー工法に精通した業者を選ぶことが重要です。業者選びの際は、必要な資格の保有状況や保険加入の有無、アフターフォロー体制なども重要な判断材料となるでしょう。
見積もりは必ず複数の業者から取得し、価格だけでなく、提案内容や対応の丁寧さなども含めて総合的に判断することをおすすめします。
業者選びについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、是非参考にしてみてください。

ポイント7:保証内容を確認する
工事後の保証内容は、業者によって大きく異なります。一般的には10~15年の保証が付きますが、その保証範囲や条件は様々です。特に重要なのは、雨漏りなどの不具合が発生した際の対応方針や、定期点検の有無、補修時の費用負担などです。
また、保証書の内容をしっかり確認し、保管しておくことも重要です。業者の倒産や連絡が取れなくなるケースも想定し、保証内容は書面でしっかり残しておきましょう。
屋根カバー工法が適切なタイミング
屋根カバー工法を成功させるためには、適切なタイミングでの実施が重要です。一般的には築10~30年の時期が最適とされ、この時期であれば屋根の劣化が軽度で、工事費用も最小限に抑えることができます。
特に2004年以前に施工されたアスベスト含有のスレート屋根の場合、撤去費用が高額になるため、カバー工法による改修が経済的です。
ただし、雨漏りの形跡がある場合や著しい劣化が見られる場合は、築年数に関わらず葺き替え工事を検討する必要があるでしょう。
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| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | FCR株式会社(トベシンホーム) |
| 本社所在地 | 〒271-0064 千葉県松戸市上本郷2868-8 Googleマップ |
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口コミ・評判
施工に関する説明がとても良かったです。質問事項にも的確に答えが返ってきて安心感がありました。今回、屋根と外壁をお願いさせて頂きましたが、職人さんの迅速かつ丁寧な仕事ぶりに感謝しています。施工期間も非常に短期間で、仕上がりにも大変満足しています。
引用元:Google
施工内容のご説明にご安心いただけたとのこと、大変うれしく思います。
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引用元:Google
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施工実績
この事例では、所有アパートで発生した雨漏りの修繕をできるだけ費用を抑えて行いたいとのご要望を受け、コストパフォーマンスに優れた屋根カバー工法をご提案。
工事費用は約150〜200万円で、全面葺き替えに比べて大幅なコスト削減を実現。ガルバリウム鋼板を使用することで、費用を抑えながらも高い防水性と耐久性を確保しました。
結果として雨漏りは完全に解消され、見た目も美しく仕上がり、お客様にも『費用以上の満足感が得られた』と大変ご好評をいただきました。
続いて、こちらの事例では、雨樋の色褪せが気になったお客様からご相談を受け、点検の結果、屋根の劣化やひび割れを確認。
全面改修ではなく、コストを抑えながら耐久性と美観を回復できる屋根塗装工事をご提案しました。
工事費用は約100~150万円と、品質と費用のバランスを重視した内容です。
施工では高圧洗浄で汚れを落とし、下塗り・中塗り・上塗りの3工程を丁寧に実施。さらに軒天井の塗装も行い、屋根全体が明るく清潔感のある印象に。
耐久性の高い塗料により防水性と長寿命化を実現し、費用以上の満足感を得られる仕上がりとなりました。
屋根カバー工法についてよくある質問
ここでは、屋根カバー工法についてよくある質問をご紹介します。
- 屋根カバー工法の失敗事例にはどんなものがありますか?
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下地の腐朽見落としや雨仕舞い・ルーフィング不良で雨漏り、通気不足で結露・カビ、材料や重量の不適合が代表例です。
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軽量で耐久性のある金属が無難ですが、地域条件・既存屋根・断熱遮音の優先度で最適は変わります。
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屋根カバー工法に火災保険が適用されるケースについては、以下の記事で解説しています。
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基本的に雨天時の施工には様々なリスクが伴います。工事中の安全性や施工品質を確保するためには、天候への適切な対応が不可欠です。
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まとめ
屋根カバー工法は、既存の屋根を活かしながら新しい屋根に生まれ変わらせることができる、経済的で効率的な工事方法です。費用を抑えられることや工期が短いというメリットがある一方で、建物の状態によっては施工できないケースもあります。
成功のカギは、事前の入念な調査と適切な業者選びにあるでしょう。特に築年数や屋根の状態、予算などを総合的に判断し、カバー工法が最適な選択肢かどうかを見極めることが重要です。
専門家による適切なアドバイスを受けながら、建物に合った最適な工事方法を選択していきましょう。
屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。











