雨漏り調査の費用は0~30万円!調査方法別の費用と抑える4つの方法

「雨漏り調査にはいくらかかるんだろう」
「無料調査って本当に無料なの?」
「調査方法がたくさんあるけど、どれを選べばいいのかわからない」

雨漏りが発生した際、このような不安を抱える方は少なくありません。

雨漏りは放置すると建物の劣化が進み、修理費用が高額になってしまいます。早急に原因を特定して対処することが重要ですが、調査費用がどれくらいかかるのか心配になるのは当然のことでしょう。

実際、雨漏り調査には目視調査から散水調査、赤外線調査まで様々な方法があり、それぞれ費用や精度が異なります。

この記事では、調査方法別の費用相場から無料調査と有料調査の違い、費用を抑える具体的な方法まで詳しく解説します。

適切な調査方法を選ぶことで、確実に原因を特定しながら無駄な出費を抑えることが可能です。

この記事のポイント

  • 雨漏り調査の費用は0円~30万円
  • 修理前提なら調査無料の業者が多い
  • 調査報告書作成業者を選ぶべき
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目次

雨漏り調査の主な方法は5つ

雨漏りの原因を特定するための調査方法には、以下の5つがあります。

建物の構造や雨漏りの状況によって、適した調査方法は異なります。

目視調査

目視調査は、屋根や外壁、天井などを専門家が直接確認する基本的な調査方法です。

瓦のずれや割れ、外壁のひび割れ、シーリングの劣化など、目に見える劣化箇所を特定します。調査時間は30分から2時間程度で、脚立や梯子を使って実施されることが一般的です。

明らかな損傷箇所がある場合は有効ですが、雨水の浸入経路が複雑な場合は原因の特定が難しいこともあるでしょう。

散水調査

散水調査は、雨漏りが疑われる箇所に実際に水をかけて雨漏りを再現する調査方法です。

水道ホースを使用して浸入口に散水を行い、室内で雨漏りの発生を確認することで原因箇所を特定します。

実際の雨漏りを再現するため原因発見の確率が極めて高く、木造・コンクリート造・鉄骨造など建物の構造を問わず実施可能です。

ただし雨漏り箇所によっては半日から数日かかる場合もあり、時間と労力を要する調査となります。

赤外線サーモグラフィー調査

赤外線サーモグラフィー調査は、特殊なカメラで建物の温度分布を撮影して雨漏り箇所を特定する方法です。

雨水が浸入している部分は周囲より温度が低くなるため、赤外線カメラでその温度差を検知します。

天井や壁を壊すことなく調査でき、複数箇所の不具合を同時に発見できる可能性もあります。

高感度赤外線カメラという専門機材が必要で、天候や撮影角度が調査精度に影響するため専門知識が求められるでしょう。

発光液調査

発光液調査は、紫外線を当てると光る特殊な蛍光液を使用して雨漏り箇所を特定する調査方法です。

雨水の浸入口が疑われる部分に色の異なる発光液を流し込み、紫外線ライトを当てることでどの箇所からどこに雨水が流れているかを見分けます。

発光液は無色透明で目視では色が付いているとわからず、調査後も室内に色が残りません。

複数の雨漏り箇所を同時に調査できるため、マンションやビルなどのコンクリート造の建物で特に有効な調査方法です。

ドローン調査

ドローン調査は、小型無人航空機を使って屋根などの高所部分を撮影する調査方法です。

人が登ることが難しい急勾配の屋根や高所でも安全に状況確認ができ、足場を組む必要がないため調査時間も短縮できます。

撮影した画像から瓦のずれや破損、棟板金の浮きなど外観上の異常を発見することが可能です。

ただし内部の状態や雨水の浸入経路までは確認できないため、他の調査方法と組み合わせて実施されることが多いでしょう。

雨漏り調査方法別の費用相場

雨漏り調査にかかる費用は、調査方法によって大きく異なります。

建物の規模や調査箇所の数によっても費用は変動するため、事前の確認が重要です。

目視調査の費用相場は0~3万円

目視調査の費用相場は0円から3万円程度です。

修理を前提とした見積もり調査の場合は無料で実施されることが多く、調査のみを依頼する場合は有料となるケースが一般的となります。

脚立や梯子で対応できる範囲であれば追加費用は発生しませんが、高所作業が必要な場合は別途費用がかかることもあるでしょう。

調査時間は30分から2時間程度で、最も手軽に実施できる調査方法です。

散水調査の費用相場は0~30万円

散水調査の費用相場は0円から30万円程度です。

修理を依頼することを前提とした場合は無料となる業者も多い一方で、調査のみの依頼では5万円から30万円程度の費用が発生します。

建物の構造や大きさ、雨漏り箇所の数によって費用は大きく変動し、仮設足場や高所作業車が必要な場合はその分の費用が加算されるでしょう。

足場設置費用は1平方メートルあたり1,200円程度が目安となり、建物の規模によっては10万円以上かかることもあります。

赤外線サーモグラフィー調査の費用相場は2~20万円

赤外線サーモグラフィー調査の費用相場は2万円から20万円程度です。

戸建て住宅を対象とした基本料金は18万円程度が一般的で、調査報告書の作成費用も含まれます。

雨漏り箇所が複数ある場合は撮影枚数の増加により割増料金が発生し、1枚あたり2,500円程度の追加費用がかかるでしょう。

高層階の撮影で高所作業車が必要な場合は、作業車レンタル費用とオペレーター費用を合わせて6万円から8万円程度の追加費用が必要です。

発光液調査の費用相場は5~20万円

発光液調査の費用相場は5万円から20万円程度です。

特殊な蛍光液を使用するため必ず有料調査となり、調査箇所の数や建物の規模によって費用が変動します。

マンションやビルなどのコンクリート造の建物では複数箇所を同時に調査できるため、結果的に調査時間の短縮につながり費用対効果が高くなることもあるでしょう。

色の異なる発光液を使い分けることで、どの浸入口からどこに雨水が流れているかを正確に特定できる精度の高い調査方法です。

ドローン調査の費用相場は0~10万円

ドローン調査の費用相場は0円から10万円程度です。

修理を前提とした調査であれば無料で実施する業者も多く、調査のみの依頼では3万円から10万円程度の費用が一般的となります。

足場を組む必要がないため仮設費用を抑えられ、調査時間も1時間から2時間程度と短時間で完了するでしょう。

ただし外観の確認のみで雨水の浸入経路までは特定できないため、他の調査方法と組み合わせて実施されることが多い調査方法です。

無料の雨漏り調査と有料調査の違い

雨漏り調査には無料で実施される場合と有料となる場合があります。

無料と有料の違いを理解することで、自分に合った依頼方法を選ぶことができます。

修理前提の見積もり調査は無料が多い

修理を前提とした見積もりのための調査は、無料で実施される業者が多いです。

雨漏り修理の見積もりを作成するには原因の特定が必須となるため、目視調査や散水調査を含めた調査費用を修理費用に含める形で無料としています。

調査の結果、修理を依頼する場合は調査費用の負担はありませんが、調査後に修理を依頼しない場合は調査費用を請求される可能性もあるでしょう。

依頼前に調査費用の扱いについて確認しておくことが重要です。

調査のみ依頼する場合は有料となる

雨漏りの原因調査だけを依頼する場合は、有料となるのが一般的です。

建設業者からの依頼や調査報告書が必要な場合、修理は別の業者に依頼したい場合などは調査のみの契約となり、3万円から30万円程度の費用が発生します。

調査専門の業者では詳細な報告書を作成してくれるため、その後の修理計画を立てる際の重要な資料として活用できるでしょう。

調査結果を複数の修理業者に提示することで、より適切な見積もり比較が可能となります。

無料調査では簡易的な目視のみの場合もある

無料調査と謳っている業者の中には、簡易的な目視調査のみで終わらせるケースもあります。

脚立や梯子を使った外観確認だけで済ませ、散水調査などの本格的な調査は別途有料としている業者も存在します。

目視だけでは雨水の浸入経路が特定できず、あやふやな箇所をコーキングして様子を見ようと提案されることもあるでしょう。

無料調査を依頼する際は、どこまでの調査を無料で実施してくれるのか事前に確認することが大切です。

雨漏り調査費用を抑える4つの方法

雨漏り調査の費用を抑えるには、以下の4つの方法が有効です。

これらの方法を組み合わせることで、調査費用の負担を大幅に軽減できるでしょう。

方法①:複数業者から相見積もりを取る

複数の業者から見積もりを取ることで、調査費用や調査内容を比較できます。

同じ散水調査でも業者によって5万円から30万円と大きな価格差があるため、3社程度から相見積もりを取ることをおすすめします。

費用だけでなく調査方法の提案内容や調査範囲、報告書の有無なども比較することで、コストパフォーマンスの高い業者を選ぶことが可能です。

見積もりが相場から大きく外れている場合は、その理由を確認することも重要となります。

方法②:修理とセットで依頼して調査費用を実質無料にする

調査から修理までを同じ業者に依頼することで、調査費用を実質無料にできます。

多くの業者では修理を前提とした調査を無料で実施しており、散水調査や赤外線調査などの本格的な調査も修理費用に含まれる形で提供されます。

調査結果に基づいた適切な修理提案を受けられるため、二度手間にならず効率的です。

ただし修理内容や費用が適正かどうか判断するため、修理見積もりの内訳はしっかり確認しましょう。

方法③:火災保険の適用可能性を確認する

台風や豪雨などの自然災害による雨漏りの場合、火災保険の風災補償が適用される可能性があります。

保険が適用されれば調査費用だけでなく修理費用もカバーされるため、自己負担を大幅に軽減できます。

適用条件は被害発生から3年以内の申請であることや、経年劣化ではなく災害による損傷であることなどです。

加入している保険の補償内容を確認し、適用可能性がある場合は保険会社に相談してみると良いでしょう。

方法④:足場が不要な調査方法を選ぶ

足場設置が必要ない調査方法を選ぶことで、仮設費用を削減できます。

散水調査で足場を組む場合は10万円以上の追加費用がかかりますが、バルコニーや1階部分の雨漏りであれば脚立や梯子で対応可能です。

ドローン調査や赤外線調査も足場なしで実施できるケースが多く、調査費用を抑えられます。

建物の状況によって足場の必要性は異なるため、事前に業者へ確認して最適な調査方法を選択することが重要です。

雨漏り調査を依頼する際の注意点

雨漏り調査を依頼する際には、以下の3つの注意点を押さえておく必要があります。

これらのポイントを確認することで、トラブルを避けて適切な調査を受けることができます。

注意点1:調査報告書を作成してくれる業者を選ぶ

調査結果を詳細にまとめた報告書を作成してくれる業者を選ぶことが重要です。

簡易的な調査で済ませる業者は報告書を作成せず、そのまま修理工事に入る可能性があります。

報告書がないと雨漏りが再発した際に原因がわからず、再度調査が必要となってしまうでしょう。

調査報告書には写真や図面、原因箇所の特定結果などが記載され、将来的なメンテナンスの参考資料としても役立ちます。

注意点2:調査内容を事前に確認してから依頼する

依頼前にどのような調査方法を実施するのか、具体的な内容を確認しておきましょう。

無料調査と謳っていても目視のみで散水調査は別料金というケースや、調査範囲が限定されている場合もあります。

建物の構造や雨漏りの状況に適した調査方法を提案してくれるかどうかも、業者の技術力を判断する重要なポイントです。

調査にかかる時間や必要な設備についても事前に説明を受けることで、当日スムーズに調査を進められるでしょう。

注意点3:足場代などの追加費用の有無を確認する

見積もり時に足場設置費用や高所作業車費用などの追加費用が含まれているか確認が必要です。

散水調査では約9割の現場で足場が必要となり、1平方メートルあたり1,200円程度の費用が発生します。赤外線調査でも高層階の撮影には高所作業車が必要となり、6万円から8万円程度の追加費用がかかるでしょう。

基本料金だけを見て依頼すると、後から高額な追加費用を請求される可能性もあるため注意が必要です。

雨漏り調査ならトベシンホームにお任せください

項目詳細
会社名FCR株式会社(トベシンホーム)
本社所在地〒271-0064
千葉県松戸市上本郷2868-8
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電話番号0120-685-126
営業時間8:00〜20:00 年中無休

トベシンホームは、関東圏で豊富な雨漏り調査・修理の実績を持つ外装リフォーム専門店です。
千葉県・埼玉県・茨城県を拠点に、各地域の気候条件や建築特性を熟知した経験豊富な職人が、建物の状態に応じた最適な調査方法をご提案しています。

目視調査から散水調査、赤外線調査まで、雨漏りの原因を確実に特定するための調査体制を整えております。

調査から修理、アフターフォローまでを自社スタッフが一貫して担当することで、高品質な施工と適正価格を実現しているのが強みです。

雨漏りでお困りの際は、ぜひトベシンホームへご相談ください。

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まとめ

雨漏り調査の費用は調査方法によって0円から30万円程度と幅があり、目視調査、散水調査、赤外線調査、発光液調査、ドローン調査の5つが主な方法です。

修理を前提とした見積もり調査は無料となる業者が多い一方で、調査のみを依頼する場合は有料となります。

費用を抑えるには複数業者から相見積もりを取ることや、修理とセットで依頼すること、足場が不要な調査方法を選ぶことが有効でしょう。

依頼する際は調査報告書を作成してくれる業者を選び、調査内容や追加費用の有無を事前に確認することが重要です。

適切な調査方法を選んで確実に原因を特定し、早期の雨漏り解決を目指しましょう。

この記事の監修者
増山親方
増山親方

屋根工事45年のプロフェッショナル。日本瓦から最新屋根材まで3万件以上の施工実績を持ち、独自開発した「増山式耐風工法」は台風対策として業界で高評価。文化財修復にも携わりながら、職人育成学校での若手指導や各メーカーの製品開発顧問として、伝統技術の継承と革新に貢献。

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